乳幼児期から発育期の子どもの身体活動・スポーツ-ガイドライン策定にむけて-
日時 |
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平成20年3月18日(火)13:00~17:00 |
場所 |
日本学術会議 講堂 |
主催 |
日本学術会議 健康・生活科学委員会 健康・スポーツ科学分科会 |
共催 |
日本体力医学会、日本体育学会 他 |
後援 |
舞踊学会、比較舞踊学会、(独)国立健康・栄養研究所 他 |
<開催趣旨>
次世代を担う子どもの数を増やすことと、その子ども達の健全な育成は、我が国の重要施策になっている。また、それは、親や指導者達の人間としての願いでもある。解決しなくてはならない課題は様々あるが、中でも、身体活動を如何に活発化させるかは、「動く」ことを基本とする人間にとって極めて重要なことである。しかし、子どもの身体活動・スポーツ活動の質・量に関して、幼少期からの一貫した基準は示されていない。20才から69才の国民に対しては、平成17年、厚生労働省は生活習慣病の発症予防にための身体活動・運動量・体力の基準(健康づくりのための運動基準-身体活動・運動・体力-)を策定した。本基準の対象にならなかった19歳以下の国民にとっても、身体活動・運動は多くの観点から必要であると考えられる。
そこで、本シンポジウムでは、特に幼児期から発育期の子どもの身体活動・スポーツのあり方について、多面的な科学的エビデンスを基に、子どもの運動ガイドライン策定に向けた議論を行うものとする。
<プログラム>
13:00 |
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開会挨拶
加賀谷 淳子 |
(日本学術会議会員、日本学術会議 健康生活・科学委員会委員長、 健康・スポーツ科学分科会委員長、日本女子体育大学名誉教授) |
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13:05 |
シンポジウム
座長 |
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大築 立志 |
(日本学術会議連携会員、東京大学教授) |
田畑 泉 |
(日本学術会議連携会員、健康・スポーツ科学分科会幹事、(独)国立健康・栄養研究所健康増進プログラムリーダー) |
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13:10~14:30 |
第一部 子どもにとっての身体活動・運動・スポーツの現状と問題点
- 体力科学の観点から
小林 寛道(東京大学教授、日本学術会議特任連携会員)
- 発育発達学の観点から
中村 和彦(山梨大学准教授)
- 心理学的観点から
杉原 隆(東京学芸大学教授、日本学術会議連携会員)
- 医学的観点から
岡田 知雄(日本大学准教授、日本学術会議連携会員)
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14:45~16:15 |
第二部 こどもの身体活動・運動・スポーツガイドライン
- 諸外国の子どもの身体活動・運動ガイドライン
下光 輝一(東京医科大学教授、日本学術会議連携会員)
- 行政における子どもの身体活動・運動・スポーツへの取り組み 文部科学省の取り組み
鈴木 隆(文部科学省 スポーツ・青少年局 生涯スポーツ課長)
厚生労働省の取り組み
関 英一(厚生労働省 健康局 生活習慣病対策室長)
- 子どもの身体運動ガイドライン試案-日本学術会議健康・スポーツ科学分科会から
大築 立志(東京大学教授、日本学術会議連携会員)
- 総合討論(16:15~16:55)連携学協会からの指定発言を含む総合討論
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16:55 |
閉会挨拶
阿江 通良 |
(筑波大学教授、日本体育学会常務理事) |
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進行 |
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田原 淳子 |
(日本学術会議連携会員、健康・スポーツ科学分科会幹事、国士舘大学准教授) |
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参加費無料、事前申し込み不要、先着300名様まで。 |
場所 |
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日本学術会議講堂
地下鉄千代田線乃木坂駅下車徒歩3分
東京都港区六本木 7-22-34
電話:03-3403-1091 |
連絡先 |
田畑 泉 |
(日本学術会議健康・生活科学委員会健康・スポーツ科学分科会幹事、(独)国立健康・栄養研究所健康増進プログラムリーダー) |
電話:03-3203-8061
E-mail:tabata@nih.go.jp |