「第23回入学者選抜に関する討議会」のお知らせ
 入学者選抜小委員会では、昨年に引き続きまして「第23回入学者選抜に関する討議会」を下記の日程で開催いたします。
 今回は、医学部一般入試を対象として、小論文や適性試験に関する特色ある試みをご紹介いただくとともに、面接試験に関する様々な実施形態の利点と欠点について、演者を含めて会場全体のご経験を語り合い討議することで、よりよい人材の選抜を可能とする方策を考えたいと存じます。
 それぞれの大学で工夫された具体的な内容をお示しいただくとともに、可能な範囲内で評価における教員間のばらつきへの対策、評価の重み付けや合否決定との関連、入学後のフォローアップ成績、面接における質問内容の吟味、グループ面接の具体的手順などにも触れていただき、全体討論での参加者相互の実りある討議に結びつけてまいります。
 興味をお持ちの先生方の多数のご来場をお待ちしております。

日本医学教育学会入学者選抜小委員会 委員長 大野良三

日  時 平成20年11月1日(土)、10時30分〜15時45分
場  所 慶応大学医学部構内 本館臨床講堂
内  容 第23回入学者選抜に関する討議会(詳細は下段をご参照ください)
午前の部:適性試験と小論文
午後の部:面接試験
 なお、本会は各医科大学の入試担当者および日本医学教育学会会員/ユニットの会の皆様にご案内するだけで、事前申し込みを原則とするセミクローズな会となります。当日の参加も歓迎いたしますが、会場準備の都合もありますので、参加ご希望の場合にはできるだけ事前にメールにてご所属とご氏名をご連絡いただきますようお願い申し上げます。

★ メール連絡先:日本医学教育学会入学者選抜小委員会 大野良三 rzohno@saitama-med.ac.jp

第23回入学者選抜に関する討議会プログラム
午前の部
10:30 - 12:00
  1. Overview:大野良三(埼玉医大)
  2. NewMCATを基にした適性試験の実施経験:山内俊雄 学長(埼玉医大)
  3. 小論文; テーマと評価の視点:長井孝紀 教授(慶応大)
  4. 絵画や詩文を題材とした小論文:岡田隆夫 教授(順天堂大)
  5. 全体討論
午後の部
13:00 - 15:45
  1. 複数回の個人面接がなぜ重要か:白澤 浩 教授(千葉大)
  2. 親子面談を取り入れた面接評価:岡田隆夫 教授(順天堂大)
  3. 個人面接とグループ面接の組合せ:志村俊郎 教授(日本医大)
  4. グループ面接で分かること:多田 剛 准教授(信州大)
  5. 全体討論