「思いやり運転のすすめ」 -事故ゼロ・この素晴らしき世界を-

■求められる運転の意識改革

「思いやる心ひとつで事故はゼロ」・・・
運転技術を磨く、交通法規を守る、車やバイクの構造や特性を知る、状況の認知判断能力を高めるなどと併せて、「思いやる心」を持って運転することで、多くの交通事故が防げます。自分優先ではなく一歩引いて相手を思いやり、相手が安全に行動しやすいようにしてあげる「思いやり運転」によって、双方の心が冷静かつ穏やかになり、双方ともごく自然に的確な判断をもって安全な運転動作が出来、事故防止につながるからです。
スピードや効率が重視される現代社会では、ともすれば自分優先になりがちですが、「思いやる心」とは一歩引いて相手の立場を尊重する、自分がされて嬉しいことを人にもしてあげる、人からされて嫌なことは人にもしないことでもあり、交通社会で「思いやる心」をひろめるためには運転の意識改革が求められます。
「思いやり運転」をすすめて、交通社会を悲惨な事故がない、安全で素晴らしい世界にしたい、との思いを込めてこの作品を作りました。

*構成内容

■「思いやり運転」とは」?

「思いやり運転」とは、事故を防止するために相手が安全に行動しやすいようにしてあげる運転です。このことを正しく理解してもらうために、「思いやり運転が状況によって色々変わることを、分かりやすく説明します。また、待ってあげる、譲ってあげる、止まってあげる、よけてあげるなど、代表的な「思いやり運転」の例と、事故に結びつく「思いやりのない運転」の例も紹介します。

■「思いやり運転」で交通事故を減らす

信号のない交差点での二台の衝突事故、雨の日に起きた車と自転車の事故、生活道路での車と高齢歩行者の事故、運転中に体調が悪くなり起こった事故。実際に起きたこれらの事故現場映像を見て、もし当事者が相手の安全を考えて「思いやり運転」をしていたらどれも事故にはならなかっただろうと言えることを示します。

■「思いやり運転」をしているドライバー

「思いやり運転」を実行している人たちの車に同乗し、その運転ぶりを視察します。共通するのは事故を防止するために相手が安全に行動しやすいようにしてあげる運転をしていることです。「相手に譲る運手をすると、ストレスが少なくて疲れない」、「アイコンタクトや車のウィンカー、ブレーキランプを使って、車同士のコミュニケーションをすることが事故予防につながる」などの証言も得られ、「思いやり運転」が事故防止と深い関係にあることが明らかにされています。

■「思いやり運転」のメリット

「思いやり運転」のメリットの主なものは‥‥
(1) 心が落ち着き余裕がもてるので、的確で安全な判断と行動となり、事故が防げます。
(2) 相手も自分もこの交通社会に共に生きていると言う気持ちで、相手の喜びが自分の喜びになり、運転のストレスも減って健康的です。
(3) 急発進、急ハンドル、急ブレーキのない静かな運転になり、燃費と車の寿命が延びて経済的です。

「思いやり運転」で安全かつ心温かな素晴らしき交通社会を!
車、バイク、自転車、歩行者、この交通社会は、皆が助け合い、支え合っている安全で素晴らしい世界です‥‥
そう感じることができる交通環境が「思いやり運転」で築かれることを願って止みません。


なお、本映像の販売価格等は下記リンク(企画・制作)のとおりですが、交通科学学会の会員等が交通科学学会経由で購入申込をされる場合は、各価格から20パーセント値引きした価格で購入できますので、購入希望者はご利用ください。

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