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KODAMA'S (NEW) WORLD

律法を持たぬ異邦人が本性で律法のことを行なえば、 律法はなくても、彼らにとってみずからが律法です。 彼らは律法の行ないがその心に書かれていることを示しており、 彼らの良心もそれを証し、 彼らの考えも互いに訴えまたは弁明してそれを示しています。

---ロマ書 5:14-15


昨日 / 明日 / 2016年11月 / 最新 / はてな

この日の出来事


05/Nov/2016 (Saturday)

某学会初日

真夜中

少し遅めに起床。朝風呂。ホテルの朝食。簡素だがそれなり。娘らとFaceTime。

朝、某三田の大学へ。某大会。某学会事務局の仕事。お昼前に某委員会。

お昼すぎ、某学会が始まる。つつがなく進行。夕方の講演だけ拝聴。 質問する。

夜、某バーで懇親会(一次会)。歓談。そのあと、三田駅前の居酒屋で二次会。 いろいろ人生相談。

真夜中に解散して帰宅。さっさと寝るべし。


05/Nov/2013 (Tuesday/mardi/Dienstag)

某演習など

定時起床。髭そり、朝食、朝刊。体調は快方へ。

午前中は某君に仕事を手伝ってもらいながらメールの返事など。お昼はおにぎ りを食べながら某翻訳作業。某妻にフリーズドライの味噌汁を買ってもらった おかげでQOLが上がる。

お昼過ぎ、某研究指導。昼下がり、某演習。デリダ。

夕方、いろいろ相談。夜、帰宅して夕食。週アス。

夜中、食器を洗ってから風呂。勉強する時間がない。


05/Nov/2012 (Monday/lundi/Montag)

『功利と直観』、『ゾンビ襲来』など

定時起床。娘とFaceTime、シリアル、洗濯、シャワー。

午前中、大学で新聞を読んだり雑用をしたり。某先生から論文の抜刷などを送っ ていただく。感謝。

お昼は某氏と中央食堂で。

昼下がり、『功利と直観』の三刷の見本が屆く。感謝。それから某論文を書く作業。 メンテナンスでCiNiiが使えず困る。

夜、自宅側のべた焼き屋で夕食。ビールと焼酎を飲んでしまう。

夜中、自宅でしばらく読書。『ゾンビ襲来』をようやく読了。感想はここ。 それからゾンビの影を怖れつつ、近所を20分ほど走る。帰宅してシャワー。

さて、今日こそは早めに寝るようにしよう。


05/Nov/2011 (Saturday/samedi/Sonnabend)

秋葉原、プール

少し遅めに起床。ゴミ出し。しばらく二度寝。それから起きてシャワー。

さっさと自転車で本郷三丁目。午前中は、産休中の某氏と喫茶店で会い 、非 常勤の引継ぎ作業について相談する。

研究室でしばらく雑用したら、お昼過ぎに秋葉原に行き、妻がレストランで忘 れたiPodTouchを回収してくる。なんとできた夫だろうか。しばらくコンピュー タを見ていたが、特に何も買わず。

昼下がりに本郷三丁目に戻ってきて、喫茶店で遅めの昼食。しばらく某原稿書き。

夕方研究室に戻って少し寝袋。それからまた某原稿書き。

夜久しぶりにプールに行き、三十分ほどゆっくり泳ぐ。それから某所で酸辣麺。 いつ食べてもうまい。

夜中も引き続き研究室で某原稿書き。真夜中、二件ほど仕事を片付けてから、 雨の中、帰宅。もう寝よう。

実家にいる妻は本格的に風邪のようだ。気の毒。


05/Nov/2010 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

定時起床。シャワー、朝食。猫。

定時出勤。午前中は雑用と勉強を少し。寝袋。

お昼、某ランチョン・セミナー。生物資源の話。 COP10で何が問題になっていたのか、今ごろ知る。

お昼すぎ、少し勉強。寝袋。

昼下がり、某タスクフォース。

夕方、某講義の手伝い。インフォームド・コンセントと終末期医療。 事前指示の話が出なかったので質問しておく。夜に無事終了。

研究室に戻ったあと、某氏と途中まで一緒に帰宅。 白山で買い物をして帰宅。某妻が風邪を引いて調子が悪いので、 代わりにうどんなどを作る。義務を果たす夫。

夜中、ソファで寝る(一日4度寝る男)。

真夜中、新聞。勉強するはずが…。


05/Nov/2009 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

朝、少し遅めに起きる。ゴミ出しに行けず。シャワー、朝食。

定時出勤(少し遅刻)。午前中は雑用。

お昼、一時帰国中の某氏と某レストランで昼食。いろいろ。

昼下がり、某先生らと某相談。

夕方、少し雑用してから地下鉄で六本木に移動。相変らず日本とは思えない雰囲気。 某大学で行なわれている某準備委員会に出席。

夜、研究室に戻ってきてしばらく雑用。某校正も済ませる。 勝手にてにをはを修正したうえ、どこを修正したのか記していないので、 チェックに手間取った。

夜中、帰宅して新聞。某妻博士の新しい研究の話を聞いたり、Wiiをしたり。 疲れていたので功利主義アワーはなし。

真夜中、シャワーを浴びたあと、今ごろお腹が減ってきたので、少し夜食。


05/Nov/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。

朝からBBCのニュースを聴く。米国大統領選の開票はこれからという状況。 一階のガスファンヒーターを設置する。

定時出勤(少し早目)。新聞を読もうと思っていたが、いろいろ雑用。

やはり腐っても米国で、米国の大統領選は世界中から大きな注目を集めている。 2000年のとき(ブッシュ対ゴア)は、ロンドンにいたんだよなあ。 あのときもハラハラした記憶がある。どうなるか。

昼下がり

オバマ圧勝。すごいな。

午前中は某勉強会。学会報告を控えた院生二人が発表。

お昼は某先生と少し打ち合わせをしたあと、某氏と蕎麦。

真夜中

昼下がり、某院生の指導二件。夕方は雑用と今後の計画立案。

夜、研究室の椅子に座って一瞬寝たあと、コーヒーを飲みながら新聞。

それから帰宅。夕食、夕刊。 そのあと、一階で某勉強会の準備をしながら、 古いノートパソコンを引っぱり出してきてソフトのインストールやアップデートなど。 時間の無駄。


05/Nov/2007 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

今日のこと。


05/Nov/2006 (Sunday/dimanche/Sonntag)

早起きするつもりが、よく寝てしまう。

真夜中

午前中、上通町筋(かみとおりちょうすじ)の喫茶店で朝食を食べてから熊本大学へ。 通町筋でバスに乗ろうとしたが、やはりどれに乗ればよいかわからず、 結局タクシーで大学へ。

お昼前にシンポの打ち合わせ。お昼すぎからシンポジウム。司会を手伝う。 テーマはサンクションの可能性と限界。主に死刑が正当化されるかという話や、 責任(有責性)とサンクションの関係の話になったが、 倫理の話なので、厳罰化の動きに対して良心とか規範の内面化を強調すべきなのか どうかというような話をすべきだった気がする。

学会が終わったあと、一部の人々で飲み屋へ。5時半ぐらいから10時近くまで 延々と飲む。ビール、焼酎。酔っぱらう。それからホテルへ戻ってくる。


05/Nov/2005 (Saturday/samedi/Sonnabend)

早朝

昨晩は2時ごろまでホテルの一室でみなとビールを飲み (「プチ懇親会」と呼んでいた)、 それから部屋に戻って寝た。 結局仕事はほとんどしなかった。

朝、夜明け前に自然に目が覚めたので、 ホテル最上階の露天風呂に入りながら朝日が出てくるのを眺める。 夕日が沈むのも朝日が出るのも見て、 ひどく健康的な生活だ。

朝食。これからバスで熊野に出発。 バスではぐっすり寝ると思う。

真夜中

京都にて。

朝、みなでバスに乗って熊野大社へ出発。 途中、牛馬童子の像があるところで少し熊野古道を歩いたり、 湯の峰温泉で壷屋という風呂を覗いたり、 熊野大社を見て、熊野川を眺めながら弁当を食べたり。 しかし、基本的には寝不足でずっとうつらうつらしていた。

目が覚めるとバスが新宮に着いていたので、 特急に延々と揺られて新大阪へ。 そのあいだもほとんど寝ていた。 新大阪から新幹線で(!)京都に来て、 ホテルに荷物を置いたあと、 某学会に参加していた連中の二次会に合流。 四条のあたりで楽しく飲む。

御所の側にホテルを取ったので、帰宅する前にぶらぶら御所の中を歩く。 世界平和について考える(ウソ)。


05/Nov/2004 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

シンポの準備。進まん。ベンタムの話ばっかりになりそうだ。

そういえば、書くのを忘れていたが、ブッシュが再選された。 ケリーの力不足か。4年後のヒラリーに期待しよう。

真夜中2 (午前)

帰宅して『アンダーワールド』を観る。 ゴシックなんとか。中途半端な恐さ、中途半端なアクション、 中途半端なラブストーリーであまり得るところなし。 かっこいい人が多いので、そこらへんが見どころなのか。C+。

そういえば、昨夜はまた『アメリ』を観た。 これは映像がきれいで内容も良い映画。

昼下がり

お昼前まで起きられず。 大学に来て、某授業の相談。 倫理と宗教の関係について。

今日やること


05/Nov/2003 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

日に日に早起きがたいへんになってくる。 こちらは二時間時間が進んでいるので、 日本時間で言えば、毎朝6時ごろに起き、 夜は12時ごろに寝る生活が続いている。 会社人間であれば平気だと思うが、 これまで不規則な生活をしていた人間にはつらい。

真夜中

疲れているので簡単にメモ。

朝食、一コマ目はオークリー氏の「自律と最善の利益について」、 二コマ目はスキーンさんの「インフォームド・コンセントの法的側面」。 昼食を食べたあと、小グループに分かれて討論。 それから車に乗って少し遠出をして、「バッファロー山の角」や 「カテドラル」のあたりを散歩。仮眠の暇もなく夕食を食べ、 夜はフォード氏とニール氏による「二重結果論についての二つの見解」。 議論が紛糾したが、いつも笑いが絶えなくておもしろい。 某氏といつもどおり復習をしたあと、部屋に戻ってくる。

しんどいが、パワーポイントを作成してから寝よう。


05/Nov/2002 (Tuesday/mardi/Dienstag)

よく寝る。けっきょく昨日は何もせず。

洗濯、シリアル。

米国中間選挙の日。下院全435席、上院全100議席中34席、 知事全50州中36州が選ばれる。 ジンクスでは中間選挙は現大統領が属する党(今回は共和党)が負けるが、 今回はブッシュ人気でそれがひっくり返るかもしれないとのこと。

お昼すぎ

いそいでホッブズの勉強中。

昼下がり

さて、何か食べたら行かねば。

真夜中

3時20分のバスに乗るとギリギリに着くので、来週はそれより早いバスに乗ること。

授業はC-。ホッブズその2。 おもしろい授業をするのは難しい。 夜は鍋。

机に向かっている時間…5.5hr
今日の勉強時間…5.5hr
マルクス係数…0


05/Nov/2001 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

昨夜は本をダンボール箱から出して片付けていたら終わってしまった。 夕方はうどん、夜中は海親子丼。夜食はおにぎり二つの予定。

来週には英国から送った本も来るため、 本棚がないとどうにも立ち行かないので、三竿ほど購入することに決めた。 科研費で買っても大丈夫だろうか。

ベンタムにおける炭疽菌

ところで、 炭疽菌によって世界中に起きたパニックは、ベンタムが『序説』で説明している 「有害な行為の帰結」のうち、「警戒alarm」という二次的な害悪にあたる。 一次的な害悪というのは犯罪によって直接被害を受ける個人やその家族、 またその事件を新聞で読んで心を痛める人々が受ける苦痛のこと。

二次的な害悪というのは、 その事件を知った不特定多数の人々に同様な事件が起こりうることから生じる 苦痛のことで、人々が「自分にも同じことが起きるんじゃないか」と心配する ことから生じる苦痛が「警戒の害悪」で、そういう信念とは無関係に、 たとえば模倣犯罪が起きるなどによって現実に苦痛が生じうる という害悪は「危険dangerの害悪」と呼ばれる。

炭疽菌の例に当てはめて考えると、 炭疽菌を送りつけられて病気になったり死んだりした人々や家族、 そしてそのニュースを聴いて心を痛めた人が受けた苦痛が一時的害悪で、 世界中に起きたパニックによって多くの人が警戒あるいは心配することから 生じる苦痛と、 模倣犯やいたずら犯を生みだしたり、 これに引き続きさらなる犯罪が生じうることによる危険が、 二次的害悪と考えられる。

当然ながら、功利主義者ベンタムは、犯罪に対する刑罰を考える場合、 一時的害悪だけでなく二次的害悪をも考慮する必要があると考えていた。 特に重要なのは、彼は、犯意があるかないかによって刑罰の重さが変わるのも、 この区別によって説明しようとしていることである。 すなわち、犯罪を意図的に犯したわけではないことが明白ならば、 (模倣犯が生みだす二次的害悪の可能性はあるものの)その犯罪によって 引き起こされる警戒や危険はないに等しいから、 加害者は被害者に民事的に補償する必要はあっても、 刑罰を受ける必要はないということになる。

あれ、おれなんでこんな話してるんだ? ああ、炭疽菌テロについての記事にあった 「引き起こされた恐怖は物理的損害よりもはるかに大きい」 (The Washington Post, Oct 17, quoted in The Editor (The Guardian supplement), Oct 20, 2000) という一節で、ベンタムのこの区別を思い出したんだった。 さらに続けて訳すと「しかし、 誰がやったのか、あるいは次はどこが狙われるのかを誰も知らないというまさに その理由から、みなが不安がっている。 この不安がさらに大量の根拠のない警戒心を生み、 また抗生物質をパニック買いを生み出すのだ」。 ベンタムに言わせればこれらはすべて犯罪の二次的害悪ということになる。 また、警戒の害悪を適正レベルに保つのは主にメディアの役割で(注)、 危険の害悪を最小限に抑えるのは主に警察の役割だと言える。

(注: 「60%以上の米国人がテロによって死ぬか怪我をするのではないかと心配している。 これは、ある個人がテロに巻き込まれる確率についての、 馬鹿馬鹿しいくらいに悲観的な見方である」(The Sunday Telegraph, Oct 14, quoted in The Editor (The Guardian supplement), Oct 20, 2000))

一次的・二次的害悪の区別はわかりにくいが、このように説明するとまあ そこそこうまくいってるように思える。

真夜中2

上のEditorに引用されている、ある米国諜報員の発言。 「ビンラディンを取り除くことで、問題が解決するわけではない。 テロを防ぐために彼を追いまわすのは、 KFCを攻撃するためにカーネルサンダースを追いまわすようなものだ」

昨夜は『エヴィータ』を観ながらCD-Rを焼き、朝になってから寝た。 CD-Rを焼いていたのは、Windows2000に再び移行する準備。 PackedCDが読めないので、普通になんとか9600という形式で焼き直している。

お昼すぎに目覚めて、ふたたびCD-Rを焼きはじめたが、 一部うまくいかないので手間取ってしまう。 今夜またWindows 2000をインストールする予定。 98はどうも不安定なので。

『エヴィータ』

アルゼンチンのペロン大統領の奥さんのエヴィータを扱ったミュージカルを 映画化したもので、マドンナ主演。 歌は良いし、内容も感動ものなのだが、 片手間に観ていたせいかあまり感動しなかった。 ちょっと後半の展開具合に問題があるのかもしれない。 あるいはマドンナの演技力か。 いつかミュージカルを見る機会があったら見てみたい。 C+。


05/Nov/2000 (Sunday/dimanche/Sonntag)

ガーディアン

ガーディアンはゴアを支持しているようだ。 オピニオン欄の記事の偏向はすごくて、 要するに、 「ブッシュは何も知らない右翼バカだからゴアじゃなきゃだめ」 というようなことが書いてある(昨日の記事)。 いや、ひょっとするとその通りなのかもしれないが。

`The manner in which this year's presidential campaign has been fought leaves much to be desired. Too often it has appeared as a mere beauty contest between two not particularly beautiful man.' --from The Guardian, 04/Nov/2000.

また、投書欄には、 先日のイラクの人権侵害の記事についてのある国会議員の意見が出ていて、 「あんな情報はぜんぶ嘘っぱちに決まっている。 ロクでもない筋から得た情報を一面に掲載して得意顔をしている ガーディアンも落ちたものだ」ということが書いてある。

米国もそうだが、こちらの新聞は夕刊がない代わりに非常にぶ厚い (とくに土曜日と日曜日)。 速読の練習に持ってこいだが、 真剣に読み出すと主要な記事を読むだけで半日かかってしまう。 そのためかどうかは知らないが、 ガーディンアンは金曜日にその週の主な記事を要約した冊子を付けているようだ。 この冊子は国内外の事件や書評・映画評がよくまとまっていて助かる。 ついでにその冊子に抜粋されていたagony aunts(人生相談)の記事を一つ訳しておこう。

ジュールズさんへ、『アティテュード』(雑誌名)、10月号:
わたしはほんとにひどい自分の体臭に困っています。 …デオドラントをいろいろ使ったり、毎日シャワーを浴びたりしてみましたが、 どれも効き目がありません。どうしたらいいんでしょうか。

ジュールズより、
今後けっして家から出ないというのは試してみましたか? 真夜中に飛行機から食糧を家の裏庭に落としてもらえば、 買物に出かけて小さな子供をこわがらせるなんてことをせずに済むかも知れませんよ…。


11/05/99 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

あ。とりあえず日本語が使えるようになった。

さきほど、某所でチャンピオンを購入してから某定食屋へ。 キムチ鍋。『ドカベン プロ野球編』第17巻も読む。

コンビニでモーニングを買い、読む。

さて。眠くなってきたが勉強せねば。


昨日に引き続き、 学振がすみやかな提出を要求している 「所得税に係る申告書類」というやつを書く。 朝、郵便局に出しに行くべし。

「年末調整」って、まさか給料減るんじゃないだろうな。 減ると困るんだけど。 年末にはロンドンで使ったクレジットカードの請求が…

勉強勉強。


「釈迦に説法」にあたる英語の諺は、 'teach one's grandmother to suck eggs.' なんだそうな。 「おばあちゃんに卵の飲みくだし方を教える」か?


早朝

わ。また朝になってしまった。 ここんとこやたらと勉強熱心だな。 いや、来週の火曜日の第二演習で発表しなきゃいけないから、 尻に火がついていてしかるべきなんだけど。


某ソファで寝ようと思ったがまだ眠れない。 まずい。スクラーの授業で居眠りしたらどうしよう。


早朝と朝というのは区別が付きにくいものであるが、 夜明けから9時までを早朝と考えたい。

スクラーを少し復習。こないだ休んだところ。 disinterpretとuninterpretとinterpretをどう訳せばいいのかわからない。 disinterpretというのは 「こだまは男である」という命題を「AはBである」 のようにすることであるらしいのだが。


昼下がり

朝9時すぎに郵便局で書類を発想したあと、 某喫茶店でモーニング。朝日新聞。 社説と読者の声を読むようにしている。 登校しているのは老人ばかりのようだ。

マフラーを買おうと思って某所に行く。 しかし、マフラーがなかったので、 しかたなくタートルネックの上着を買う。2000円ちょい。

それから下宿で1時間半ほど寝る。 目を覚ますと信じられないくらい眠かったが、 大学に来てスクラーの授業に出る。 167頁の終わりまで。 細菌、授業の進みが遅い。 かといってあまり早くても困るのだが。 さいわい今回は過大が出なかった。

お腹が減ったので中央食道でサンドイッチを買う。 とても眠い。


夕方、生命倫理学勉強会。 今日は某先生による「マイクロアロケーション: 患者の中から一人を選ぶ」。

医療資源が限定されているため、 同様の治療を受けたいと考えている二人の患者のうちの一人しか治療できない 場合、何に基づいて選択するか、という問題。

通常は「治療の必要性に応じて」ということになるが、 「必要性」という言葉の意味があいまいであると指摘される。 かといって、患者の持つ道徳的価値、たとえば社会的地位や家族構成など、は 基準として不適切。 クジもだめ。 じゃあやっぱり「必要性」という言葉の意味を社会的に決めないとしかたない。 というような話。

うう。眠い。


今日やったこと


11/05/98(Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼

昨日はしばらく勉強した後、 下宿へ戻ってとっとと寝た。 寝すぎだ。

朝方、大変恐い夢を見た。

おれは中学生か高校生に戻っていて、 なぜか重化学の工場だらけの街に住んでいる。 そして、 デパートの屋上で他の生徒たちと一緒に周りの景色を眺めている。 すると突然何かの事故が起きたようで、 辺りの工場があっという間に連鎖的に倒壊していき、 まもなくおれが立っているデパートも崩れだす。

どうせ五体満足に生き延びれるはずはなく、 それに生き残ったとしても、 工場から流出した化学薬品にまみれて死ぬ思いをすることになるだろうと思い、 おれは確実に死ねる場所を見つけようと考える……というところで目覚めた。

それから喫茶店でモーニング。サンデー。マガジン。 そのあと某E研へ。 さ、勉強勉強。


金がない。 奨学金が出るまでは、一日千円以上使えないことが判明。しくしくしく。 問題は某関西倫理学会の手伝いに行くときの電車賃なんだよな。 金曜日に自転車で出発するか :-)


昼下がり

ベンタムの勉強。ハリソンのBenthamを読んでみたり。

ちょっと郵便局へ。 東京で今年最初の木枯しが吹いたらしいが、 今日は京都の風も冷たい。 本格的に冬が来たらしい。
「みんな集まってきなよ/
どこをふらついてるにしても/
そして自分の周りの海水が増してきたことを認めなよ/
もうすぐ骨までびしょぬれになるってことも/
もし時間が貴重なんだったら/
泳ぎ出した方がいい/
そうしなきゃ石のように沈んでしまうだろう/
だって時代は変わりつつあるんだから」
とボブ・ディランの歌を口ずさんで独りわびしくなる。
冬はわびしい。


5コマ目の名和先生の授業(個人情報の保護について)に出た後、 倫理学入門読書会(「道徳と心理的発達」その4)。疲れた。

それから某定食屋で夕ごはん。 某嬢、某君、某君と。 カキフライ。

『実践哲学研究』第21号の印刷が済んで、 研究室に到着した。抜刷をいただく。


11/05/97(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

・真夜中・

・う、もう水曜か。お腹が減って死にそうなので、 ごはんを食べてからベンタムを勉強しよう。


・もうすぐ夜明け・

・さ、ギターを弾いて、夜が明けない内に下宿に戻ろっと。


・夕方・

・奨学金受領確認済み。附属図書館でキケロの翻訳を探してさまよう。岩波は 全然出してないのか。ちょっと不思議。


・夜・

・歯医者。歯の型を取るためにうねうねとしたものを口に入れられる。非常に 気持ち悪かった。

・それから銭湯へ行き、部屋に戻ってはさみで髪を切る。無茶苦茶になる。あ あ。ああああ。


11/05/96

夕方。今日はまたしても寝坊。昨日自転車を阪急河原町駅前に置いておいたの で、すでに撤去されたものと観念していたが、今日もまた無事であった。悪運 の強い自転車である。

何とか3コマ目、4コマ目と出席。家でよく寝たせいか、今日は全く居眠りせ ず。えらいえらい。

真夜中。(楳図かずお調で)ギャーッ。もう12時っ!!今の今 まで某(無給)助教授の金魚のフンとしてちろちろとお供をし、夕御飯をごちそ うにあずかっておりました。いやいやかたじけない。いやいや。いやいや。例 によってとてもここには書けないようなお話を聞く。言えねえ言えねえおらに は言えねえだ。

ところで今、楳図かずおの名前が出なくて30分ほど産みの苦しみを味わってお りました。忘れっぽくて困ります。いやいや。いやいや。あ、したがって『漂 流教室』は名作なのです。つまり名作です。しかし置いてある喫茶店を知って いるので読みたい人はご一報を。

なんかMacがやたらとハングアップする...。

さらに深夜。良い子も悪い子ももう寝た寝た。

なおかつ深夜。あ〜、寝れんっ。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
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Last modified: Sun Nov 27 16:40:13 JST 2016