MSDS No. JW326151 | 作成日:2004/04/12 |
製品名 : | ペンタデカフルオロオクタン酸アンモニウム |
会社名 : | 和光純薬工業株式会社 |
住所 : | 大阪市中央区道修町三丁目1番2号 |
担当部門 : | 試薬営業本部 業務課 |
電話番号 : | 06-6203-3741(代表) |
FAX番号 : | 06-6201-5964 |
製品コード : | 322-61512, 324-61511 |
緊急連絡先 : | 試薬本部西日本営業部 電話 06-6203-3741(代表) 試薬本部東日本営業部 電話 03-3270-8571(代表) |
整理番号(MSDS No.) : | JW326151 |
化学名 : | ペンタデカフルオロオクタン酸アンモニウム |
別名 : | パーフルオロオクタン酸アンモニウム |
含有量 : | 98%以上 |
化学特性(化学式) : | C8H4F15NO2 |
分子量 : | 431.1 |
官報公示整理番号 : (化審法・安衛法) |
2-1195 |
CAS No. : | 3825-26-1 |
危険有害成分 : | ペンタデカフルオロオクタン酸アンモニウム |
最重要危険有害性 : | 有害性 |
有害性 : | 吸入または飲み込んだ場合、有害である。眼、皮膚、粘膜に接触すると刺激作用がある。長期暴露により不快感、吐き気、頭痛などが起こることがある。 |
環境影響 : | データなし |
物理的及び化学的危険性 : | 通常の取扱いでは危険性は低い。 |
分類の名称 : | 分類基準に該当しない |
吸入した場合 : | 新鮮な空気の場所に移動させ安静にし、医師の手当を受ける。体を毛布などでおおい、保温して安静を保つ。 |
皮膚に付着した場合 : | 多量の水および石鹸で洗い流す。症状がでた場合には、必要に応じて医師の診断を受ける。 |
目に入った場合 : | 直ちに清浄な水で15分以上洗眼したのち、医師の処置を受ける。 |
飲み込んだ場合 : | 口をすすぎ、大量の水で薄める。意識のない場合は何も与えない。医師の手当を受ける。 |
消火剤 : | 水、粉末、二酸化炭素、泡、乾燥砂 |
火災時の特定危険有害性 : | 火災時に刺激性もしくは有毒なヒューム(またはガス)が発生するため、消火の際には煙を吸い込まないように適切な保護具を着用する。 |
特定の消火方法 : | 火元への燃焼源を断ち、適切な消火剤を使用して消火する。消火活動は、可能な限り風上から行う。消火のための放水等により、環境に影響を及ぼす物質が流出しないよう適切な処置をする。 |
消火を行う者の保護 : | 消火作業の際は、必ず保護具を着用する。 |
人体に対する注意事項 : | 屋内の場合、処理が終わるまで十分に換気を行う。漏出した場所の周辺に、ロープを張るなどして関係者以外の立ち入りを禁止する。作業の際には適切な保護具を着用し、飛沫等が皮膚に付着したり、粉塵、ガスを吸入しないようにする。風上から作業して、風下の人を退避させる。 |
環境に対する注意事項 : | 漏出した製品が河川等に排出され、環境への影響を起こさないように注意する。汚染された排水が適切に処理されずに環境へ排出しないように注意する。 |
除去方法 : | 飛散したものを掃き集めて、密閉できる空容器に回収する。こぼした場所は大量の水で洗い流す。 |
取扱い | |
技術的対策 : | 目および皮膚への接触を避ける。 |
注意事項 : | 容器を転倒させ落下させ衝撃を与え又は引きずる等の粗暴な扱いをしない。 漏れ、溢れ、飛散などしないようにし、みだりに粉塵や蒸気を発生させない。 使用後は容器を密閉する。 取扱い後は、手、顔等をよく洗い、うがいをする。 指定された場所以外では飲食、喫煙をしてはならない。 休憩場所では手袋その他汚染した保護具を持ち込んではならない。 取扱い場所には関係者以外の立ち入りを禁止する |
安全取扱い注意事項 : | 吸い込んだり、目、皮膚及び衣類に触れないように、適切な保護具を着用する。 屋内作業場における取扱い場所では、局所排気装置を使用する。 |
保管 | |
適切な保管条件 : | 直射日光を避け、換気のよいなるべく涼しい場所に密閉して保管する。 |
安全な容器包装材料 : | ガラス |
設備対策 : | 粉塵が発生する場合は、発生源を密閉し、局所排気装置を設置する。 取扱い場所の近くに、目の洗浄および身体洗浄のための設備を設置し、その場所を表示する。 |
管理濃度 作業環境評価基準 : | 設定されていない |
許容濃度 | |
OSHA PEL : | 設定されていない |
ACGIH TLV(s) : | 設定されていない |
日本産業衛生学会 : | 設定されていない |
保護具 | |
呼吸器の保護具 : | 保護マスク |
手の保護具 : | 保護手袋 |
目の保護具 : | 保護眼鏡 |
皮膚及び身体の保護具 : | 長袖作業衣 |
形状 : | 結晶又は結晶性粉末 |
色 : | 白色〜淡黄色 |
臭い : | データなし |
pH : | データなし |
沸点 : | データなし |
融点 : | データなし |
引火点 : | データなし |
発火点 : | データなし |
爆発限界 : | データなし |
蒸気圧 : | データなし |
比重 : | データなし |
溶解性 | |
溶媒に対する溶解性 : | 水に溶ける。 |
オクタノール/水分配係数 log Po/w : | データなし |
安定性 : | データなし |
反応性 : | データなし |
避けるべき条件 : | 日光、熱、強酸化剤 |
危険有害な分解生成物 : | ふっ素化合物、一酸化炭素 |
急性毒性 : | 経口 ラット LD50: 430mg/kg (RTECS) 吸入 ラット LC50: 980 mg/m3/4H (RTECS) 皮膚 ラット LD50: 7 gm/kg (RTECS) 経口 マウス LD50: 457 mg/kg (RTECS) |
局所効果 : | 皮膚刺激 ウサギ 500mg 中程度 (RTECS) 目刺激 ウサギ 500 mg/24H 中程度 (RTECS) |
変異原性 : | データなし |
発がん性 : | データなし |
残留性/分解性 : | データなし |
生体蓄積性 : | データなし |
生態毒性 | |
魚毒性 : | データなし |
過剰の可燃性溶剤又は重油等の燃料と共にアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧して、できるだけ高温で燃焼する。このときスクラバーの洗浄液にはアルカリ溶液を用い、焼却炉は有機ハロゲン化合物を焼却するのに適した物であること。 |
国連分類 : | 非該当 |
国連番号 : | 非該当 |
注意事項 : | 輸送前に容器の破損、腐しょく、漏れ等がないことを確認する。 転倒、落下、破損がないように積み込み、荷くずれの防止を確実に行う。 |
消防法 : | 非該当 |
毒物及び劇物取締法 : | 非該当 |
労働安全衛生法 : | 非該当 |
船舶安全法 (危規則) : | 非該当 |
航空法 : | 非該当 |
化学物質管理促進法(PRTR法) : | 第二種指定化学物質 No. 72 |
本データシートは試薬に関する一般的な取扱いを主に記載しており、試薬以外としての取扱い及び大量取扱いに関しては考慮されていない場合があります。また、現在での最新の情報を記載しておりますが、すべての情報を網羅しているものではありません。