交通科学学会の経緯
※ 1 昭和37年(1962年)2月「日本交通医学協議会」を特定団体として創立
この時期の日本は、戦後の復興期から抜け出し、経済活動の活性化と共に自動車や二輪車の増加も目覚しく、この年の交通事故者数は1万1445人で、ここ数年の9000人前後と比較すると格段に多かった。このような交通状況を背景に「日本交通医学協議会」が設立された。
※ 2 昭和40年(1965年)2月「社団法人 日本交通科学協議会」を公益法人として設立
交通事故問題を広く深く検討研究し対策を積み重ねていくために、医学領域だけでなく、交通工学・人間工学・自動車工学・道路工学・交通行政・法学などの研究者・実務者と各分野の医者が交通安全の問題に取り組む体制として 「日本交通医学協議会」の発展的解消により「社団法人 日本交通科学協議会」(以下「交科協」という) が設立された。 なお、「交科協」は、現在は文部科学省の所管になっている。
※ 3 昭和59年(1984年)11月 日本学術会議の第7部(法医社会医学)及び第5部(基礎工学)に登録
※ 4 平成4年(1992年)8月21日 内閣総理大臣から特定公益増進法人に認定され、同証明書を交付された
※ 5 平成12年(2000年)7月 中村紀夫会長が、内閣総理大臣から第18期日本学術会議会員(法医社会医学)に任命された。
交通科学学会(旧協議会)歴代会長
初代 | 昭和40年2月~昭和50年6月 | 石川 光昭(東京慈恵会医科大学名誉教授) |
二代 | 昭和50年6月~昭和54年6月 | 佐野 圭司(東京大学医学部教授) |
三代 | 昭和54年6月~平成元年4月 | 西川 眞八(日本大学医学部教授) |
四代 | 平成元年6月~平成6年6月 | 富永 誠美(元警察庁交通局長) |
五代 | 平成6年6月~平成15年6月 | 中村 紀夫(東京慈恵会医科大学名誉教授) |
六代 | 平成15年6月~平成27年6月 | 大久保 堯夫(日本大学生産工学部教授) |
七代 | 平成27年6月~ | 有賀 徹(労働者健康安全機構理事長) |
交通科学学会(旧協議会)歴代副会長
昭和48年5月~昭和54年6月 | 西川 眞八(日本大学医学部教授) |
昭和48年5月~昭和62年6月 | 平尾 収(東京大学名誉教授) |
昭和48年5月~平成元年6月 | 富永 誠美(元警視庁交通局長) |
昭和48年5月~昭和54年6月 | 佐藤 武(慶応義塾大学理工学部教授 |
昭和48年5月~昭和54年6月 | 中村 紀夫(東京慈恵会医科大学名誉教授) |
平成6年6月~平成15年8月 | 鈴木 和男(東京歯科大学名誉教授) |
平成13年6月~平成15年6月 | 大久保 堯夫(日本大学生産工学部教授) |
平成14年9月~ | 高津 光洋(東京慈恵会医科大学教授) |
平成15年6月~ | 村田 隆裕((財)日本交通管理技術協会専務理事) |
平成21年5月~平成27年6月 | 有賀 徹(昭和大学医学部 教授) |
平成27年6月~ | 阿久津 正大(玉川大学工学部 教授) 小野 古志郎(産業技術総合研究所) |
平成28年3月~ | 一杉 正仁(滋賀医科大学医学部 教授) 三宅 康史(帝京大学医学部 教授) |
令和5年6月~ | 三林洋介(玉川大学工学部 教授) 槇 徹雄(東京都市大学理工学部 教授) |
(更新日:2024年04月19日)