47歳男性.約4年半前,突然悪心とともに約10秒間,両上肢のけいれんがあり,その後同様の発作が1ヶ月に1回程あった.約1年半前より,無欲,健忘などの症状が徐々に出現したため来院した。頭部CTで、両側前頭葉正中部に,周囲に点状の石灰化を伴う不整形の低吸収域がみられた.この腫瘤は両側側脳室前角を後方へ圧排していた.写真は、病変部の手術標本である。診断はどれか。