日本ACP研究会 第9回年次大会

The 9th Annual Meeting of the Japanese Association for Clinical Research on Advance Care Planning (JACRA)


第9回 日本アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会 年次大会

日時:    2024年9月21日(土)10:00〜17:00
後援:    北海道、札幌市、北海道医師会、札幌市医師会、北海道病院協会、
       全日本病院協会北海道支部、北海道看護協会、
       北海道医療ソーシャルワーカー協会、北海道社会福祉協議会
大会テーマ: 「ACPサイクルでつなぐ人生会議〜話す、残す、伝える、見直す〜」
会場:    北海道立道民活動センター(かでる2・7)
開催方法:  会場参加型
      ※メイン会場のみオンライン・後日オンデマンド配信(予定)
大会長:   福田直之(札幌総合法律事務所 弁護士)
       澤田 格(社会医療法人恵和会 西岡病院 内科部長)
内容:    
  特別講演「令和6年度診療報酬改定について
              〜意思決定支援に関する指針を中心に(仮)
    厚生労働省保険局医療課長 林 修一郎
  教育講演「ACPに必要なコミュニケーションスキルを磨くには」
    一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会 代表理事 小澤 竹俊
  シンポジウム@「医師と看護師で語る病院でのACP〜ACP学びのサイクルの提案」
  シンポジウムA「介護施設×救命医×弁護士〜ACPサイクルと臨床倫理課題を語る」
  シンポジウムB「ACPが難しい事例とは〜#ACPサイクル#救急医療#身元保証人不在#チーム形成
  ディスカッションルーム@「在宅・高齢者施設等でのACP〜ACPサイクルと多職種連携」
  ディスカッションルームB「嚥下機能と誤嚥性肺炎〜ACPサイクルを意識した多職種連携」
  ディスカッションルームA「在宅支援におけるACP〜地域包括支援センター×弁護士×医師」
  演題発表、企業展示 等

※参加登録の方には、オンデマンド配信URLを登録メールに配信しました。
 メール未受信の方は事務局までお知らせください。
※オンデマンド視聴期間は2024年12月末までです。

 

年次大会参加申込要項

対面参加+後日オンデマンド 申し込みを締め切りました

後日オンデマンド      申し込みを締め切りました

 ※追加申込等のご相談は下記の事務局までお問い合わせください。
 ※オンデマンド配信資料は登録メールアドレスに10月中に配信予定です。

 

日本アドバンス・ケア・プランニング研究会 第9回年次大会 開催のご挨拶

 このたび、日本アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会第9回年次大会を北海道札幌市の地で久々に現地開催(一部オンデマンド配信を予定)の形で準備させていただくこととなりました。新型コロナウイルス感染症により、本ACP研究会年次大会はここ数年、他の学会や研究会と同様にオンラインでしか行うことができず、ACPに興味のある方々、理解を深めようと思っている方々をはじめ、ACPの取り組み方に困っている方々の熱いニーズに、充分に応えることができない時間が経過してしまいました。今回は久しぶりの現地開催として企画いたしました。会場で顔と顔を合わせることができる利点を活かし、発表と質問の時間だけでなく、会場外を含めた場面で、参加者同士が議論し、悩みを共有することができる場として利用していただけたら光栄です。

 今回の大会テーマは「ACPサイクルでつなぐ人生会議 〜話す、残す、伝える、見直す〜」としました。「ACPサイクル」とは私たちの造語です。ACPは「話す」ことから始め、その内容を「残す」、身近な人に「伝える」、そして折に触れて「見直す」、という一連のプロセスを「ACPサイクル」と名付けました。何度か繰り返して見直すことで、ご本人らしい真のACPが形成され、それをしっかりとつなぎ、実際の場面で支障なく適応できる事が理想ではあります。そして、「ACPサイクル」は、結果や結論ではなく、そのような形成過程、プロセス自体も極めて重要であり、ご本人、ご家族、医療者等の納得感、達成感が醸成されるものと考えております。とはいえ、実際にはなかなか理想通りにいかない現実もあろうかと思いますが、そのもどかしさを含めてご参加の皆様と共感、共有したいです。

 ACPの真ん中のCは"Care"であり、ACPは医療介護従事者が行うものだとイメージされている方も多いと思います。今回、ACPという医療や介護の領域に法律家も加わって、あるいは、法律家が加わることでACPの枠組みを越えて、様々な場面でご本人の人生を考え、様々な職種や立場で人生会議を考える、そんな大会にしたいと思っています。今回私たちは基調講演やシンポジウムのほか事例検討会の場を設けることを企画しています。ACP相談の活動を担う様々な立場から、その難しさを議論しあえる時間を共有することで、参加される方々が日常業務で抱える問題の解決策のヒントが見つかることを期待しています。

 本大会参加の後は、北海道の秋の景色と味覚をたっぷりと堪能していただき、観光にもお出かけいただければと存じます。

 最後になりますが、たくさんの演題のご応募と研究会へご参加いただけることを心よりお待ち申し上げます。

大会長写真日本アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会
第9回年次大会 大会長

福田 直之 (札幌総合法律事務所 弁護士)
澤田  格 (社会医療法人恵和会西岡病院 医師)

(福田 直之氏)(澤田 格氏)

 

プレ企画(オンライン開催)

 

 

 

 

 

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