進行性多巣性白質脳症



61歳 女性

主訴:話しにくさ、右上肢の動かしにくさ

既往歴・家族歴:特記すべきものなし

現病歴: もともと海外でレストラン勤務。50歳より日本でトルコ料理店経営で多忙を極めていた。60歳の春より意欲がなくなり、右上肢の力の入りにくさが出現し、書字困難となり、話しにくさも出現。

身体所見: 構音障害と右上肢不全麻痺、右顔面神経麻痺.

画像所見: 左中心前回皮質を含む両側大脳に散在性の病変が存在.