どう防ぐ交差点事故 ~事故現場に学ぶ~
【制作意図】
様々な車両や人が行き来する交差点は事故がもっとも多い危険な場所である。
全交差点の50パーセントを超える件数が交差点とその付近で発生している。
交差点で事故を起こすのはどんな運転だろうか。
どんな運転をすれば交差点事故を防ぐことができるだろうか。
本作品では、実際に発生した交差点事故の貴重な映像を基に、事故原因を探り、交差点事故を防ぐために注意すべきポイントを紹介する。一般ドライバーの安全運転をより確かなものにするために、交通ルールを守ることの大切さも合わせて訴えている。
*主な内容
■今日も発生している交差点事故
交差点は、直進、右折、左折と様々な車が通る。車だけではなく、自転車やバイク、歩行者も交差点を通過する。それだけに事故発生のリスクも高い。実に交通事故の半分以上が交差点とその付近で起きている。
■交差点事故を防ぐために
「交差点は事故が最も多い危険な場所である」これは自動車教習所でも念入りに指導される。またタクシー会社の運転のプロたちも交差点の危険については繰り返し学んでいる。タクシー会社の交通安全担当の専門家は、事故を繰り返すドライバーは交差点での運転の仕方にある特長が見られると指摘する。
■実際に発生した交差点事故からの教訓
交差点で多い事故は、追突、出合い頭、右折時、左折時である。実際に発生したこれらの事故の貴重な映像を手がかりに交差点事故防止に役立つポイントを学ぶ。
●事故現場に学ぶ ①信号機のある交差点での追突事故
雨の夜、交差点で軽自動車に普通車が追突。「まさか前の車が止まると思わなかった」追突事故でよく聞く言葉であるが…
●事故現場に学ぶ ②信号見落としの車と衝突事故
信号に従って走行していたら車が信号を見落とした車と衝突した。事故に遭ってから「相手が悪い」と叫んでも取り返しはつかない。では、どんな運転をしていれば事故は防ぐことはできたのだろうか。
●事故現場に学ぶ ③一時停止無視の車と衝突事故
停止線で止まらずに交差点に進入した車が引き起こした事故である。一時停止交差点を停止せずに徐行で走行するのは危険だ。一時停止交差点を定点カメラで観察してみると…意外な事実が判明した。
●事故現場に学ぶ ④交差点での右折・左折の事故
右折:信号機のある交差点で右折車と直進車が衝突した。原因は無理な右折である。右折事故を起こさないために遵守するべき交通ルールをあなたはどれだけ意識しているだろうか。
左折:左折車が他の車に気をとられ、自転車を見落とし衝突した。交差点では車、自転車、歩行者が複雑に動き、いくつもの危険が次々に発生する。ひとつの危険情報の処理のみに注意が集中するとどうなるか。
●事故現場に学ぶ ⑤優先道路を走行中の車に脇道から出て来た車が衝突
「こちらは優先道路を走っている、脇道の車はこちらの通過を待つ筈だ」この見込みが外れ事故になった。優先道路ではどんな運転をすれば事故を回避できるのだろうかを学んでいく。
■交差点での危険を予測し、交通ルールを守る
交差点事故防止のポイントはどれも当たり前のように思えるが確実に行うことは決して簡単ではない。長年、無事故のドライバーたちは運転時にどんな注意をしているのだろうか。
■より確かな安全運転のために
交差点での危険を予測し、交通ルールを守ることが安全運転の大切なポイントである。これに是非とも加えたいのが、「思いやり」と「譲り合い」の気持ちである。「どうぞ」「ありがとう」のコミュニケーションをとることで、お互いに気持ちのよい、より安全な交通社会が生まれるからである。
なお、本映像の販売価格等は下記リンク(企画・制作)のとおりですが、交通科学学会の会員等が交通科学学会経由で購入申込をされる場合は、各価格から20パーセント値引きした価格で購入できますので、購入希望者はご利用ください。
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