昨日のライブ配信

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東京フィルハーモニー交響楽団 首席ファゴット奏者の廣幡敦子さんが暗い過去（？）を打ち明けました。聴いて覚えている範囲ですが背景は、広島交響楽団をやめて東京フィルハーモニー交響楽団に入団したての頃。東フィルでは入団からしばらくの間、試用期間というか、他の団員の評価が悪いと解雇されることがあるということです。東フィルで解雇されたとして、もう辞めた広響に戻れるわけでもなく。試用期間が終わるまでとても心配で、少しでも他のメンバーに嫌われないようにと、渋谷オーチャードホールの公演の際に、食事をするのに楽屋で食べずにホールのある建物の外の階段で一人ぼっちになっていたそうです。

そんな苦労話を聞いたあとで演奏したシェラザードのファゴットのソロ部分、思いがこもっていてiPadの小さなスピーカーから出る音にも関わらず、思いが強く伝わってきました。