目標
がん研究について、自分のペースで知識を深めていきましょう。
なぜ研究が必要なのか?
研究という営みについて理解する。
「知識」
・なぜ研究が必要なのかを学び、がん研究の意義を理解する。
・FINER(優れた研究テーマに必要な条件)について理解する。
「実践」
・なぜ研究が必要なのかを踏まえ、社会の役に立っている様々な研究について理解する。
研究を遂行するための研究構造(アウトライン)を理解し、研究計画がどのように立案されるのかを理解する。
「知識」
・研究のアウトラインを理解できる。
・PICO/PECOを理解できる。
・研究計画書、研究倫理委員会審査、研究費獲得文書、
文献レビューにでてくる用語を調べることができる。
「実践」
・研究計画書を踏まえて研究目的を抽出し、その研究のゴールについて議論できる。
・研究チームの構成について説明できる。
・模擬的な研究計画書を用いて議論ができる。
・研究協力者と分担者の違い、謝金と必要経費の違いを理解する。
研究方法とデザインについて質問できる。
「知識」
・基礎研究、臨床研究(治験・臨床試験)、観察研究を理解する。
・代表的な研究方法を理解する。
・研究デザインの代表的なものを列挙できる。
「実践」
・研究論文や研究事例がどのような研究方法、デザインを用いているか、
抽出し、疑問に感じたことを質問できる。
研究データ安全管理と研究成果の公表と活用について理解する。
「知識」
・研究結果に関連する用語について調べ、結果を理解することができる。
・研究で使ったデータをどう保管するのか(保管しなければならないのか)を学び、
安全管理という仕組みを理解する。
「実践」
・研究は何等かの形で社会へ還元される必要があり、学会発表から論文化までの成果物の
公表方法について学び、どのようなルールがあるのかを習得する。
・模擬または実際にいずれかの方法を実践する。
(例 学会の患者支援プログラムでポスター発表する)
・啓発時に留意すべき法規等を列挙できる。