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KODAMA'S (NEW) WORLD

ヨーロッパでは、生まれる児を堕胎することはあるにはあるが、滅多にない。 日本ではきわめて普通のことで、二十回も堕した女性があるほどである。

ヨーロッパでは嬰児が生まれてから殺されるということは滅多に、 というよりほとんど全くない。日本の女性は、 育てていくことができないと思うと、 みんな喉の上に足をのせて殺してしまう。

---ルイス・フロイス『ヨーロッパ文化と日本文化』


昨日 / 明日 / 2016年12月 / 最新 / はてな

この日の出来事


18/Dec/2016 (Sunday)

少し遅めに起床。少し某翻訳。シリアル、朝刊。

午前中は某宅急便が届くというので娘と留守番。しかし、お昼すぎになるまで 届かず、待ちぼうけ。カモにパンをあげたあと、しばらくウッドデッキで遊ぶ。 昼食も天気がよいのでウッドデッキで。

お昼すぎに某妻が大学から送った某プリンタと某PCが届いたので、 プリンタだけセットアップ。

昼下がり、娘と一緒に某新町通りのプールに行き、1時間ほど遊ぶ。 少しだけ泳ぐ。

夕方、某こども未来館で娘を遊ばせる。前の保育園の友達に出会い、 娘は喜んでいたようだ。

夜、帰宅して夕食。某PC(古いiMac)の再設定もする。 どうもメモリが足りないようなので、メモリを買い足すことに。

今日はゆっくりできてよかった。風呂に入ったら寝るべし。

先月の日記の整理。

夜中

娘が先に寝てしまったので一人で風呂。

VieraをWindows PC用のモニタにする

どうでもよいが、Viera TH-24C325をWindows用のディスプレイとして使ってみ たところ、画面の端が上下左右、切れる現象が起きた。ウェブで調べたところ、 Panasonicの場合はこれが仕様のようで、機種ごとに対応が違うようだった。 調べるのにだいぶ時間がかかったが、結局、メニュー→映像調整→画面の設定 →オーバースキャン→オフにするとサイズがちょうどになった。時間の無駄。 デフォルトでこのぐらい対応していてくれたら、人類が時間の無駄遣いをする ことを避けられるのに。

ただし、解像度は1280×720にしないと、文字が非常ににじむようだ。結論的 には、あまりディスプレイ用途には向いていないということだな。


18/Dec/2013 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

初台湾

かなり早起きして髭剃り、シリアル。某タクシーに乗って十条に行き、そこか ら乗り換えて関空へ。7時前に空港着。あとで某氏に教えてもらったところ、ウェ ブチェックインしておけばそこまで早く行く必要はないそうだ。

京大の先生で溢れ返った飛行機に乗り、お昼すぎに台北へ。そこからバスで一 時間ほど乗ったところにある国立台湾大学のキャンパス内のホテルにチェック イン。

昼下がり、某氏らとタイ料理屋で昼食。買い物して部屋に戻ってくる。少し昼寝。

夕方から明日の報告の準備。夜、何か食べに行こうかと思ったが、お腹も減っ ていないし面倒になったのでやめる。腹が減っていないのに惰性で食事に行く のはよくない、とかなんとか。

早く寝て早く起きることにしよう。

そういえば、『マンガで学ぶ生命倫理』の増刷が正式に決まったそうだ。感謝。


18/Dec/2012 (Tuesday/mardi/Dienstag)

校正、演習、飲み会など

遅めに起床。朝食、朝刊、シャワー、洗濯、雑用。

お昼前に自宅を出て、近所の蕎麦屋で昼食をとってから大学へ。

お昼すぎ、某翻訳作業、某校正など。

昼下がり、某演習。マッキーとかパーフィットとか。

夕方、明日の講義の準備や某校正作業など。

夜、四条烏丸の某台湾料理屋で某氏らと夕食。歓談。夜中に帰宅。

真夜中まで某校正作業。某マンガの校正なのだが、再校段階でもまだちらほら と間違いがあるので修正。自分で書くのもあれだが、おもしろい。


18/Dec/2011 (Sunday/dimanche/Sonntag)

今日も低調

明け方に娘に何度か起こされたが、すこし遅くまで寝る。体調はまだ完全では ない。某妻もまだ調子が回復せず。シリアル、古い新聞、雑用など。

明日の講義の準備をしていると、すぐに夕方になってしまう。娘の世話をした り、コンピュータをいじったり。

夜、少しラッセルの勉強。適当に夕食をつくって食べる。

夜中、お腹の調子が悪くなる。娘を風呂に入れる。明日もいろいろ仕事がある ので、そろそろ寝よう。と書いてから寝るまでに時間がかかるのだが。


18/Dec/2010 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

朝、ゴミ出しに起きてまた寝床へ。遅めに起きる。シリアル、シャワー。

哲学者の能力についての対話篇。 先日twitterで書いてみたものをまとめてみた。

今日はいくつか関連した研究会がある気もしたが、終日オフということにして、 お昼すぎに歩いて巣鴨に行き、しばらく漫画喫茶でchill outする。 『MAJOR』が堂々完結。おもしろかった。

それから地下鉄で本郷に行き、某ラーメン屋で遅めの昼食。 夕方、研究室で一瞬休憩したあと、プールで30分ほど泳ぐ。

夜、いったん帰宅したあと、某妻と一緒に池袋に行き、 上京中の某氏と中華料理を食べながら歓談。青島ビール。

そのあと、喫茶店を探してしばらくさまよい歩き、 某高級喫茶店で一服してから某氏と別れ、帰宅。 今日は終日天気が良かったせいか、夜は放射冷却で冷えたようだ。寒かった。

良い休日だった。これから新聞を読もう。


18/Dec/2009 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

朝、早起き。シャワー、朝食。

歩いて大学へ。午前中、煮詰まったので哲学の道を散歩。 一時間半。残念ながら、哲学の神は降りて来ず。 『善の研究』もまともに読んでないからな。

お昼すぎから某集中講義。最終日。 ○命倫理、脳科学における功利主義と直観主義など。 最後はオチが付かなかったが、まあなんとか無事に終わっただけマシ。

一旦帰宅し、夜、某先輩夫妻と三条で夕食。ビール。

夜中に帰宅。もう寝るべし。

そういえば、一昨日か昨日、USBメモリを一つ失くしてしまったようだ。 もったいない。


18/Dec/2008 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

昼下がり

朝、定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。定時出勤。

午前中は雑用と某院生の指導。お昼は某ランチョンセミナー。

昨晩は深酒をしたせいか、やたらと眠いので、お昼すぎに少し仮眠。 今日は時間に少し余裕があるので楽。ちょっと落ち着いて考え事をしよう。

真夜中

昼下がり、考え事。夕方、後楽園の某区役所に行き、 パスポート用の戸籍抄本をもらってくる。某妻に借りた矢野顕子を聞き、 遊び心が大切だよなあと思う。そのあとも研究室でメールのやりとりや考え事。

夜、水泳に行こうかと思ったが、 ちょっと体の調子が悪そうなので、やめておく。prudence. ようやく一息ついたと思ったら、風邪を引きそうだ。代わりに朝刊を読む。

夜、少し遅めに帰宅。夕食、夕刊。ソファで少し寝る。 それから食器を洗って二階の勉強部屋へ。

それにしても心に余裕がない。有給でも取って温泉に行きたいところだが、 もうすぐ正月なので有給を取る意味がない。

そういえば、来年、二三年ぶりにロンドンに行けそうだ。 それを楽しみに生きることにしよう。


18/Dec/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

夜中

今日のこと。

真夜中

勉強するつもりが、新聞を読んでいたらあっという間に寝る時間になる。 人生は短い。


18/Dec/2006 (Monday/lundi/Montag)

怖い夢で目覚め、早起きする。さて、今週もがんばろう。

真夜中

今日のこと。家でいろいろ調べものをしていたら、遅くなってしまい、 お昼前に大学へ。お昼すぎから今年最後の某ベンタム研究会。

夕方まで勉強し、夜は某所で飲み会。歓談。さらに千石で某氏らと二次会。 楽しく密談。それから帰宅。

今日のニュース


18/Dec/2005 (Sunday/dimanche/Sonntag)

夕方

お昼すぎまで寝てしまう。いかんすぎ。

喫茶店に行って勉強しよう。

夕方2

というわけで喫茶店へ。喫茶店というのは落ち着いてよい。 喫茶店に住めないかな…。

今日の英語: competence

何かを遂行する能力があること。abilityやcapacityと同義だが、 かっこよく言いたいときに使う。 また、informed consentのための条件として用いられるときは、 判断能力、対応能力のように訳される。

最近、どうもこの語が多用される傾向にあるようで、 cultural competenceとかnarrative competenceなどのように 使われることがある。これはちょうど日本で、「日本語力」とか 「〜力」のように用いられるのと同じように思われる。 (そこで、上の二つはそれぞれ、「文化力」とか「物語力」とか 訳すとよいかもしれない)。

まだ喫茶店で翻訳。終わらんが、今やっているのは理解可能な項目なので まだまし。

ふと、10年先の自分はどうなっているんだろうと考える。 何にせよ、そのときに重要な仕事ができる立場にいるためには、 30代を無駄に過ごさないようにしないといけない。 40才になるまでのあと8年ちょい、何するかなあ。

夜2

場所を変えて後楽園の某所へ。 ひさしぶりに靴屋に行き、(また)茶色の靴を買う。 今回も革製のウォーキングシューズなわけだが、 考えてみるといつも着ている服もアウトドア系の、 「ちょっとインフォーマルなフォーマル」という感じの服だ。 フォーマルなスーツは苦手だが、 あまりにカジュアルなのも困るというメンタリティの表れか。

それから喫茶店へ。 喫茶店から喫茶店へと移動する渡り研究者。

夜中

某所で和食系の夕食を食べてから歩いて帰宅。

真夜中

DVDに録画していたニュースや英語でしゃべらナイトを見てゆっくりする。

ドアーズのドキュメンタリーがあったようだ(BBC Radio 2)。 そういえば、ドアーズのアルバムって持ってなかったかな。買うか。

今日のニュース

昨日のニュース


18/Dec/2004 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

今日のこと。

少し酔っぱらって帰宅すると、 非常に恐いメールが届いており、 いっぺんに酔いが冷める。 口は災いのもと。くれぐれも気をつけよう。

(できれば)今日やること


18/Dec/2003 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

今日もなんとか。いざ大学へ。

お昼前

やっと大学へ。明日の準備をしなければ。

昼下がり

昼食は某弁当屋の弁当。

新幹線の切符を買わねば。

昼下がり2

生協で新幹線の切符を購入。 それから郵便局で某所にクリスマスカードを発送。

そのあと、昨日行き損ねた不動産屋に行き、 部屋を二つ見せてもらう。一つは比較的新しいが、 キッチンが狭いし洗濯物を干すところもないのでダメ。 もう一つは、築30年ほどで、北向きかつ部屋は畳だが、 キッチンと押し入れが大きいのと、 三階建ての三階で屋上も使えるのがよい。 割と安くて気に入ったのだが、ただ、 畳だと今使っている机を置くところがなくなるのでちょっと困る。

あー、引越すのってほんとにめんどくさいなあ。

夕方

ちょっと寝る。

夕方、少し生協で買物をしたあと、某ミーティング。 時間がなかったのであまり話が煮詰まらず。発表者の人には悪いことをした。

某先生の講演会には時間がないので出席できず。

さて、食事をしたら勉強しよう。

夜2

勉強中。

この人、すごいな (「冬の海6キロ泳ぎ抜く 遭難の船長、自力で帰宅 山口」asahi.com)。 トライアスロンかなにかに出たら優勝できるんじゃないか。

夜中

う〜ん、はかどらない…。

帰るか。


18/Dec/2002 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

『カントの人間学』をパラパラ読む。

読むべき新聞や本がどんどんたまっていく。どうすればいいのかっ。

真夜中2 (午前)

最近撮った写真をハードディスクに保存したついでに、 二、三枚載せておこう。

[梅田スカイビルの屋上から]

真中にあるでかい要塞のような建物がヨドバツカメラ。もうかってるらしい。

[奈良の鹿]

エサを持っていないと見向きもしてくれない。

[奈良の鹿2]

同上。

早朝

ううう、眠い。

真夜中

やっと帰宅。

兵庫旅行記

朝、JR京都駅へ。せっかく早く行ったのに、 肝心の香港人たちは寝坊したとかで、 結局一時間外で待たされる。中庸の徳が身に付いていれば適度の怒りを 示すべきところだが、小心者なので笑って許してしまう (しかし徳がないので、その笑いは引きつっているわけだが)。

外人はJR一日パスという便利なものを買えるようだが、 日本人は買えないと言うので、しばらく悩んだすえ、 青春18切符を買うことが賢明だと考え(推論過程が長いので、その理由は省略)、 青春18切符を購入、新快速で姫路へ。

姫路城を見る。昼食も姫路。姫路良いとこ一度はおいで。 二度目に城を訪ねて、お菊さんの怪談の発祥地がここにあることを知った。

それから明石大橋を見に行く。 美しい橋で、展望台もあり、 なかなか楽しいところだということを知った。 一人だったら絶対に行かなかっただろう。

さらに元町へ。南京町を徘徊したあと、 ルミナリエへと至る行列に加わる。 なかなか見ごたえがあった。 香港人たちはそのあとに続く屋台の方も楽しんでいた。

ポートタワーを見に行きたいと言われたので、 おそらくポートタワーと言うぐらいだからポートアイランドにあるんだろうと 思ってポートライナーに乗ってみると、あらまあ、ありませぬ。 地図で調べると、ポートタワーはメリケンパークにある。 ま、まぎらわしい。だったらなぜメリケンタワーにしないのかっ。

というわけで、ポートライナーでポートアイランドを一周回って戻ってきたあと、 てけてけ歩いてメリケンパークへ。 ポートタワーには上らず、あたりを徘徊する。 「あそこにあるのは観覧車だ」、「いや、あれはただのライトショーだ」、 「いやいや、よく見てみてください、じっと見てみなさい、ほらまわってるでしょ」、 「いや、それは目の錯覚だ」、 「いやいやいや、目の錯覚じゃなくて、 よおおおく見てみると、 ほらほらほら、まわってるでしょ。 それが証拠に『それでも観覧車は回っている』ってガリレオも言ってます」、 「なるほど、たしかに回っているようだが、乗り物が付いてないから、 ただのグルグルまわるライトショーだ」、 「いや、そんなわけないじゃないですか。ほら、 もっと近寄ってみてよく見ると、ほら、 暗いからわかりにくいけど乗り物が付いているでしょう」、 「あ、ほんとだ」などと議論したり。

タクシーで神戸駅に行き、そこから新快速で京都へ。 京都駅で別れて帰宅。一日気楽に観光できて楽しかったが、 さすがにつかれた。

机に向かっている時間…3.0hr
今日の勉強時間…0hr
マルクス係数…0


18/Dec/2001 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

「昨日は銀閣寺に行ってきた」

「市バスの一日乗車券は500円だからけっこうお得だ」

「そのあと某ルネに行き本を注文していた購入」

「『現代思想』の別冊の現代思想のキーワードも買おうかと思ったが、 やめておく」

「あ、CDも昨日amazon.co.jpから届いたのだった」

真夜中2 (午前)

「今月はじめぐらいから左の首筋が痛い。ctrlキーの使いすぎか、 あるいは(ウワサで聞いた)親知らずが原因か。 いままで肩こりにはあまり悩まなかった方なので、けっこうつらい」

「あいかわらず首が痛い」

「そういえば、昨日は某ユニクロでズボンとシャツも買ったのだった」


18/Dec/2000 (Monday/lundi/Montag)

ロンドン散策

昨日は朝から夕方まで、寮から東の方向に向かって歩いた。 はじめてセントポール聖堂(工事中)のそばを通り、 ロンドン橋をちらりと見やり、 インダストリアルなロイドビルディングを見上げ、 目的地のペチコートレインとブリックレインのストリートマーケットで 買物を楽しんだ。(いや、靴下しか買わなかったけど…)

また、帰りに立寄ったサマセットハウスの中庭には、 特設のアイススケートリンクが設置されており、 スケートを楽しもうとする人々の長い行列ができていた。 1時間6ポンドとちょっと高いが、そのうち滑りに行くかもしれない。

写真をまとめておいた

次はカナリ・ウォーフに行ってみよう。

ボクシング廃止論

「昨夜シェフィールドで行なわれたフェザー級タイトル防衛戦で、 チャンピオンのポール・イングルが12ラウンドでKOされたそうです」

「ほう。君がボクシングに興味を持つなんてめずらしいね」

「それが、イングルは試合中に脳出血を起こしたらしく、 45分後に緊急手術が行なわれたそうです」

「ほう」

「素早い対応のおかげで死ぬことはないようですが、 全快できるかどうか危ぶまれているらしいです」

「気の毒だけど、まあボクシングには危険がつきものだからね。 本人も覚悟の上だろうし」

「しかし、本人が危害を加えられる可能性に同意しているからといって、 許されていいものでしょうか。 この事件によって英国ではふたたびボクシング廃止論が高まるだろうとのことです。 とくに、英国医学協会って訳すんでしょうか、British Medical Associationは このスポーツに対して批判的らしく、廃止を唱えているんだそうです」

「けど、危ないスポーツと言えば、 F1とかトライアスロンとかロッククライミングとかいろいろあるんじゃない? プロレスなんか、釘が刺さったバットで後頭部を殴ったり、 フォークで脳味噌をほじくりだしたりするって聞いたけど」

「いやまあ、プロレスはショーだという話もあるので、 とりあえずおいときましょう。 いずれにせよ、ボクシングがそれらのスポーツと異なる点は、 「危害を与えることがボクシングの目的である」ことです。 MBAの会員に言わせれば、「脳に強烈なダメージを与えることが、 試合に勝つ一番有効な手段」なんです」

「なるほど。 ボクシングは倒れて起きあがれなくなるまでやめないという点で 柔道や剣道、相撲と本質的に違うと」

「そういうことです。 ボクシング協会の方は緊急治療体制を整えることで 安全性を確保しようとしてしていますが、 まあ仮に敏速な治療のおかげで後遺症の残るボクサーが まったくいなくなったとしても、 やはり何か道徳的に間違っている気がします。 うまく言えないんですが」

「なるほど、応用倫理学のテーマとしていいかもね。 まあしかし、ボクシングは人気があるし、 ボクサー本人も同意しているからいいんじゃないの。 それにさあ、 ボクシングが廃止されたら『はじめの一歩』も終わってしまうかもしれないじゃない」

「そういう功利主義的な発想はやめてください」

ギター購入

[New Acoustic Guitar]

アコースティックギターを買ってしまった。ははははは。

チャリングクロス通りのそばに、デンマーク通りという楽器屋が並ぶ通りがあり、 そこをしばらくうろついたあげく、 Art&Lutherieというカナダの会社が作っているギターを、 200ポンドで買った。

ギブソンの300ポンドのギターもネックが細くて魅力的だったが、 高いのでやめておいた。

正直に言ってアコギの良し悪しはあまりわからないが 100ポンド以下のものはさすがにどれも安っぽい音がしていたので、 それらに比べると響きが大きくてきれいなこのギターを選んだ。 たぶん正解。大事に使おう。

CDと本も購入

amazon.co.ukに注文していた本とCDが来た。

明日から倹約すべし。

News Memorandum

from today's Guardian


12/18/99 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼

昨晩はビデオ屋でビデオを一本返却してから下宿へ。 『モンティパイソン3』の続きを見ようと思ったら、 もう終わりだったので(3話分しか収録されてなかった)さっさと寝た。

11時ごろに起きる。 急いで大学へ。 研究会の前に予習を済まさねばならないので、中央食堂で急いで食事。 一人で食べていると、途中で某くんが来る。

研究会は2時からになったらしい。ちょうどよかった。

そういえば、 カント(研究室のDOS/V機)は起動のときに二回に一度は正常に立ち上がらない。 う〜む、おかしいな。ま、そのうちよくなるのでは。


FINEの研究会に出る。 某先生の発表および某先輩、某先輩、某君によるコメント。 某先生の発表は気合いの入った大変おもしろいものだった。

それから皆で某所に行って食事。 某師匠、某先輩、某先輩の就職祝いを兼ねていたようだ。 おめでとうございます。

一次会が終わったあと、一人で研究室に戻る。 途中、某所とゲーセンに寄る。

さて、下宿に戻って明日の合評会の準備をせねば。 そういえば今日はちょっと喉が痛く、咳も出る。げほげほ。


今日やったこと


12/18/98 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

(戦況速報) 17日夜、熟考(CJ)軍の思わぬ反撃に遭い、 4000近くの字数を失なう。 残存字数10000字余りとなり、 第一章の最前線のあたりで一部反乱が起きるが無事鎮圧。


カレーの鍋をぐるぐるまぜていたら、 いつの間にか多量にあった玉ねぎとじゃがいもが姿を消した。 めでたく全体の一部となったのであろう。

この例からもわかるように、 個人は一度社会に属すると、 社会という有機体の分離不可能な一部になるのであり、 社会を個人の総体にすぎないとする還元主義的な社会観は誤っているのである。


(戦況速報) 士気上がらず、朝まで膠着状態続く。 司令官がこたつで寝ていたといううわさが一部で広まる。


昼下がり

(戦況速報) 死亡したものとして没原稿送りになっていた4000字が、 ゾンビになって復活。 ただし、前後の部隊との衝突が予想されるので楽観視できない。 その後も2000字あまり追加された様子で16000字ほどになる。 司令官がはしゃいでいたのを目撃したという証言多数。


戦争が始まっている。

「え〜とぉ、戦争はぁ、たくさん人が死ぬからぁ、良くないことだとぉ、 思います。せんそおはんた〜い」

などとふざけた調子で書いてると恐いメイルが来そうなのでよそう。

しかし、 可能な限りあらゆる事情を考慮に入れて正・不正を判断する功利主義者としては、 あんまり事情がわからないのに賛成するのも反対するのも気が引ける。 喫茶店で読んだ地方新聞やスポーツ新聞に書いてあることを 鵜呑みにするわけにもいくまい。


(戦況速報) 司令官、午後にカレーを食ったあと夕方まで寝ていたといううわさ広まる。 お腹こわして二度トイレに行っていたと証言する者多数。 夜になって活動再開。 さらに1000字ほど増えて17000あまりの字数になるが、 最前線のあたりは今夜あたり総くずれになる恐れがあり、 予断を許さない。


大学へ。

ベンタム読書会。


12/18/97(Thursday/jeudi/Donnerstag)

・お昼過ぎ・

・昨日は高槻。古本を買ったり、駄菓子屋に行ったりして来たが、その報 告はまた後で。

・とりあえず急いで倫理学入門書読書会の準備をしなくては。


・昼下がり・

・といいつつ、JRの切符を買ったり、哲閲で本を借り出したり。


・夕方・

・カントとロールズの比較の話。難しい。というか、無知ゆえの苦しみ。 ロールズって…、誰?


・夜・

・倫理学入門書読書会終わり(「カント的倫理学」最終回)。その後、皆で お好み焼き屋に行く。

・ひたすら眠い。研究室にオブン・トスタとマガリンとバタ・ナイフとト ストが揃ったので、これで明日から研究室で朝食が食べられる。むふ、むふふ ふふ…。

(↑自己批判せよっ)

・昨日富田の古本屋で買った本。


・今日哲閲で借りた本。

・頭痛。むむ。


駄菓子屋レポート

・というわけで昨日駄菓子屋に行ったのだが、なんとここには小学生の主 食、チロルチョコがおいてなかった。駄菓子屋のおばちゃん曰く、「 夏はチョコレートは溶けるからねえ」。

・ちょちょ、ちょっとちょっとちょっと。もう真冬ですってば。…しかし、 さすが駄菓子屋のおばちゃん。十年一日とはよく言ったものである。

・ま、それはそれとして、おばちゃんの話によると、最近の小学生には全 般的にチョコレートは流行らないんだそうである。さらに、おばちゃんによる と、チロルチョコの値段はまだ10円なんだそうである。む。謎が深まる。これ でチロルチョコに関する三つの仮説が出たことになる。

  1. 50円説
  2. 20円説
  3. 10円説

・さて、駄菓子屋に行って何も買わないのもなんなので、以下のアイテム を購入した。

・駄菓子は色が毒々しいのが多く(特にカットよっちゃん)、こんなものを 食べていると寿命が予定よりも早く尽きてしまいそうである(特にカットよっ ちゃん)。


・それはともかく、こういう事態を予想して、わたしにはもう一つの計画 があったのだ。もしもの時に備えて、常に予備の計画を立てておくのがわたし のポリシーである。

・実は、観察力の鋭いわたしは、京大の中央購買部のレジのところにチロ ルチョコらしきものが売っていることに気づいていたのだ。そこで早速わたし は確認のために中央購買部にごく普通の客のふりをして潜入してみた。

・目立たないようにススススッとレジの側に忍び寄る。…あ、あった!

・プラスチックのバスケットの中に無造作に10数個のチロルチョコが入っ ている。わたしは震える手でチロルチョコを3個ほど鷲づかみにし、さりげな くレジにおく。「31円です」

・(x円×3個+3x×0.05=31円)

・…な。なんと。まあ。大穴と思われた駄菓子屋のおばちゃんの意見が正 しかったのだ。…といっても、もしかしたら大きい20円のチロルチョコやさら に大きい50円のチロルチョコや、もっと大きい1万円のチロルチョコなどもあ るのかも知れないが。

・とにかく、これで一応事件は解決した。とりあえずこれで、3000円落し たときに「チロルチョコが300個買えたのにぃぃぃ」という表現をすることは まだ有効であることがわかった。

・それがどうした、と言われればそれまでだが。


12/18/96(水)

朝。吾輩は児玉28号である。一時間半しか寝ていないのでとてもねぶい。どの くらいねぶいのかというと、まばたきをするために目を閉じるとそのまま寝て しまうので、常にいずれか一方のまぶたは閉じないように手で押さえておく必 要があるくらいに、ねぶい。そもそもこんなにねぶいのは家にこもって冬眠を していたためである。

これから奥田君と卒論の品評会。二人とも未完成のようだが。先に二人で清水 幾太郎の『論文の書き方』の読書会でもしようか。

12月前半はたいしたことがなかったなあ。


昼下がり。卒論品評会終わり。吉村さんに手伝ってもらう。また来週やることに。ねぶい。もう帰る。こんどは金曜日に来ます。

卒論を10日でも18日でも書けない情けない児玉を応援してくれる少数(精鋭)の 方々に感謝。ううう。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Mar 26 18:18:09 JST 2017