入局案内

新任教授のもと自由闊達とした雰囲気の医局です！

教授が2024年7月に着任したばかりで、これから作っていく教室＆病理診断科です。若いスタッフが中心に活動しており、そこに中堅、ベテランの非常勤の先生方に常勤・非常勤として加わってもらって、それぞれがこれからこの講座をよくして行こうと考えています。現在、まさに生まれ変わっている途中です。

ばんたねや岡崎の先生方とも交流、診断支援をお互いやっていくしくみがあります。

”藤田医科大学”として国立大学ではできない、私立ならではの柔軟性と即決・即時性が可能な利点を活かして、さらに発展させていくことが目標です。

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全分野に渡って豊富な症例を経験することができます！

藤田医科大学病院の特徴は約1400床の国内最大ベッド数とロボット手術のメッカとも言える手術数の多さです。

病理医にとって、最大・最高の師は”患者さん”です。もちろん、優秀な指導医、先輩医師から学ぶことは必要ですが、実際の症例に出会い、診断をすることに勝るものはありません。

藤田医科大学病院では、腫瘍性病変は全科に亘りバランスよく経験できますし、炎症性疾患、すなわち皮膚病理、腎病理や移植病理（肝臓、腎臓）の診断数も豊富です。毎日70-80件の症例の診断が必要であり、一般的な疾患から希少疾患まで幅広く経験できます。

また組織診断は全例ダブルチェックをしています。細胞診についても有所見症例は全例、細胞検査士とディスカッションしています。

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様々なバックグラウンドのメンバーが働いています！

藤田医科大学全体が、他大学出身者が多く所属している大学ですが、病理診断科も、藤田医科大学の卒業生はもちろんですが、滋賀医大、富山大学、名古屋大学、佐賀大学、京都大学、名古屋市立大学、熊本大学、高知大学、島根大学、帝京大学など全国各地の医学部卒業者で構成されています。

出身地も東海・中部が比較的多いですが、関西や九州の出身者もおり、和気藹々と仲良くやっています。

みなさんに共通しているのは”病理好き”ということでしょう。

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東海地区に多くの関連病院を擁しています！

大同病院やトヨタ記念病院など愛知でも有数のアクティビティの高い最先端の病院で、まさに病院病理医の先生方に直接、マンツーマン指導を受けることができます。

大学病院では多くの症例を経験するも、働く人数が多いため、臨床とはどうしても距離があることが少なくないですが、市中病院では臨床との距離が近く、病理の仕事の意味や、病理診断が臨床的に役立つポイントがよりわかりやすいです。また、大学では複数の指導医から学べることは利点でもありますが、色々な意見を聞いてしまい、異型の取り方なども個人差があり、自分の診断基準の形成が難しいことがあります。

市中病院で決まった先生に師事することで、一つの考え方を体得できる機会にもなります。病院病理医の姿を間近で見ることは、ロールモデルを生で見る絶好の機会でもあり、しかもその先生方が優秀である必要がありますが、藤田医科大学の連携病院は病理医を楽しむ優秀な先生方がおられます。

施設名	病床数	病理医	剖検	組織	迅速	細胞
藤田医科大学病院	1435	10	32	16797	767	9891
藤田医科大学 ばんたね病院	370	1	7	3234	57	3416
藤田医科大学 岡崎医療センター	400	2	1	4523	208	1894
大同病院	404	2	13	6298	133	8941
トヨタ記念病院	527	1	15	7000	200	12000
名古屋記念病院	416	1	2	3315	76	3666
浜松赤十字病院	312	1	8	2551	32	4128
静岡赤十字病院	465	1	6	4299	122	6528
JA愛知厚生連 海南病院	553	1	9	7351	171	7572
津島市民病院	352	1	2	3207	36	3834
成田記念病院	284	1	1	2641	47	4504

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働きながら学位取得が可能です！

常勤医を続けながら、大学院に入学し、研究・学位取得が可能です。学位を何のために取得するのか。考え方は色々あると思います。

大学院には研究がしたい、という正当な理由で入学するのが大前提ですし、研究をすることで病理医として、単に形態を判断するだけの作業化しがちな診断業務に新しい側面を見ることができます。疾患の理解を深めたり、論理的思考や文献を読み、文章をまとめる力に繋がります。

また、学位は多くの大学でスタッフ（教員）になるために必要とされたり、昇給にも関わります。もちろん学位はなくても、診断能力があれば、市中病院で部長や責任ある立場になっておられる先生方も多くいらっしゃいますが、自分の将来のキャリア形成の上で選択の幅が広がるとも思います。

大学院の時に常勤で仕事ができないと、非常勤での仕事に経済面では不安も出てきますし、専門医でないと大学院に入れない、あるいは研究生活に没頭できない、ということもありえますが、藤田医科大学の場合は、社会人大学院を認めており、両立させたい場合や経済的な不安から解放されたい場合には非常にありがたい制度になっています。臨床病理学的研究だけでなく、基礎病理学教室などと連携して研究・学位取得をサポートします。

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