「あなたの運転なくて七癖」 ~事故にひそむ危険要因を探る~

■車の運転にも、その人なりの癖がある

「なくて七癖」というように、癖は誰にでもあり、無意識のうちに、つい出てしまうものです。
車の運転にも、その人なりの操作の仕方やシートの座り方、運転中の心の癖や判断の癖にいたるまで、様々な癖があるといわれています。
その中には、安全運転にとって良い癖もありますが、判断の誤りを招いたり、事故の引き金になるような《危険な癖》があり、それらが知らず知らずのうちに身についてしまっていることがあります。

■《危険な癖》は、なぜ身についてしまうのか

多くのドライバーは、運転免許を取った当初、教習所で習った安全運転の基本に沿って運転をしています。しかし、運転に慣れてくると、いつの間にか基本を忘れてしまい、自己流の運転をすることが多くなり、やがて、それが習慣となり癖となってしまうようです。

■《安全運転の基本》を思い出していただくために

本作は、具体的な事故事例や分かりやすい日常生活の例え、さらには検証実験を通して、どのような癖が、どんな事故に結びついてしまうのかを解説していきます。
身についてしまった《危険な癖》は、ないかどうか。
日頃の運転をあらためて振り返っていただき、《安全運転の基本》を今一度、思い出してもらおうというものです。

*構成内容

■運転操作の癖

運転の癖などないと思っていても、案外とあるもの。危険な運転操作の癖がないか、具体的な例を上げて検証する。

■運転姿勢の癖]

運転姿勢によって、いざというときの停止距離がどれほど違ってくるか、などを実験。「正しい運転姿勢は安全運転の基本」を訴える。

■心の癖や判断の癖もある

運転中の身近なエピソードを通して、運転態度や判断の仕方にも癖があることを描く。

■急ぎ焦る癖

急ぐ必要がないのに急いでしまう。
そんな癖が招いた事故を紹介。また、焦りの心がいかに注意力を奪うかを実験する。

■思いこんでしまう癖

右直事故を通して、自分本位の思いこみは判断の誤りを招くことを検証。

■考え事をする癖

運転中の考え事は、「見れども見えず」の状態となることをボンヤリ運転事故と比較実験によって解明する。

■ルールを無視する癖

自分さえよければよいという心は、必ず事故を引き起こす。飲酒運転事故通して描く。

■最も大切な癖とは

運転の仕方を誤れば、車は人を傷つける凶器となってしまう。このことを常に肝に銘じて運転することが最も大切な癖と訴える。


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