このサイトは主にこどもを診る医師向けにAlagille症候群の診断や治療の情報を提供します。これには乳児に黄疸をきたす多種類の稀な疾患を否定することが必要ですが、Alagille症候群を含む稀な疾患は専門医でも診断と治療の手順がはっきりしないことがあります。そこで検査の組み立て・特殊検査の依頼先・評価の方法などについて情報を集積しました。このサイトをみれば非専門の医師でもおおかたの道筋をつけることができます。 また、患者さんの家族の方がこれらの医療情報を役立てられるよう、疾患の症状、治療法の選択、長期的にどうなるか(予後)、専門医療機関名などについての情報はなるべく分かりやすく表現しました。
大勢の方の役に立つことを願っています。

黄疸の簡単な説明

黄疸とは,肝臓が作る胆汁が排泄されず、血液や体に胆汁の成分があふれて体が黄色くなることを指します。眼の結膜で観察します。詳しくはこちら。  大人の方ですと黄疸は肝炎や胆管がんなどからくることが多いのですが、乳児は,大人ではみられないような特殊な病気で黄疸を起こすことがあります。Alagille症候群は黄疸で気付かれる疾患の一つです。乳児の頃に気付かれます。

Alagille症候群の簡単な説明

Alagille症候群は肝臓・心臓・背骨・眼の虹彩などに異常がみられる病気です。重症度はさまざまで、軽症から重症まで大きく異なります。詳しくはこちら



 

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