プログラム

2005年6月2日(木)

9:00~9:05 開会挨拶
9:05~10:20 一般講演-1

「交通事故形態の研究」
座長:小野古志郎(日本自動車研究所)

1.運転視界における瞬間視と意識の片寄り
    加藤 正明(日本ハイウエイセーフティ研究所)
2.視界における明暗交錯(視界中断)と意識の偏向
    加藤 紀明(日本ハイウエイセーフティ研究所)
3.ビジランス課題遂行中の携帯電話等使用に伴う遂行障害に
  関する認知心理学的分析
    金光 義弘(川崎医療福祉大学)
4.鉄道車両運転士に対する睡眠時無呼吸症候群の
  スクリーニング法について
    仲岡 裕右、上原新一郎
  (JR西日本旅客鉄道株式会社 大阪鉄道病院保険管理部)
5.HID前照灯の視覚機能に及ぼす影響に関する研究
    加藤象二郎、福田康明(愛知みずほ大学、名城大学)

10:25~11:40 一般講演-2

「交通事故調査」
座長:山内春夫(新潟大学医学部 法医学教室)

6.重大交通事故発生に対する京都府警察の取り組み
    小西 公昭(京都府警察本部交通指導課)
7.走行車両から飛来する小石等の運動軌跡について
    川上 明(長野県工科短大)、福山 邦男(岐阜県警科捜研)
8.タイヤバーストに起因した正面衝突事故の解析事例
    酒向 達也1)、井上 浩史1)、林田 隆幸1)、
    本宮 嘉弘2)、福山 邦男3)
   ( 1)岐阜県警察本部交通指導課、
    2)新潟県警察本部科学捜査研究所、
    3)岐阜県警察本部科学捜査研究所)
9.車輪脱落事故事例
    福島 宏司(北海道警察本部科学捜査研究所)
10.乗用車およびワゴン車のフロントサイドメンバーよりも上方が
   大変形するもぐり込み衝突の実態
    本宮 嘉弘(新潟県警察本部 科学捜査研究所)
    山内 春夫(新潟大学大学院 法医学分野)

11:40~12:20 評議員会
12:00~13:20 ランチオンセミナー-1

「外傷による死亡者を減らすために
-病院前救護と初期診療のガイドラインについて-」
坂本 哲也(帝京大学救命救急センター教授)

協賛:三菱ウェルファーマ株式会社
座長:松井 道宣(京都九条病院)

13:20~13:50 総会
13:55~16:05 シンポジウム

「交通と環境」
座長:大久保堯夫(健康科学研究所)

S1.地球温暖化問題と交通
    浅岡 美恵(弁護士 気候ネットワーク)
  
S2.京都市における自動車排気ガスなどによる環境汚染調査と
   市民の健康
     足立 明、谷田 悟郎(下京西部医師会有志会員)
S3.安全対策と環境保全
    西畑 義昭(株式会社 アースカーゴグループ)
S4.環境に優しいクルマの開発と普及
    折田 俊哉(ダイハツ工業株式会社 環境室)
S5.水郷巡り用ソーラー和船の試作とその評価
    木戸 規雄、加部 隆幸、椎葉裕一郎
      (滋賀職業能力開発短期大学校)
    田中 一誠(本間工業株式会社)

16:10~17:40 一般講演-3

「救急体制・その他」
座長:石田敏郎(早稲田大学 人間科学部)

11.消防ヘリによる救急活動と今後の課題
    横谷 祐史(京都市消防局 安全救急部 救急課)
12.妊婦のシートベルト着用に関する調査研究
    米満 孝聖、恒成 茂行
    (熊本大学大学院医学薬学研究部 法医学分野)
13.救急医療体制における人的資源配分に関する研究
    -救急救命士の需要分析-
     信川 益明(杏林大学医学部 総合医療学教室)
14.都心部街路のアクセス機能に関する法的施策について
     堂柿 栄輔(北海学園大学工学部社会環境工学科)
15.大型車両における運転支援システムが運転者の心身諸反応と運転行動特性に及ぼす影響
  露木 章史*、大久保堯夫*、伊藤 薫平**、神田橋宗行**
   (*日本大学、**日本交通科学協議会)
16.交通事故鑑定は技術の社会適応性問題発見のきっかけ
     林   洋((有)林技術研究所)

18:00~20:00 懇親会

京都テルサ レストラン「朱雀」

2005年6月3日(金)

9:00~10:30 一般講演-4

交通事故の実験と研究」
座長:上山 勝(科学警察研究所)

17.二輪車の交通事故発生要因に関する実験的研究
    関根英仁1)、垣本由紀子2)、松永誠二3)、吉田伸一4)
( 1)埼玉県警察本部、2)実践女子大学、3)㈱レインボーモータースクール、
4)(財)交通事故総合分析センター)
18.救急救命活動への寄与を目的としたドライブレコーダ開発
     村上 成之1)、西本 哲也2)、藤田 裕介3)、
     富永 茂4)、阿部 俊昭5)
     (東京慈恵会医科大学附属柏病院脳神経外科1)、
     日本大学機械工学科2)、(株)キャットシステム3)、
     (財)日本自動車研究所4)、
     東京慈恵会医科大学脳神経外科5))
19.VR技術を用いた歩行環境シミュレータの開発と高齢歩行者の
   交通事故回避能力評価の試み
      水戸部一孝、渡邊 陽介、大荒田直樹、吉村 昇
       (秋田大学 工学資源学部 電気電子工学科)
20.制動時の車高変化
    森下 順治、寺辻 英治
    (兵庫県警察本部刑事部科学捜査研究所)
21.高齢ドライバー講習の評価に関する研究
    西山  啓(西山研究所)
22.交通事故調査の問題点-事故時におけるステアリング
    ホイールの回転角について
     川上 明(長野県工科短大)、
     福山 邦男(岐阜県警科捜研)

10:35~11:50 一般講演-5

「小児・高齢者事故」
座長:小栗顕二(香川大学)

23.学童期重症頭部外傷の検討
  布施 郁子1)、越後 整1)、岡 英輝1)、日野 明彦1)、藤本 正人1)、山木 垂水2)
  ( 1)済生会滋賀県病院 脳神経外科、2)医療法人同仁会京都九条病院)
24.チャイルドシート装着と3歳未満児の交通事故
   -7年間の検討-
     小濱 守安、宮城 良充(沖縄県立中部病院 小児科)
25.高齢者の自転車による転倒形態について
     加来 信雄(医療法人 八女発心会 八女中央病院)
26.高齢者の交通事故 -頭部外傷データバンクからの報告-
      徳富 孝志、重森 稔
      (久留米大学脳神経外科)
      (頭部外傷データバンク検討委員会:日本神経外傷学会
       日本交通科学協議会))
27.交通外傷による高齢者外傷の検討
     兼子 晋、三宅 康史、新藤 正輝、有賀 徹
       (昭和大学病院救命救急科)

12:00~13:20 ランチオンセミナー-2

「一畳半の緊張」
茶道 武者小路千家家元  千 宗守

座長:山木垂水(京都九条病院)

13:25~14:25 一般講演-6

「交通事故症例・その他」
座長:有賀 徹(昭和大学 救急医学)

28.耕耘機外傷の検討
    宮城 良充、森下 幸治*(沖縄県立中部病院、北部病院*)
29.治療に難渋した第5頸椎前方脱臼の1例
     平塚 圭介(近森病院 整形外科)
30.国際保健における交通安全
    永田 高志
   (ハーバード大学公衆衛生大学院国際保健学科武見プログラム)(聖マリア病院救急診療科)
31.トラック運転席背部の強度は安全か?
    小栗 顕二(大樹会総合病院回生病院)

14:30~15:45 一般講演-7

「頭部外傷の機能予後」
座長:平川 公義(東京医科歯科大学)

32.頭部外傷データバンクにおける重症頭部外傷の検討
   小野 純一、小川 武希、坂本 哲也、川又 達朗、
   徳富 孝志、片山 容一、重森 稔、中村 紀夫
     (頭部外傷データバンク検討委員会
        [日本神経外傷学会、日本交通科学協議会])
33.第2次頭部外傷データバンク最終報告
    小川 武希*、頭部外傷データバンク検討委員会
    (日本交通科学協議会、日本神経外傷学会 
     東京慈恵会医科大学*)
34.中等度頭部外傷の高次脳機能障害
    富田 博樹、戸根 修、玉置 正史、仲川 和彦、
    秋元 秀昭、重田 恵吾、冨士 井睦
    (武蔵野赤十字病院 脳神経外科)
    山崎友子1)、形岡美穂子2)、中林基明3)(精神科1)、
    精神科心理療法科2)、救命救急科3))
35.交通事故による頭部外傷後の高次脳機能障害
   三次救命救急センターにおける研究の限界と結果
    中村 弘(千葉県救急医療センター)
36.慢性期重症頭部外傷患者の機能改善
    岡 信男1)、内野 福生1)、武田 真一2)、畠山 温子3)、
    河野 守正1)
    (自動車事故対策機構 千葉療護センタ- 脳神経外科1)、
    内科2)、神経内科3))

15:45~15:50 閉会挨拶