研究目標

「重症心不全治療開発講座」開設の目的および研究目標

●講座開設目的
：重症心不全対策の推進

●研究目標
：「重症心不全の集学的診断・治療戦略の研究」および｢重症心不全に対応した先端的医療システムの構築｣

　具体的には、重症心不全治療を支える11本の柱、すなわち、

①CHF の薬物治療 (β-blocker，ACEI/ARB, aldosterone blocker hANP，PDE3-I, tolvaptan, Ivabradine)
②CHF の外科治療(CABG，左室形成，MVP)
③心臓再同期療法（CRT-D）
④心臓移植と免疫抑制療法（everolimus）
⑤心臓リハビリテーション
⑥補助人工心臓 (VAD)と術後管理 (VAC)
⑦心臓再生医療
⑧PH の薬物治療（ERA, PDE5-I, prostacyclin, riociguat)
⑨重症心不全に対するカテーテル治療（IMPELLA, MitraClip etc）
⑩重症心不全専門医の育成
⑪二次性心筋症の診療の充実化・専門医の育成　

を中心に集学的診断・治療戦略の研究を行い、重症心不全に対応した先端的医療システムの構築を目指します。