F431 外傷後ストレス障害(PTSD)

Posttraumatic Stress Disorder

PTSD

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身体的障害が起きたり、その恐れにさらされるなど、精神的な恐怖や苦痛を経験した後に起きる極端な衰弱。 レイプや強盗などの暴力、自然災害や人災、事故、戦争など、トラウマにつながる出来事がPTSDの引き金になります。 PTSDに罹った多くの人はフラッシュバックを起こしたり、思い出したり、悪夢を見たり、不安感を抱いたりという形で過去を繰り返し再体験します。とくに、トラウマを呼び起こすような出来事に遭遇したり、そのような物を目にしたりしたときなどに起きやすくなります。毎年トラウマとなる出来事の起きた日が来るたびに症状が起きることもあります。感情の鈍麻や睡眠障害、うつ状態、不安、焦燥感、感情の爆発などが起きることもあります。 激しい罪悪感もよく表れます。 PTSDにかかった人はトラウマを思い出させるような事柄や、恐ろしいことを考えてしまうことを避けようとします。症状が1ヶ月以上続くことがPTSDの診断基準となります。 (SOARホームページを参照)


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