5歳8ヶ月 男性
要約)急性脳症
病歴)
原因不明の水頭症、精神発達遅滞、気管軟化症で生後2ヶ月時に気管切開施行され、他院でフォローされていた。 ◯年◯月◯日、15:30より意識混濁とチアノーゼを認め、直後に全身性の強直性間代性けいれんを認めたため、病院へ救急搬送された。けいれん重積で入院し、急性脳症に準じた集中治療と脳低温療法を行った。復温後も意識や自発呼吸の改善がなく、脳波では、全般性に平坦であり、脳の活動低下と判断した。
以降は昇圧剤を使用しながら維持していたが、感染に伴う全身症状の悪化のため◯年◯月◯日午後8時4分永眠された。午後9時55分Ai-CT実施。
処置)抗菌薬ハベカシン、メロペネム、昇圧剤、ドパミン、トプミン、抗利尿ホルモン剤、ミニリンメルト
Ai情報センター(小児死亡事例に対する死亡時画像診断モデル事業登録症例)