日本社会薬学会「学部学生優秀発表賞」について

2016/03/08

日本社会薬学会では、2000年の年会から、学会における一般発表演題を対象に、 優秀発表を「SP賞」(SPはSocial Pharmacyの頭文字に由来)として表彰してきました。 近年、年会への学部学生の参加や演題発表が増加していることから、日本社会薬学会では、 学部学生会員による学術活動への一層の期待を込めて、 年会「学部学生優秀発表賞」を創設することになりました。

1. 35年会(2016年9月10-11日、札幌開催)から創設します。
2. 「学部学生優秀発表賞」の選考は、筆頭発表者が薬学(6年制・4年制)ないし
その他の学部の学生会員である発表を対象とします。
大学院生の会員が筆頭者の発表は、SP賞選考の対象とします。

3. 筆頭発表者は日本社会薬学会の学生会員ないし一般会員であることを要します。

4. 選考方法、表彰、賞品などは、SP賞に準じます。

 

学部学生優秀発表賞受賞記録

掲載の表にお気づきの所がありましたらお知らせくださるようお願い致します。

 

年度 年会会場 受賞者名 所      属 演     題    名
1 2016 北海道薬科大学 山菅友理子他 明治薬科大学公衆衛生・疫学 長期処方高齢患者に対する薬剤師の介入実態(薬剤師中間介入研究より)
2 2017 大阪薬科大学 森大樹他 北海道薬科大学薬事管理学分野 在宅における薬剤師関与の希望増加についての調査研究
3 2018 日本大学 矢島聖子他 岐阜薬科大学薬局薬学研究室 公的統計データを用いた薬局の薬剤師数分布に関する現状調査
4 2019 松山大学 清 悠人他 慶應義塾大学社会薬学部門 医師および患者による抗菌薬の不適正使用に対する薬局薬剤師の対応の実態
廣瀨由奈他 北海道科学大学薬学部 「患者のための薬局ビジョン」における薬局機能の実施状況や重要意識と属性での比較検討
5 2021 Web開催(高崎健康福祉大学、明治薬科大学) 髙橋優美他 明治薬科大学公衆衛生・疫学研究室 実臨床データを用いた遠隔転移膵がんに対するゲムシタビン+アブラキサン併用療法及びmodified-FOLFIRINOX療法の費用対効果分析
6 2022 昭和薬科大学 奥間瑞希他 熊本大学大学院生命科学研究部臨床薬理学分野 レセプト情報を用いたアセトアミノフェンおよび非ステロイド性抗炎症薬による消化管障害のリスクに関する検討
7 2023 昭和大学 浅岡 宝花他 昭和大学薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門 一般用医薬品における、外箱表示・添付文書の理解しやすさ、行動しやすさの評価
8 2024 第一薬科大学 栗山 琴音他 昭和大学薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門 市販薬の乱用を目的とした大量・頻回購入の抑止に繋がる販売体制の検討-1

 

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