G47 睡眠障害

Sleep Disorder

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もっとも一般的な睡眠障害の種類としては、 (1)不眠症 : 数日から数年間にわたって、睡眠の開始ないし維持が困難になる症状です。他にも身体的ないし心理学的な疾患がある可能性があります。 (2)睡眠時無呼吸症:夜間に数百回にわたって30秒以上呼吸が停止する症状です。 大きないびきが前兆であることもあります。 (3)ナルコレプシー : 抗しがたい睡眠発作を起こす症状。 突然の睡眠発作や、昼間における過度の眠気、筋肉の衰弱、幻覚、突然のREM (Rapid Eye Movement=急速眼球運動の略で、睡眠段階のひとつ) 発作などを引き起こすことがあります。 (4)下肢不安症 : 動かすことによって解消する下肢の不快感、もしくは下肢に刺激を与える症候群のことで、 刺すような痛みや何かが這うような感覚を伴なうことがあります。 この不快感のために、快適な睡眠をとることができなくなります。 (5)過眠症 : 主たる症状は、最低でも1ヶ月以上にわたり過度の眠気に襲われるといったものであるが、睡眠不足といった明白な問題が原因でもなく、ナルコレプシー等の既知の要因が原因でもない。 そういった眠気の症状は、通常、幼児期の終わりごろや十代の頃、20代の初めごろに見られ始めます。 (6)悪夢障害 : 睡眠時や仮眠時に、後で正確に思い出せるような非常に恐ろしい夢を見て、何度も眼を覚ますといった症状をもつ障害。 (7)夜驚症 : 睡眠時にパニック状態の悲鳴と共に突然眼を覚ますといったことが繰り返し起こる障害。夢の詳細については全く覚えていません。 (8)夢遊病 : 睡眠時にベッドから起き上がり歩き出すといったことを繰り返す症状。眼を覚ましたときには、そのときのことを思い出すことはできません。 昼間に現れる症状の例としては、眠気、不安、集中力散漫、記憶障害、過敏症等があります。 (SOARホームページを参照)


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