第３５回フッ素研究会・全国集会は、本年１０月１８日（日）主婦会館にて開催する運びとなりました。
午前の企画は、中国貴陽医学院の官教授の講演です。
同教授は故柳沢文徳東京医科歯科大名誉教授と面識があり、魏賛道教授と親しい先生です。
同教授は、慢性フッ素中毒の現状に精通し、分子生物学的にフッ素が神経伝達経路に
どう影響しているのか（ＩＱ低下など）のメカニズムを講演されるでしょう。
午後の教育講演は、公衆衛生学の観点から里見先生が問題提起されます。
今村先生は、県行政・フッ素推進側（歯科医師会等）との対峙を余儀なくされている現実を報告されます。
酒向さんは、水道水フッ素化を執拗に推進する行政側との攻防。
市民活動でフッ素化反対の新市長誕生の一翼担った成果と今後の課題を報告されます。
発行されるフッ素研究には、中立にして権威ある医学論文評価機関のコクラン報告（2015年）：
水道水フッ素化のむし歯予防効果の証拠はほとんどないとする科学的証拠や他の注目すべき情報が掲載されます。
１．開催日時 １０月１８日（日曜日）午前10:00～午後3:00
２．開催場所 主婦会館 プラザエフ 地下２Ｆ（クラルテ）
住所: 〒102-0085 東京都千代田区六番町15 電話:03-3265-8111
http://www.science-forum.co.jp/img/maps/plazaf.htm
３．参加費 １、５００円（フッ素研究並びに資料代を含む）
４．プログラム
１０：００－１０：１０ 開会挨拶（会長 成田
憲一）
１０：１０－１２：００ 講演：中国の石炭燃焼型フッ素症の地域的発生
官 志忠 教授 （中国貴陽医学院 病理、分子生物学）
１２：００－ １：００ 昼
食 評議員会
（1）１３：００－１３：５０ 講演：むし歯予防にフッ化物利用の公衆衛生学的評価
里見 宏 健康情報研究センター（公衆衛生学博士）
（2）１３：５０－１４：２０ 集団フッ素洗口の現状と課題
今村 邦予（いまむら くによ） 熊本県教組養護教員部長
（3）１４：２０－１４：３５ 講演と報告への質疑
（4）１４：３５－１４：５０ 民意の勝利～フロリデーション推進中止へ
酒向（さこう）智美 子どもの歯と健康を考える会 代表
（5）１４：５０－１５：００ 閉会挨拶 主婦連合会
（問い合わせ先：秋庭賢司 FAX ０４２－７５４－００１９）