あなたの運転再チェック! ー危険です、しているつもりの安全運転ー
【制作意図】
近年、最高速度違反や、酒酔い運転といった悪質な違反行為による交通死亡事故は減少しています。しかし、脇見運転や安全不確認といったドライバーの不注意かた起きる死亡事故が占める割合は多くなっています。
「自分の運転は大丈夫。事故を起こすはずはない。」そう思い込んでいるドライバーほど危険と言えます。安全運転を心がけているという3人のドライバーの運転を、車内に5台の小型カメラを取り付けて記録し、その映像を運転指導のプロが分析しました。この今まで例のない手法をとることにより、ドライバーの方々に、改めてご自身の運転を見直してもらい、改善点を発見して事故防止に役立ててもらうために制作しました。
*主な内容*
◆交通死亡事故の原因で多いのはどんな運転?
ドライバーへの街頭インタビューで最も多かった回答は「最高速度違反」だった。しかし実際に起きた死亡事故は「脇見運転」が最も多かった。
※平成24年度 原付以上運転者(第1当事者)の法令違反別死亡事故件数 警察庁統計による
◆安全運転とは何か?
悪質な違反をしていないというだけでは、安全運転とは言えない。ほんの少しの油断やミスでも、重大事故に繋がってしまうのだ。では、実際に私たちはどれくらい安全運転を実践できているだろうか?
◆あなたの運転 再チェック!
普段から安全運転を心がけているという3人のドライバーの運転を徹底的に観察。車内に5台の小型カメラを取り付け、運転指導のプロが画像を分析した。その中で、自分の意識と、実際の運転のギャップが見えてくる。
Part1~40代男性 「してるつもりの安全運転」
路上駐車の車を追い越そうとするときどんな危険があるだろうか?「突然ドアが開く」「車の先からの飛び出し」とドライバーは危険予測は出来ていたにも関わらず、実際の運転では駐車車両のすぐ脇をそのまま通りぬけていた。自分では無意識のうちに、危ない運転をしていることがあるのだ。
Part2~60代男性 「右折・左折時の認識」
右折・左折のときにみるべきポイントとは?ドライバーの目線はどうしてても進行方向に行きがちだが、歩行者や自転車を見落とさないよう、左右を広く確認しておかなければならない。とくに気を付けたいのは曲がろうとする内側だ。ドライバーの死角になりやすいので、首をふってしっかりと確認することが大切だ。
◆正しい運転姿勢
ハンドル、ブレーキを確実に操作することが安全運転の基本である。そのもととなるのが、基本姿勢だ。ここでは、一般ドライバーに正しい運転姿勢をレクチャーし、その効果を実感してもらう。
◆運転チェック
Part3~20代女性「危険に備える運転
細い路地。駐車場の出口。見通しの悪い道などではいつ飛び出しがあるか分からない。そんなとき、私たちはどんな運転をすべきか。危険予測をするだけでなく、運転操作として危険に備える行動をとることがドライバーには求められている。
◆運転の疲れ
長時間運転をするドライバーを観察。安全運転を妨げる疲れへの対策は早めの休息が重要だ。また、車内・車外で出来る簡単なストレッチを紹介する。
◆まとめ
運転に慣れると、誰しもが「しているつもりの安全運転」になってしまう可能性がある。そのことを忘れずに、常に危険への注意力を持ち続ける事が大切だ。
なお、本映像の販売価格等は下記リンク(企画・制作)のとおりですが、交通科学学会の会員等が交通科学学会経由で購入申込をされる場合は、各価格から20パーセント値引きした価格で購入できますので、購入希望者はご利用ください。
(一社)日本交通科学学会 事務局
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