新聞社はまず読者のことを考え、 百貨店はお客さんのことを考える。 できるだけいい商品を安く提供したい。 もうけはその後です。
相手のことをまず思って、そのことがやがて自分にも廻ってくる。 自利と利他が同じなのです。 自利ばかり考えていたのでは駄目です。(…)
努力しながら人に真心を尽くす。それが同時に自己形成、 自己実現にもなっている。菩薩行というのは自利・即・利他なのです。---安田暎胤師、薬師寺新管主
わ、寝すぎた。なんてことだ。 目覚ましを合わせなかったばっかりに。
デヴィッドソンが死んだという情報が某氏から回ってくる。 あんまり知らない人だが、とりあえず合掌。
今日は夕方から某セミナーに出る予定で、日比谷まで行ったが、 (遅刻していたこともあり)どうしても行く気になれず、 けっきょく日比谷の某ファーストキッチンで時間をつぶしてしまう。 鬱だ。逃避だ。
夜は某スタバで勉強。長居する。
それから帰宅。
ちょっとベラーの勉強。
いろいろ〆切が…。とりあえず某書評と、某学会誌を優先させねば。
遅い晩ごはん。
たまっているガーディアンを読む。
グルジアで従来の薬に対する耐性をもった肺結核(MDRTB=multi-drug resistant tuberculosis 多剤耐性結核)が発生しているそうだ。 MDRTBの発生を恐れているWHOは以前から結核を治す薬を無料で配布するように 各国に要請しており、今回もドイツから薬が無料でグルジアに送られているそう なのだが、給料をもらえない医者が患者から金を取ったりしているため、 きちんと患者に薬が行きとどいていないらしい。 このMDRTB(「羽の生えたエボラ熱」と呼ばれることもあるそうだ) がヨーロッパ全域に広がるのではないかと心配されているそうだ。 (Guardian Weekly, August 14-20, 2003)
バリの爆弾テロの判決に関するガーディアンの社説がおもしろいので、 勝手に全訳しておく。
死の微笑 (Smile of death)
Amrozi bin Nurhasyim--バリの「笑う爆弾テロリスト」-- が死刑判決が出たときに勝ち誇って両腕を上げた光景は、 ひどく不快なものであった。 裁判のあいだ、 Amroziは彼が手助けしたおそろしい犯罪に対して、 少しの後悔の念を見せることもなかった。 米国や西洋や「ユダヤ人」に復讐しようと思ったという彼の主張は、 多くのイスラム教過激派が同じような目標を持っているのでなければ、 妄想として退けることができたであろう。 さまざまな信条と人種の202人の無防備な人を殺すことによって イスラム教に何らかの仕方で奉仕したというAmroziの信念は、 病的な精神のたわ言として無視することができたかもしれない。 しかし、判事たちは Amroziにこう言った、 「イスラム教は決して暴力を教えることはない。 お前には他人を殺戮する権利はない」。
インドネシアとそれ以外の国のイスラム教指導者たちは、 熱心な信者とされる人々の多くがなぜ判事たちと異なる意見を持つのか、 よく考えてみるべきである。 彼らはAmroziや彼の共犯者たちに、 殉教者の栄冠は彼らを待ってはいないことを教え、 悔悛しない殺人者たちにはイスラム教の名誉は与えられないことを教えるべきである。
Amroziの冷酷さが悲しむ遺族たちの怒りを激しくしたことは疑いなく、 中には銃殺はあまりに簡単すぎるので、ゆっくりと苦痛を味わって死ぬべきだ と言う者もいた。 しかし、英国から来た遺族を含めた他の人々は、 人間性の欠けていたAmroziによって、 彼ら自身の人間性が奪われてしまうことを拒んだ。 彼らは彼の死刑判決が軽減されることを望み、 彼が欲している象徴的な重要性を彼に与えないことを望み、 そして、彼が生きることによって、 やがて学ぶであろうことを望んだ。 彼らの忍耐は評価にあたいする。 リベリア、イラク、ニューヨークから、 パレスティナ、ルワンダ、ハーグ裁判所まで、 正義の探求は普遍的であり、終わりがなく、非常に不完全である。 正義がまったく存在しないこともしばしばである。 しかし、個人による復讐、集団--あるいは国家--による復讐は なんの救いにもならない。 彼らは希望に死刑を執行するのである。
(The Guardian Weekly, August 14-20, 2003)
あ、そうか、この社説はバリの爆弾テロリストの死刑判決を望まない人々を 誉めることによって、 暗にパレスチナ問題などの復讐の悪循環を批判するのが目的だったのか。 しかし、復讐が「正義」と主張する人々もいるしなあ。
まだ起きてる。 「カリフォルニアの電力危機をうまく管理できず、 しかも想像できないほど大きな赤字予算を生み出したせいで、 デイヴィス知事を支持する州民といえば、彼の家族ぐらいである」 (ワシントンポスト)。 `Davis has few supporters in the state beyond his family' という表現がおもしろいが、訳すとあんまりだな。 あ、訳が悪いのか。
まだ起きてる。ちょっとボーリングブルックとバークの政党論について勉強。
もう寝よう。
遅寝遅起き。が、近くで建築工事をしているせいで、 比較的早目に起きることができた。 今日は大学に行く予定。
某銀行で年金や市民税などを支払う。それから某スタバへ。目の前に朝日の社 説面を開いている進歩的知識人の女性が座っている。産経新聞を取り出すべき だろうか。
ベンタムの勉強。しっかり読まずに「こうに違いない」と推測するのではなく、 テキストの裏付けを得ること。
電車に乗って某大学へ。 今回初めて市営地下鉄に乗ってみた(根岸線じゃなかった)。 しかし、駅から大学まではかなりあるので、 歩いている途中に溶けてしまいそうになった。 なんとか地下鉄を大学方面にもう少し伸ばしてくれないかな。
WinSCPの3.2.1が出てたので 一応インストールしておいた。
椅子を二つくっつけて寝てた。せっかく大学まで来たのに、何をしてるんだか。
勉強。
まだベンタムの勉強。そろそろバスがなくなるので帰るか。
さっき帰宅。晩ごはんはそば、サラダ、モロヘイヤ、じゃこ。
う〜、眠いなあ。
そういえば、某本屋にネットで本を注文するようになってから、 記録を付けないまま大学に本がたくさんたまってしまったので、 もう記録をつけるのはやめにする。某本屋からは注文したデータを ダウンロードできるようだが、本屋で直接注文したやつもあるしなあ。
勉強。ベンタム。勉強量がまったく足りない。 いったい今まで何をしていたのだ。山にでもこもるべきなのか。
起きる。蒸し暑い。
「先生、阪神優勝しても授業あるんですか」とか、 関西の方では言ってるんだろうか。
昼、 大岡山から 地下鉄を乗り継いで三田へ。 1時間半ほど某エクセルシオールでベンタムの勉強をしたあと、 ウォーリック大学から来た某先生のセミナーに出る。 今関東の哲学者のあいだではSARSのように大流行している マクダウェルの話だったが、認識論(じゃないそうだが)の話は よくわからないので質問もできず、 終わってからさっさと帰ってくる。
某大学から駅まで歩いていると途中、 激しい夕立に降られ、びしょびしょになる。 自由ヶ丘に戻ってくるとまったく雨は降っていなかったが、 ついでなので某東急ストアで折りたたみ傘を購入。 まだまだプルーデンスが足りない。
駅前で蕎麦とかつおのたたきを食べてから帰ってくる。
ちょっと寝てしまう。
忘れないうちに書いておくが(すっかり忘れてたのだが)、 ここしばらくステレオフォニックスをずっと聞いているが、 聞けば聞くほど味の出るアルバムを作っていると思う。
阪神七連勝。どうなっているのか。
勉強中。古いメールを見て冷汗を書いたり。
昨日の大雨に伴う落雷で、山の手線が止まったりしていたそうだ (毎日)。 ちょうどこの時間帯に田町にいたが、 地下鉄だったので無事だった。 ついでに国会議事堂にも一発落ちたらしい。 「首相総裁選の前に不吉な…」などと言う迷信深い国会議員はいただろうか。
まだ起きてる。ついご飯を食べてしまう。
もう寝なければ。
わああ、なんでもうこんな時間なんだ。
勉強勉強。
夕方から某スタバで勉強。 ベンタム。
ゴーヤと豆腐が臨終まぎわだったので、適当に野菜炒めを作って食べる。 塩分を控えるために醤油は入れなかったが、やはり少し必要なようだ。
メモ。フロリダで、 中絶医を殺害した人工妊娠中絶反対派の囚人の死刑執行が行なわれたそうだ。 (BBC news)。
まだ起きてる。ベンタムの勉強。
やばい、また〆切が。
こんこんと寝てしまう。起きてから洗濯。 知らないうちにたくさんたまっていた。
夕方から夜中まで某スタバでベンタムの勉強。 しかし、ぜんぜん間に合わないのであった。
冷房のせいで気分が悪くなったところでさらに駅前でまずいカレーを食べてしまい、 体調を崩す。うう。
起きる。比較的早寝早起き。寝てる場合ではないのだが…。
日本でも最近ジェットコースターの脱輪事故があったと思うが、 ロサンジェルスのディズニーランドでも脱線事故があり、 一人死んだそうだ(朝日)。 気の毒。
昼はピザ。昼下がりから三田の現倫研を聴講に行く。 人生の意味と、社会的連帯の理由について考える。
夕方から有楽町に行き、 先日見損ねた『踊る大捜査線2』を観る。 官僚主義と現場主義の対立の話。 もちろん、良い上司がいればすべてはうまく行くのだろうが、 現実にはなかなか良い上司はいない。 なんにせよ、非常におもしろく作られている映画。 迫力あるので映画館で観る価値あり。B。
それから戻ってきて、駅前でそば。食べすぎたのか、 帰宅してからお腹を下す。うう。
南山大学 社会倫理研究所のウェブサイト。 今年春に就職した某氏が作ったそうだ。
とりあえず、早寝早起き。
今日の昼は、ちょっと横須賀の猿島に行ってきた。 ショッカーにでも会えるかと思ったが会えなかった。 帰りのフェリー(約90人乗り)に乗ろうとすると、 観光客とボーイスカウト(およびガールスカウト)が行列を作って待っている。 新幹線の時刻が迫っているので一本待つことになったら どうしようかと思っていたが、 幸運なことにぎりぎりで最初に来た便に乗ることができた。
夕方、新横浜から大阪へ。途中、爆睡する。 なんばで某友人に会い、彼の寮に泊めてもらう。 夜、一緒に『座頭市』を観る。 殺陣に迫力があり、音楽や踊りもおもしろい。 たけしの存在感もすごい。 が、カタルシスは『踊る…』の方が上のように思った。 もう一人くらい味のある脇役が必要だ。B。
昼はピラフ、夕方は駅弁、夜はピザとうどん。食べすぎだ。
遅寝早起き。昨晩は夜明けまで友人の部屋にあった『Beck』 という漫画を読んでいた。何をしてるんだか。
友人に車で駅まで送ってもらい、 南海とJR線を乗りついで三宮へ。 遠い。
朝に三宮に着いたので、 お昼まで某スタバで勉強。
それからみなでバスに乗って、 神戸市立フルーツ・フラワーパークというところにあるホテルへ。 すごい豪華なホテルで喜ぶ。
昨日は夕方まで公共性に関する勉強会をして、バイキング式の夕食をとり、 大きな風呂につかってから朝まで爆睡。
今朝は早起きして、やはりバイキング式の朝食をとったあと、 午前中は居眠りをしつつ公共性に関する勉強会。
昼はスパゲティを食べ、果樹園などを散歩。暑い。
午後も公共性の勉強。しかし、集中力が切れたのか、ついつい内職に走ってしまう。
晩ごはんを食べたあと、温泉に入る。
さっき帰宅。
今朝は夜明け前に起きだして某学会誌用の原稿を書き出すが、 やはり間に合わないことを悟り、寝てしまう。 なんとか朝食までに起きて食事をし、おみやげを購入。
午前中にちょっとだけミーティングがあり、 そのあとバスが来るまで原稿を書くが、やはりぜんぜん間に合わず。
みなでバスに乗って三宮の駅に戻り、某師匠らと昼食をとり、 新大阪へ。のぞみに乗って新横浜へ。途中、爆睡したり、原稿を書いたり。 やはり間に合わない。
駅からバスに乗って帰宅。家に帰ってメールをチェックすると、 ウイルスメールがこれまでにないほどたくさん来ている。 誰か知り合いもウイルスにやられているようだ。
あれをファクスで送信しろだの、これを送信しろだの、 いろいろ留守電にもメッセージが入っていたので、 面倒だがとりあえず片付ける。 コピーついでにコンビニで電話代も支払う。
しかし、某学会誌に投稿できなかったのは鬱だ。 今回反省すべきなのは、本ばかり読んでいて、 書くのが遅かったこと(いつものことだが)。 とりあえず、今度からはもっと早く原稿を書き始めることにしよう。 まず、この公共性の論文を書かなければ。
某氏からジェームズ・レイチェルズが死んだとのメール。 享年62才。ガンだったそうだ。合掌。 それにしても、ここ数年、よく有名人哲学者が死ぬな。 世代交代の時期なんだろうか。
最近、 試しにVerticalEditorというアウトラインプロセッサを使ってみている (最新版はここ)。 不思議なもので、原稿用紙のマス目があると、なんとなく文章を書く気になる。 が、ちょっとリンクまわりが面倒なので、iEditの方が優秀のようだ。 しかし、iEditは書きためるにはいいが、文章を書くのには今いちなんだよな。 どうすべきか。