見せる公衆衛生看護技術とは
4/7 4.活動の必要性と成果を意思決定者等に見せる
【テロップ】
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【ノート】
それでは、それぞれの見せる公衆衛生看護技術について、誰が、何のために、誰を対象にして、何を見せるのか。そしてそれを見せることによって、対象にどのような変化を期待するのかについて見ていきましょう。 活動の必要性を見せる技術の主な場面には、予算を投じる事業の必要性を意思決定者に見せる場面があります。 意思決定者とは、主に上司や、首長、議員あるいは議会を指します。 ここでは保健師が、地域の健康課題の解決・改善のために、意思決定者に、予算を投じる事業の必要性を見せます。 そして見せることによって意思決定者に期待する変化は、「知識・動機・責任感の向上」と「求められる新規事業の創設や既存の事業の改善、及び予算化の意志決定」です。 これと対の関係にあるのが、活動の成果を見せる技術のうち、予算を投じた事業の成果を意思決定者や関係者に見せる場面があります。 関係者とは、同じ部署や他部署の職員、外部の関係機関の多様な職種が想定されます。 ここでは、保健師が、地域の健康課題を解決・改善するために、意思決定者・関係者に、予算を投じた事業の成果を見せます。 見せることによって対象に期待する変化は、事業の成果に確認を得ること、事業予算と事業への協力を継続する意志決定を得ることです。