必要性を見せる
6/27 6.活動の必要性を見せる技術【展開方法】
【テロップ】
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【ノート】
求められる変化を起こそうとするときに、生じやすい後ろ向きの状態があります。 それは、なんでやらなきゃならないの、そんなの自分に関係ない、誰かがやればいいじゃない、自分には何もできないよ、どうしたらいいかわからない、といった状態です。 この後ろ向きの状態を、前向きの状態へ、 つまり意思決定者や住民が、その活動の必要性を実感し、活動を起こす動機とそれに対する責任感を高め、さらに実現を確信し成果を予測できる、という前向きの状態に移るよう働きかける必要があります。 後ろ向きの状態を、前向きの状態にして、そして、望ましい姿に向けて求められる変化、つまり意思決定を導く。それを達成するために、活動の必要性を見せる技術、すなわち「価値を見せる」「資源を見せる」「エビデンスを見せる」ワザを発揮します。 もちろん、保健師自身が前向きの状態になっていて、望ましい姿をめざす意思を固めていることが、見せる公衆衛生看護技術を用いる前提であることは言うまでもありません。