データベース管理委員会委員長

 平素より、国立大学病院データベースセンターの運営にご理解とご支援を賜り、厚く礼を申し上げます。

 本センターは、平成18年(2006年)に東京大学医学部附属病院に設置され、データベース管理委員会のもとで、各国立大学病院の様々なデータを収集し、そして、その結果を各国立大学病院にフィードバックするとともに、様々な政策提言に向けたデータ分析を行っております。
 本センターに集積されたデータは、国立大学病院に求められる課題の達成に向けた基礎資料として有効に活用されており、また、本センターの種々の活動が、国立大学病院の教育・研究機能が果たす社会的貢献及び高度先進医療並びに地域医療の最後の砦である国立大学病院の社会的存在意義を示すことに役立つよう、今後も継続して取り組みを行ってまいりますので、何卒、ご理解、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

(一社)国立大学病院長会議
データベース管理委員会委員長
筑波大学附属病院長 原 晃

国立大学病院データベースセンター センター長

 今年度より、岩瀬鎮男前センター長の後を引き継いで、センター長を拝命いたしました島居でございます。国立大学病院の発展のために、少しでもお役に立てるよう努力してまいりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、国立大学病院データベースセンター(以下、「DBC」という)は、平成18年(2006年)に東京大学医学部附属病院内に設置されて以降、各国立大学病院の様々なデータを収集・分析し、各国立大学病院の診療・教育・研究の発展のため、分析結果のフィードバックを行ってまいりました。また、平成22年度(2010年度)からの病院機能指標調査の実施に加え、令和3年度(2021年度)からは「医療の質指標ダッシュボード(Qid)」へ医療安全管理協議会と協働プロジェクトとして医療安全指標を公開するなど、各大学病院機能の向上指標づくりにも貢献してきたと考えております。

 また各調査に関する説明会の開催や「経営分析システム(A#)」の操作説明動画作成など、調査や分析をより分かりやすくするとともに、病院職員向け勉強会や地域医療レポートの発出などに取り組んでいます。

 現在、国立大学病院長会議のデータベース管理委員会・原晃委員長(筑波大学附属病院長)のもと、各委員および運営委員会等の関係者とDBCスタッフの努力により収集されたデータ間の整合性・定義の精査・新たなデータ収集計画等を立案して、センター機能を着実に発展させてきております。

 今後とも関係者と共に、国立大学病院の機能充実と管理運営の改善のために支援を続けていきたいと考えていますので、引き続き、DBCの活動に御理解・御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和5年4月1日
国立大学病院データベースセンター
センター長 島居 剛志
(東京大学医学部附属病院 病院長補佐・事務部長)