会長挨拶

第48回 日本小児栄養消化器肝臓学会
学術集会会長 中山 佳子信州大学医学部 小児医学教室
准教授

この度、第48回日本小児栄養消化器肝臓学会を、令和3年(2021年)10月1日(金)から3日(日)、長野県松本市の信州大学医学部附属病院とホテルブエナビスタにて開催します。長い伝統のある本学会をお世話させて頂くこと大変光栄に存じます。本会のテーマは、私たちの日々の診療や研究が、子どもたちの健康と未来に繋がるという思いから、「扉を開き 道をきり拓く」としました。さらに、現在は慢性難治性疾患といわれる小児の難病が、新たな治療法の進歩によって治癒する疾患になるために、専門医、研究者が果たすべき責務への決意をこのテーマに込めました。

少子高齢化の時代にあって、子どもを取り囲む問題は多様化しており、本学会を通じて多くの医療従事者に小児の消化器疾患と関連する最新の医療や政策について情報を共有し、啓発の場となることを期待しております。消化管疾患、肝・胆・膵疾患、栄養と関連する病態を網羅し、近年著しい進歩を遂げている遺伝性疾患の診断と治療あるいは移行期医療について取り上げる予定です。また、消化器内視鏡検査、消化管機能検査などの新たなデバイスとその適応拡大に向けた取り組みを加速する機会にしたいと考えております。消化管、肝・胆道・膵、栄養の3領域の医師、研究者、医療スタッフが、一堂に会し論じる企画を増やすことを目指す所存です。

なお、新型コロナウイルス(COVID-19)感染に関しては、現状で2021年10月の感染状況を予測することは困難です。しかし、通常開催からWeb形式の開催を幅広く視野に入れて、会員の皆様に有益な時間と空間を提供できるよう、スタッフ一丸となり鋭意準備を進めて参ります。多くの皆さまのご参加を、松本にてお待ち申し上げております。