(かいばらえきけん Kaibara Ekiken)
江戸前期の儒者、本草学者(1630-1714)。 長崎で医学を学ぶが、最終的には儒学者になる。
『益軒十訓』の一部である『養生訓』で「医は仁術なり。仁愛の心を本とし、 人を救ふを以って、志しとすべし。わが身の利益を、専に志すべからず」 (第六巻「慎病」)と論じた。 ヒポクラテスの誓いと比較せよ。
なお、『養生訓』は貝原益軒アーカイブで閲覧できる。
04/Dec/2002