政治、道徳、倫理についての共有された考えがないかぎり、 いかなる社会も存在できない。 われわれはみな、善いことと悪いことについての考えを持っているが、 それを自分の住む社会から隠していることはできない。 もし男性たちと女性たちが善悪について基本的な意見の一致がない 社会を作ろうとしたら、彼らは失敗するだろう。 意見の一致に基づいて社会を作ったとしても、 その意見の一致がなくなったら、社会は崩壊するだろう。 なぜなら、社会とは物理的に結びつけられているものではなく、 共通の考えという見えないきずなによって結びつけられているからだ。 そのきずながあまりに緩まってしまうなら、 社会の成員たちは離ればなれになるだろう。 共通の道徳は、そのきずなの一部である。 このきずなは、社会の費用の一部である。 だから、社会を必要とする人類は、この費用を払わなくてはならないのだ。
---Patrick Devlin, The Enforcement of Morals
今日は日帰りで東京に出張。それだけで疲れてしまった。また、娘が無事に二 歳になった。
早めに起きて髭剃り、シリアル。スーツに着替えて京都駅へ。新幹線で品川に 行き、田町の某会議所で某委員会に出席。お昼すぎに終了。歩いて田町へ。
お昼は某氏と寿司。そのあと三田の某大学のラウンジで某氏と研究の相談。
昼下がりに品川に移動して新幹線。夕方に京都駅に戻る。某百貨店でネクタイ を二本と娘へのプレゼントを購入して帰宅。
夕方、娘を保育園に迎えに行き、帰宅して夕食。新聞。
夜、娘と風呂。それからしばらく娘の相手をして遊ぶ。夜中、寝かしつけ。自 分も寝そうになる。
真夜中、メールの返事など。いろいろやるべきことがたまっている。
定時起床。ゴミ出し、髭剃り、朝食、朝刊。
娘の風邪の調子がよくならないので(昨晩から咳込んだついでに何度か戻した)、 今日は保育園を休みにして、某妻と一緒に留守番することに。娘はちょうど一 歳になった。まあ、おかげさまでかなり無事に育ってきたので、感謝して次の 一年もちゃんと育てよう。
少し娘の世話をしてから地下鉄に乗り本三の某喫茶店へ。午前中は午後の某報 告の準備。朝はあっという間に終わってしまった。
お昼は某氏や某外国人らと某居酒屋で定食。ごちそうになる。鯛焼を買う。
お昼すぎ、某会議に出席。それからしばらく雑用。
昼下がり、某OD生の指導。
夕方、昨年度の某医学部のBest Teachers Awardの授賞式に出て豪華な賞をも らう。ありがとうございます。他の受賞者の方と一緒に、とても偉い先生方の 前で5分間のスピーチをする。久しぶりに緊張した。勢いで作った出来たてのス ライドで報告したのと、一つ大きな間違いをしていたことに後で気が付いたの とで、発表後に身をよじりながら苦しむ。こういうのはもっと準備しないとダ メ。海より深く反省。でもまあ、とにかくありがとうございます。今後もがん ばります。
それから某氏に事務室で一杯コーヒーをごちそうになり、小雨の降るなか早め に帰宅。娘の相手をする。
夜、夕食。そのあと、娘と一緒に少しソファで仮眠。
夜中、娘を風呂に入れ、メールを各所に送り、食器を洗う。あっという間に真 夜中に。
もう寝ないと。週アスを読むヒマがない。
(昨日から続く)真夜中に部屋の隅に分娩用のマットにシーツを敷いてもらって 数時間寝る。起きると、某妻の陣痛がようやく本格化してきたというので、 分娩台に載せられ、助産師さんたちが複数部屋を出たり入ったりするようになる。
夜明けごろから本格化したので、朝の仕事には間に合うかと思っていたら、 そこからさらに長く続き、結局、鉗子分娩で子どもが産まれてきたのは 朝の7時5分。それから胎盤を取って会陰を縫い合わせ、なんだかんだとやって 分娩室から別の病室に移るころには、朝の仕事には間に合わず(代理で某院生に 行ってもらった)。しかし、まあ妻子が無事だったことが一番喜ばしいことだ。
朝の某仕事(英語の吹替え作業)は、遅刻して参加。お昼すぎまで。 上野広小路で某院生とラーメンを食べたあと、大学に戻り、 遅めのランチョンセミナー。
昼下がり、少し雑用。1時間ほど死んだように寝る。
夕方、某先生と某相談。そのあと、いろいろ雑用。
夜、今日作っていただいた某英語DVDが上がってきたので、 某先生にも少し見てもらう。
夜中、某所で酸辣麺を食べてから帰宅。一日干しっぱなしだった洗濯物を 取り込み、布団に入る。今日はもう寝よう。
四日分のツイートをまとめておく。いつか某娘が見るときがくるだろう。
朝、遅めに起床。シリアル、朝刊、シャワー。
午後は勉強する予定だったが、天気が良いので某妻と連れ立って外出することに。 秋葉原に行き、遅めの昼食。それから、キーボードその他を探す旅に出る。
夕方までにキーボード(ミヨシTK-24G02BT)を入手して帰宅。夕食。
夜、某オンライン研究会。勉強した。もう少し勉強しよう。
朝、ゴミを出してから、米国某大学との某テレビ会議に付き合う。 それから二度寝。お昼すぎに起きてしまう。
シリアル、朝刊。今日は勉強会の準備をしなければならないが、 大雨なので自宅でゆっくり過ごそう。
メキシコの豚インフルエンザ、けっこうやばいのでは。 各国に飛び火しだした場合、日本への上陸は防げるだろうか。
パスタを作って食べる。引き続き大雨。 朝日の付録(4月から土曜日だけになった)は、 60年代~80年代の懐古的な内容が多い印象がある。今回はユーミンとか。 それなりにおもしろいが、なんかbackward lookingな感じだ。 まあ、前向きに文化を語るのは難しいよな。
勉強しないと。
メモ。「倫理学やってます」について。 「哲学やってます」よりはいいかなあと思っていたが、 「倫理」にあまりよくないイメージ(法律とも違う、なんか孔子的なイメージ?)を 抱いている人にとっては、変なことやってるなあという印象を持たれるのかも、 と(今ごろ)思った。「正義論やってます」だと、 普通の人はどういう印象を持つのだろうか。う~ん。
あ、「現代」を付けた方が印象がよくなるかな。「現代倫理学やってます」 「現代哲学やってます」「現代正義論やってます」。 なるほど。ちょっとましになるな。
じゃあ、さらに「応用」も付けるか。 「現代応用倫理学やってます」「現代応用哲学やってます」 「現代応用正義論やってます」。もののついでに「総合人間」も付けておくか。 「現代総合人間応用倫理学やってます」「現代総合人間応用哲学やってます」 「現代総合人間応用正義論やってます」。
あ、そうすると、コミュニケーションも入れた方がいいよな。 「現代コミュニケーション総合人間応用倫理学やってます」。 「国際教養」も必要か。 「現代コミュニケーション総合人間国際教養応用倫理学やってます」。 これだったら、なんとなく印象が良いかなあ。
雨はしとしとと降り続けている。シャワー。 いつも面倒なのでなかなか浴びられず。
紅茶を入れてくつろぐ。勉強しないと。 …と思って椅子に座ると眠くなるのはなぜか。
メモ。知的欲求。問題は、自分がそれを満たす側にいるとは、 とても思えないということだよな。しかし、 いつまでも口を開けて待っているわけにもいかない。
ようやく勉強中。
ExPhi。ロールズの正義の二原理が選ばれるかどうかの実証研究ってないのかな。 あれ、empirical simulationがあるのか。そのうち調べてみよう。
夜、夕食。夕刊。
ソファで少し寝てから二階の勉強部屋に戻り、 勉強会の準備の続き。
あれ、このペースでは終わらないな。まずい。
今日のこと(so far)。
悪いニュースが一件。
昼下がりから夕方まで、某ミーティング。 そのあと、1時間ほど某院生の研究相談。
夕方、研究室で珍しく1時間ほど勉強してから帰宅。
夕食後、少し寝てから、夜中にまた勉強。ダニエルズの論文。
真夜中、某妻と一緒に『ブロークン・フラワーズ』 を観る。まったりとしたロードムービー。オチが今ひとつ理解できず。C-
昨夜も早目に就寝。なんとか起きる。まだ雨。
定時出勤(ネクタイと格闘して少し遅刻)。 今日はタクシーで。雨はとりあえず止んだようだ。
午前中は某勉強会。司会。へた。
お昼、11月にある某学会大会の発表申込をする。 夏に報告の準備をしなければ…。
昼下がり、某会議。 そのあと、 しばらく医図書で調べもの。
夕方に大手町へ。小綺麗な喫茶店で時間をつぶしたあと、 某会議。弁当をいただきながら議論する。
夜に帰宅して、某妻と食事。いろいろ相談に乗ってもらう。 夜中、一緒に近所を散歩する。近所に豪華な家が多いので飽きない。
定時出勤。今日は少し肌寒い。
メモ。他人の道徳判断を、自分の直観に合っているかどうかで評価する人。 「あなたの言っていることは正しい。なぜなら、わたしもそう思うからだ」。
メモ2。「なぜそれに従わなければならないのですか」という問いに、 「それがあなたの法的(倫理的)義務だからだ」と答えるのは、 実定法・実定道徳的な答えだ。 「それは~という合理的な理由がある」と答えるのは、 哲学的な答えだ。問いのレベルを区別すること。
勉強中。
メモ2の続き。実定法・実定道徳的な答えで足りる場合もあるが、 以下の二つの理由で十分でない場合がある。 一つは、「なぜ法や倫理に従わなければいけないのですか」 という問いがありえること。 もう一つは、実定的な法や倫理にはあいまいなところ、あるいは空白があり、 それに訴えるだけでは行為指針として十分ではない場合があること。
お昼、某ランチョン・セミナー。先日の「災害時の倫理」の復習。 勉強になる。 お昼すぎはいろいろ雑用。
昼下がりから某ミーティング。 事務補佐の方が一人退職されるので記念に花束など。 そのあと、四原則(とくに特定化)について侃々諤々。たいへん勉強になる。 夕方、さらに某倫理学入門書の批評をやり、喧喧囂囂。勉強になる。
夜、40分ほどプールで泳ぐ。息を切らせながらキックの練習。 だんだん水を蹴るという感覚がつかめてきた。
夜、同僚の某氏らと本三の居酒屋へ。 歓談。ビール、日本酒。
そのあと、春日のラーメン屋に行き、さらに食べる。食べすぎ。
メモ。「患者の利益を促進せよ」という善行原則があるが、 「患者の利益=患者の望んでいること」と理解すると、 結局、「患者の望んでいることを促進せよ」という自律尊重原則になってしまう。 同様に、「~に応じて、人々を等しく扱え」という正義原則に関しても、 「各人の自己決定に応じて(各人の自己決定を尊重するのが正義である)」 としてしまうと、正義原則は実質的に自律尊重原則になってしまう。 これを問題と見るか、あるいはすべては自律尊重原則に還元されると見るべきか。
今日のニュース
早起き。非常に恐い夢を見ていた気がする。
午前中から大学に来て勉強。もう少し早く来れるようにしよう。
給料等の振込を先日作った某銀行に変更する手続をする。 こっちの方がいろいろ便利そうなので。
メモ: ベンタムの研究なら、基本的に文献学的にやるしかないが、 生命倫理学は必ずしもそうではない。 自分にふさわしい研究方法を模索すること。
自己決定に基づく脳死・臓器移植が許されるんだったら、 自己決定に基づく脳死・人肉食も許されなければおかしい、 という議論を何度か目にした。 道徳判断の一貫性に訴える議論だ。
そう主張する論者が言うように、 第三世界の人の飢餓を緩和するためにそうすることが本当に必要だったら、 そうすべきだろうと思う。 しかし、 おそらくこの方法は最善の方法ではなく、 第三世界の人々が望む方法でもない(と思う)。 むしろ、金銭的・人的な援助を通じて、 農地や公衆衛生の改善の手伝いなどをすべきだろうと思う。 これは、優れた人工臓器という手段が利用可能になれば、 脳死・臓器移植がおそらく必要なくなるというのと同じだ。
メモ: 人の全細胞が死ぬときが人の死だとすると、 対称的に考えれば、 人の生は細胞が一つ生じたときから始まることになる (必ずそういうことになるわけではないが)。 しかし、これは受け入れがたい。したがって…。
尼崎の方の脱線事故でたくさんの死傷者が出た模様。合掌。 航空機にしろ、電車にしろ、 安全管理がなっとらんという社説が明日の産経に出そうな気がする。
遅い昼食を食べに某所へ。 某所というのは赤門のそばの「まぐろ市場」なわけだが、 ここの名物は「ばくだん丼」という、 納豆とネギトロとおくらとイカなんかがのった丼。 なぜ「ばくだん」と呼ぶのか知らないが、 おいしいのでよく食べる(今日は別のものを食べたが)。
しかし、店の人は注文を取ると「ばくだん一丁っ」とか大声で叫んでいるので、 まぐろ市場が羽田空港や成田空港の中にできたら、 その度にテロかと間違われてたいへんだろうなあとかバカなことを考えながら食事。
夕方まで脳死の勉強。そのあとちょっとジムに行き、泳ぐ。 ちょっとうまくなった(気がする)。 購買部でおにぎりなど買ってから研究室に戻ってくる。
ロールズの正義の二原理にかなった学級編成というのを考えてみる。
ある高校の生徒会会長と副会長がロールズの正義論(翻訳が絶版なので原書) を一緒に読んでいたく感動し、正義の二原理にそくした学級編成をしようと考え、 全生徒を広場に集めて次のように呼びかけた。
「ロールズによればっ、高校のっ、基本的制度はっ、正義にっ、のっとってっ、 なければっ、ならないっ」(大歓声)
「そこでっ、うちの高校のっ、あり方をっ、みんなに考えてっ、ほしいとっ、 思うのですっ」(大歓声)
ここで副委員長がロールズの理論を説明する。
「え~、要するに、自分が高校でどういう成績を取るかわからないという状況を 想像してください。理系か、文系か、体育が得意か、成績上位か、落ちこぼれか、 そういうことはぜんぜんわからない状況で決めないと、正義にかなったルールは 作れないというのがロールズの『無知のヴェール』というやつです」(ざわめき)
「みなさんのなかには、クラス別成績編成にして、 成績が上位の人に机を二つ上げたり、落ちこぼれには机も教科書もやらなくていい、 と考える人もいるかもしれません。しかも、このように成績上位の人を優遇し、 落ちこぼれを冷遇することで勉強するインセンティブが増し、 高校全体の成績は向上するかもしれないと考えるかもしれません」(「そうだそうだ」 という一部の声)
「しかし、ロールズ的にはこういう功利主義的なのはダメなのです。 こういう発想は、自分が落ちこぼれにならないと信じているから言えることで、 自分が落ちこぼれになった場合、すなわち最悪のシナリオを考えてください。 最悪のシナリオでもそこそこな待遇が保証されていないような高校は、 正義にかなっているとは言えません」(「その通り」という一部の声)
「そこで、ロールズ的には、みなさんは次のような制度を選ぶものと思われます。 まず、成績のいかんにかかわらず、机、ロッカー、靴箱、授業を受ける機会などが 保証されていること」(歓声)
「次に、成績別クラス編成が認められるのは、 誰でも上のクラスに行ける機会が公平に保証されていて、 しかもこの制度によって最も落ちこぼれの学生が最大の恩恵を受ける場合です」 (ざわめき)
「つまり、成績別クラス編成によって学校の評判が高くなったり、 先生の質が高くなったりして、 その結果落ちこぼれの学生の成績が底上げされる場合です」(歓声)
ここで会長が再びマイクを握る。
「みなさんっ、これこそがっ、フェアな高校ってもんじゃっ、ありませんかっ」 (大歓声)
「それではっ、各人のっ、善の構想をっ、自由に追求してっ、くださいっ」(大歓声)
しばらく研究室でうたた寝したあと、 某バーガー屋で食事をしてから帰宅。 このバーガー屋はおいしいが、分煙していないのが難だ。 分煙がしっかり行なわれるようになるまで行かないようにしよう。
さて、勉強せねば…。
野田又夫が死んだそうだ。会ったことないけど、 ついこないだ「まだ生きてるのかな」とうわさしていたところだったこともあり、 少なからずショックを受ける。 享年93才。合掌。
昨日はお昼前に起きてから大学に行き、 購買部で買った弁当を研究室で食べたあと、 ジムへ。お腹の調子が悪かったせいもあり、 1時間ほどいろいろやっているとかなり疲れる。
それから某氏らと4人で集まり、つつじ祭りをやっている根津神社に行く。 屋台も人出も多く、にぎやかな祭りだった。 たしかに子どもと行くとおもしろいだろう。
そのあと、買物をして某氏のしゃれたマンションで鍋をやり、 先日のNHKの「医師の質を問う」のビデオを一緒に観賞する。 医師患者関係ひとつ取っても問題は簡単でないことを再認識する。
11時ごろまで腹一杯飲み喰いし、いったん研究室に戻ってから帰宅。 今週はほぼ毎日飲んでしまった(調べてみると、月曜の夜以外はずっと飲んでいる)。 いかん。来週はちょっと気をつけよう。
メールでの質問への答え。 マルクス・アウレリウスの『自省録』に出てくる「指導理性」というのは、 「理性」と同じ意味でいいんじゃないでしょうか。「指導」とあるのは、 しばしば性欲や食欲などの欲望や、怒りや怯えなどの情念に動かされて しまいかねない精神を理性が指導する、というようなことでしょう。 詳しくは『マルクス・アウレリウス 自省録』(西洋古典叢書) の解説303頁以降を読むとよいでしょう。 理性と欲望および情念との関係は、『パイドロス』に有名な御者の比喩があります。 今、手元に『パイドロス』がないので、ブラックの『プラトン入門』から 引用しておきます。
このミュートス(神話・物語)の中で、魂は二頭の馬を操る御者になぞらえられている。 御者は理性を表わし、二頭の馬は欲望と感情(気概)を表わしている。 かの世において神々の馬車はやすやすと進んでいくが、 われわれの魂の馬車は、いまだこの世の汚れをまとっているために、 あちらこちらへと道をそれ、馬たちはちぐはぐな方向に引っぱろうとする。
『プラトン入門』(岩波文庫、183頁)
新聞。
`At the end of the day'(つまるところ)、 `With all due respect'(たいへん失礼ですが)などのフレーズは、 かなり嫌われているようだ(Plain English Campaign, 23 March, 2004)。 気の利いたセリフのつもりで使わないように気をつけよう。
情報が遅いが、Googleがエンコーディングを変えたとかなんとかで、 今までの検索ボックスがうまく行かないとかなんとかいう問題については、 以下を参照。
Sleipnirの場合は、Sleipnirオプション→検索バー→検索エンジンで、
Google(日本語)のエンコードをUTF-8にしたら直った。
このサイトのindex.htmlに作っている検索ボックスについては、
<input type="hidden" name="ie" value="ISO-2022-JP">
を入れてやるとうまく行った。SJISでファイルを作っている人は
value="Shift_JIS"とすればいいそうだ。
今日はお昼すぎに起き、部屋の掃除と洗濯。勉強しなければ。
早寝早起き。外は少し雨。
朝に地震があったようだが気付かなかった。
新聞。
そうめんと枝豆。
ブッシュを批判したディクシー・チックスがたいへんなことになっているそうだ (BBC News)。 ジョン・レノンが「ビートルズは神よりも有名だ」と言ったときと 同じような目に遭っているようだ。 米国南部のバイブル・ベルトは保守的で恐ろしいな。
古本が届く。
少し寝る。さて、遅くなったが大学に行かねば。
横浜駅そばのソフマップでスピーカーを購入してからバスで大学へ。 来たらすでに夕方になっていた。う~ん。
コモン・ルームで朝日を一週間分読む。
メモ: ベンタムとゴドウィンはウィンブルドンかどこかで一度会っているそうだ。 スティーブンのEnglish Utilitariansに記述があるとのこと。要チェック。
某教授と横浜駅でカレー。 D論をどのようなアプローチで書くべきかなど、 いろいろ相談に乗ってもらう。
新たに勉強する気になって帰宅するが、眠い。
ちょっとブラックバーンのThinkを読む。 ときどきこういうのも読んで頭をリフレッシュさせないと。
昨晩は、読書会の準備をする予定が、 フヌけていて『太郎』を全部読み直してしまう。 世界チャンピオンになるという目的を持って生きている主人公の生き様を 読んでいると、それに同一化するというよりは、 最近の自分がいかにフヌけているかがいやがおうにも自覚されて、 無目的・無目標な生き方にイヤ気がさす。 短期的には片付けなければならない仕事はたくさんあるのだが、 長期的な目標、 それのためになら睡眠も食事もけずってもよいという「燃える」 目標が欠けている。 ボクシングなら世界チャンピオン、 ポップ音楽ならメジャーデビューとかオリコン一位とかがあるが、 現在オレが持てる目標は何か? 中期的にはD論とか就職ということになるんだろうが、 それを考えても今はあまり心がかきたてられない。 世界平和? ちがう。世界征服? もっとちがう。 う~ん、何をすべきなんだろうか。 シンガーに学ぼう。
そんなことを考えながら早朝に寝てお昼前に起きたあと、 しばらく勉強会の予習をしてから大学へ。 メタ倫理学勉強会。 フヌけているのでマクダウェルの難解な文章はほとんど理解できない。 次回までになんとかこの状態を脱け出さねば。
「ま、悩むのもいいけどウツにならないようにね。 ユーモアを忘れずにかろやかに悩むように」
「映画とか小説とか読んでみたら? 人と話すとかさ。 毎日コンピュータの前に座ってるから目標を見失なうんだよ」
「いやいや、そもそも君は人生を真剣に考えすぎなんだよ。 目標なんかなくても、適当に楽しく生きていけばいいじゃん。 特に解決したい倫理学的な難問なんかもないんでしょ?」
「ちょっと早い五月病でしょう。 給料をもらうようになったらやる気もでますよ。 とにかく目先の仕事を真剣にやったら」
「ヒマだからダメなんだよ。 忙しくしてればそういうくだらない疑問は生じない。 実存主義的雰囲気にひたってないで勉強しろ」
つかれていたので、5コマの環境倫理の授業を休んでしまった。 次回は行くつもり。
某所ですこし勉強したあと、買物してから下宿に戻ってくる。
とりあえず、来週は火曜日に授業、水曜日に生命倫理学勉強会発表、 木曜日に自由主義読書会発表があるので、週末は集中して勉強しよう。 フヌけるのはそのあとということで。
励ましのメイルをいただく。感謝。
FINEニューズレターの新聞記事のまとめを作成中。仕事仕事。
夕食。豆腐、納豆、えのきのバターいため、海苔、その他。
28才になって、 「メル友の女高生脅し無理やり売春」という人もいれば、 2000万ドル(約26億円)払って宇宙に行く人もいる。 もちろん、 (ニセ)社会人一年生になってフヌけている人もいる。
FINEニューズレターの新聞記事の4月分のまとめ。 一応以下に見出しだけ載せておく。
今日の勉強時間…6hr
あああ。新聞を読んでたら日付が変わってしまった。
授業の予習をしなければ。ミル、ミル。
「みなさん、こんにちは。完全自由党の野軸です。 さて、先日の朝日新聞の記事によると、民主党は、 ホームレスの人たちの自立を図る法案を準備しています。
「民主党によれば、この法案の趣旨は、ホームレスの生命や人権を守り、 社会参加を図ることだそうで、 政府は人々がホームレスにならないようにすることや、 ホームレスの支援に『責任』があり、 国民もホームレス自立に『協力義務を負う』そうです。 また、この記事によれば、ホームレスの人たち自身の『責務』として、 自立への努力規定も設けるそうです。
「しかし、貧しい人を助けるという大義はけっこうですが、 なぜ政府はホームレスを助ける『責任』があるのでしょう? 民主党の幹部は『好きでホームレスになっているわけでなく、支援が必要だ』 と言っていますが、 公平な競争の結果、負け組に入ってしまったのであれば、 あるいは、みずから望んでホームレスの生き方を選んだのであれば、 政府が手を出すのはおかしいのではないでしょうか。
「そもそも政府がホームレスを支援するためのお金や資源はどこから出るのでしょうか? もちろん、みなさんやわたしが払う税金からです。 しかし、 なぜ市民はホームレスを助けるために税金を払わなければならないのでしょう? なぜ『協力義務』を負うのでしょう? 貧しい人を助けるかどうかは個人の良心の問題で、 政府に指図されて行なうものではないはずです。 考えてみてください、 いやいやながら援助する人々を、ホームレスの人々はありがたがるでしょうか?
「みなさん、 わたしは決して貧しい人に親切にすることを否定しているわけではありません。 困っている人々に親切にすることは大切であり、 わたしも日々努めていることですが、 わたしたちはお金の出所をはっきりさせる必要があります。 民主党の幹部を含め、 良心的な人が集まってボランティア団体を作るというのなら美談ですが、 なぜわれわれが強制的にその団体に加入させられなければならないのでしょう? 民主党の幹部はまさに公私を混同しているのではないでしょうか。
「福祉国家の理想はけっこうですが、 そんなお金があるのなら、 結果の平等を目指すよりも、 小学校、中学校の教育を充実させるなどの、 公平な競争を目指した法案を提出してもらいたいものです。 これこそ本来の税金の使い道だと信じます。 ご静聴ありがとうございます」
「みなさん、平等党の同尾金です。 わたしはこれから今の野軸議員に反対する議論を述べたいと思います」
「まず、 国家は憲法にあるように最低限の文化的な生活を国民の全員に保障する義務があり、 ホームレスの人々は当然国家によって助けられるべきグループに入るわけです。
「もちろん、この場合、好きでホームレスになったのであろうと、 事業に失敗してなったのであろうと、関係ありません。 最低限の生活はみなが亨受する権利があります。
「野軸議員は、 なぜわれわれの一人一人にホームレスを助ける『義務』 が存在するのかと言っていましたが、 みなさん、自分がホームレスの立場に立ったときのことを考えてみてください。 もしみなさんが同じ状況になったら、 国家にどうしてもらいたいですか? 他の人々にどうしてもらいたいですか? きっと援助があってしかべきだと思うでしょう?
「もし『ホームレス保険』なるものがあり、 ホームレスになるまえにあらかじめ保険に入ることができたとしたら、 みなさんもきっとこのような保険に入っておけばよかったと思うでしょう?
「みなさんは万一のために一定の保険金を払い、 苦境にあるホームレスは保険金を受けていると考えてください。 みなさんはホームレスを助けるかわりに、 万一自分が同じ境遇に陥った場合には、 同様の助けがあることが保障されるわけです。 実際にはみなさんはホームレスにはならないかもしれませんが、 それはちょうどみなさんが火災保険や生命保険に入るのと同様です」
「たしかに、火災保険や生命保険は任意加入であるのに対し、 この仮想的な保険は国民が一律に加入しなければなりません。 しかし、このような最低限の生活を保障する保険は、 よく考えればどんな人でも入りたいと思うにちがいありませんから、 私企業ではなく、 倒産の可能性のない政府が税収を用いて実施するわけです。
「というわけでみなさん、野軸議員の無責任な議論には耳を貸さず、 今回の法案を支持しようではありませんか」
起きて朝食。眠い。
予習予習。
遅刻せずに出席。 ミルの`Remarks on Bentham's Philosophy'と 『功利主義』について。 学生が少なかったせいか、 あるいはトピックが親しみのあるものだったせいか、 めずらしくよく発言した。
再来週に『代議政治論』について発表することになった。 要修業。
授業のあと、突如降ってきた大雨にやられる。 走ってユーストン駅そばのマレーシア系中華料理屋で昼食。 ここは安くてそこそこうまいのでときどき使っている。
食事のあとに外に出たら、すっかり晴れていた。
2時間ほど寝る。 最近、早起きがつづき寝不足気味なのでつかれているらしい。
夕食のあと、友人らと映画を見に行く。 英国で記録的ヒット中のBridget Jones's Diary。
「どんな内容かと言われると説明しにくいんですが、 ロンドンに住む30代前半の独身女性が主役のラブコメといったらいいですかね。 この女性がスタイリッシュじゃないし、 場の雰囲気がつかめなくて変な発言をしたりするので笑えるわけですが、 その要素を抜けば普通の恋愛物語です」
「しかし、その要素を抜いたらほとんど内容がなくなるだろう」
「まあそうなんですが。男性にはそれほど受けてないようなので、 きっと同じ世代の女性が共感するんでしょうね。 いや、ところどころ大爆笑できる映画なので、英国と米国だけでなく、 きっと日本でもはやるんじゃないかと思いますが」
「ふ~ん、どうもあんまりおもしろくなかったようだな」
「いや、かなり笑えたんですが、ごくふつうのハッピーエンドだし、 見終わったあとにあまり高揚感がなかったので。 でもいい映画だと思いますよ。大ヒットしてるのもわかります。 というわけで、B-」
「いつもB-ばっかりじゃないか」
「名作じゃないけれど見ればまあ楽しめる、ということで」
昨晩は、某古本屋でCDを一枚購入したあと、 某所でお好み焼きを食べた。 『モンスター』第2巻から第3巻まで読む。
その後、某所と某所に寄り、 さらに古本を購入。
さらに、某所で三島由紀夫の本を買う。 これは頼まれもの。
『世俗の思想家たち』などを読んだあと、 真夜中の3時くらいに寝て、昼下がりに起きる。 怠惰すぎる。
♪サイコッキラー~~ケスクセッ・ファファファファーファ、ファファファーファ♪
(というわけで) トーキングヘッズのページ。
トコロデ、 カタカナデ文章ヲ書クト変ナ感ジニ思エルノハ、 タイヘン興味深イ現象ダト思ウ。 トクニ、漢字トカタカナガ混ザッテイルノハ、 不気味デアル。
カタカナデ文章ヲ書クト、ロボットヲ連想シテシマウノハオレダケダロウカ。 カタカナトロボットノ間ニハ、 強力ナ観念連合ガ 働イテイルヨウナ気ガスル。
バンドの練習。ギターまた来ず。むむ。
練習が終わってから、某お好み焼き屋で晩ごはん。 2時間ぐらい居座る。
帰りに、某古本屋に寄って買物をする。
う。勉強せねば。
みんなのやっている恋愛云々のテストをやってみようと思ったが、 質問の多さ(と質問内容の曖昧さ)に辟易して途中で挫折してしまう。 もっと自分についてよく知るべきだとは常日頃から思ってるんだけど。
ベンタム読書会が終わってから、いろいろとスーパーに寄って、 野菜やら昆布やらかつおだし(一応買っておいた)やらフライパンやら砂糖やらを購入。 散財。
下宿に戻って、昆布でだしを取ってうどんを作ってみる。 見事に失敗。うがっ。あまりのまずさ(というか味のなさ)に愕然とし、 明日料理の本を買う決心を固める。 ついでにみりんと油も買わねば。
ほうれん草も茹ですぎてひどいことになる。 まともに食べれたのは、 ごはんと惣菜コーナーで買ってきたきんぴらごぼうだけ。 あと梅干しと。ううう…。 立派な自炊ベジタリアンになれる日はまだ遠い。
ごはんを食べて片づけた後 (ちなみに、料理をするときはテープに録音したビジネス英語を聴いている)、 ベンタムに批判されたことで有名なブラックストーンの著作をしばらく読む。 それから、いったん寝てから研究室に行こうと思ったが、 ふとんに入ってもなかなか寝つけなかったので、 えええいと起きて弁当箱(らしきもの…前の大家さんにもらった) にごはんの残りやら梅干しやらなんらやを詰めこんで、 (ちゃんと古本屋に寄ってから)研究室に来てしまった。
OPEN KITCHENというホームページを 教えてくれた方、ありがとうございます。これで本を買わなくて済むかも。
どうも、昆布は沸騰してからもそのままにすると、どんどん水を吸って太り、 ついにはスライムのようになってしまうらしい(ウソ)。昆布臭くなるんだそうだ。 経験と実験を重んじるおれとしては、 「昆布臭い」というのはどんな臭さなのか、 一度試してみねばなるまい。
ベジタリアンとは?というページも教えていただいた。感謝。 これを見て勉強しよう。 やはりぼくがベジタリアンなのは「健康のため」だな。
(某料理人日記者からのアドバイスを受けて)
あっなるほど、 「何でも油で炒める1週間」とか、 「何でもバターで炒める1週間」とか、 「何でも煮物にしてしまう1週間」とかにして一点集中的に修行するわけですか。
ではまず、「何でも惣菜コーナーで買う1週間」から行くか:-)
(「何でも漬物にしてしまう1週間」とか 「何でもみじん切りにしてしまう1週間」とか…うそです。 まじめにアドバイスを聞いて修行します)
さらにBob & Angie's Community という非常に参考になるページも教えてもらう。感謝感謝。 明日こそは食べれるうどんををををっ。
なぜか寝ないで仕事。 寝ないで済む身体になったのだろうか。 自炊ベジタリアン効果が現れてきたとか。
加藤研で本を数冊借りてくる。
数時間ほど前後不覚の爆睡。ほんとに疲れるとこんなに寝れるのか。
最近不精ひげを伸ばしているのだが(この表現はおかしいか)、 まだきちんとは伸びないようだ。 早くちょびひげとかなまずひげとかにして遊んでみたいものだ。
週刊誌(といっても少年マンガのことだが…)を読むために喫茶店へ。 久しぶりに喫茶店に行った気がする。
風が強い。雲の足が早い。そのうちに雨が降るのだろうか。
久しぶりに附属図書館に行って本を借り出してくる。 附属の貸し出しは期限厳守だから気を付けないといけない。
うう。読まないといけない本がたくさん。
夕方に買物をしてから下宿に戻った。みりん(風調味料)、うすくちしょうゆ、 など。来週一週間でうどんをマスターするつもり。
・昨夜は久しぶりに新聞の切り抜きをしていた。まだ去年の11月の新聞だが。 そのせいで今朝は寝坊。
・これから2コマ目の授業。今日はけっこう忙しい。
・眠い。さっき、生協の書籍部で3月末に注文したブレンターノの本が着いた かを聞きに言ったら、「海外発注しましたからあと2、3カ月かかります」だっ て。選択を誤れり。
・姉がぼくの本棚にある澁澤龍彦の『黒魔術の手帖』を欲しい、と言ったので、 しぶしぶあげた。そこで生協で新しいのをついでに買う。ぼくは、本やCDに はかなりの執着心があるみたいで…、ってこれも前に書いたか。
・3コマ目に遅刻するのでもう行かないと。
・授業関係のテキストなどのコピーを必死にやる。京大近辺には5円コピーの 店がいくつかあるが、どこも設備がひどい(サービスは悪くないが)ので、金輪 際使うのはやめにする。一枚10円でも、生協の方がよっぽどまし。
・これから友達のバンドのライブを見に「たくたく」へ。夜九時からは�「夜中 のベンタム読書会」。参加予定者はす×きさんと×くだくんと、こだ×くん。 京大近辺にお住みの方でひまをもてあましている方は、ぜひ冷やかしにきてく ださい。
・ベンタム読書会終わり。ベンタムの文章がかなり難しいので、みなで呻吟し ながら進む。
・疲れた。長い一日。