日本医学教育学会(21−22期) 学習者評価部会
ハンディで速やかに記入できる評価票を用意しましょう。
評価票には、記入のしやすさ、持ち運びやすさを重視しましょう。
日々の実習(研修)中にMini-CEXを行う機会を「損なわせない」ツールの用意が重要です。最近ではMini-CEXの評価をCC-EPOCやPG-EPOCなどの電子ポートフォリオで行う施設も多いかと思います。その際にも、できるだけハンディな電子機器を携帯してもらい、速やかにCC(PG)-EPOCを起動し、入力できるよう練習してもらうとよいでしょう。
また、電子機器の代替として、ポケットサイズにした評価票を、評価者だけでなく学習者にも携帯してもらう方法も勧められます。適切な症例に遭遇したらどちらかが所有している評価票で、Mini-CEXを迅速に開始できます。さらに、双方がうっかり携帯し忘れることを想定し、診療室などに予備の評価票を保管しておくのもよいでしょう。
携帯型タブレットの活用
予備のMini-CEX評価票の保管場所