主な対象疾患
全臓器における腫瘍、非腫瘍性疾患についての細胞診断、生検組織診断、手術材料の組織診断、分子病理学的診断および病理解剖を行っています。
特に専門領域としている疾患臓器
胃がん、大腸がん、肺がん、脳腫瘍、頭頸部がん、骨軟部腫瘍など
目標・基本理念・基本方針
目標
- 迅速かつ正確な病理および細胞診断を行い、患者さんや診療科に貢献する。
- がんゲノム医療を推進し、適切な治療に結びつく病理診断を行う。
- 高度な手術の遂行に必要な術中迅速診断を行う。
- 部門内および臨床医との症例検討会や CPC を開催し、診断能力の向上に努める。
- 臨地実習生などの教育および研究を実践する。
- がん検診の啓発を実施し、受診率の向上に努める。
基本理念
藤田医科大学病院の基本理念に基づき、高度で安全・良質な医療を行い、患者さんの権利・誇り・プライバシーを尊重しながら、社会のニーズに応える国際水準の医療を提供し、信頼される病理診断科となるべく日夜努力を重ねています。
基本方針
従来の病理組織学的解析を軸に、近年、長足の進歩を遂げている分子病理学的解析やがんゲノム医療も取り入れています。臨床部門との十分なコミュニケーションを取りつつ総合的かつ正確な検索を行って、適切な治療に結びつく病理診断を心がけています。
また、バイオバンク事業への参画、バーチャルスライドを用いたカンファレンスや人工知能を用いた解析にも力を入れています。
診療科の特色
当科は、病理組織診断、細胞診断、病理解剖等を主たる業務としています。また、近年は、がんゲノム医療、コンパニオン診断にも大きな役割を果たしています。病理診断は患者さんの病気の最終診断的意味を持ち、診療各科の診療活動に重要な情報を提供し、貢献しています。
得意とする治療・高度な医療・特徴的な医療
全臓器における腫瘍、非腫瘍性疾患についての細胞診断、生検組織診断、手術材料の組織診断、分子病理学的診断および病理解剖を行っています。