エジプトの写真集
5000年の歴史を誇るエジプトを訪れると、赤茶色い埃を
帯びた空気の中に、先人たちの遺作を多数見ることができる。
彼らの創作にかけるパワーには驚嘆させられる。
日本人にとってのエジプトのキーワードは、ピラミッド・スフィンクス・
ツタンカーメンと思われますが、実際には現地でツタンカーメンと
いくら連呼しても全く通じません。
現地では必ず「ツュータンカモン」と発音することです。
カイロにあるエジプト考古学博物館内のツタンカーメンの黄金の
マスク (左)は有名ですが、その後方からの写真を見る機会は
               少ないので公開します。
               オールバックのように束ねて
               チョンマゲスタイルです (右)。
ギザにあるピラミッドとスフィンクスの位置関係は、いった人でなければなかなか把握しにくいと
思います。基本的には、スフィンクスは3つあるピラミッドのうちの真ん中のものの正面に位置し、
これらのピラミッドを守っていると理解すべきでしょう。神社の獅子顔の犬?の石像やお寺の
金剛力士像のような役割ではないでしょうか。
ピラミッドは砂漠の中に建っていると思われがちですが、沈んでしまいますので、実は街を軽く
見下ろせるような小高い丘に作られています。下の写真群から、前述の位置関係などが理解
できればよいのですが・・・。
正面像
スフィンクスが
ピラミッドの守り神
後方から。
小高い丘に建てられて
いて街を軽く見下ろして
いるのがわかる。
最も古い階段状のピラミッド。
現地の人がラクダにのって観光客とからんでいる。
サギ師が多いのであまり関わらない方が無難。
ルクソール (昔の都・テーベ)
ナイル川の向こうが死者の町である。そこには王家の谷があり、代々の王たちの墓がある。
ナイル川の手前は生者の町であり、あたかもナイル川が三途の川の如くである。
ちなみにこの近辺のナイル川の幅は自分の感覚では天竜川や富士川の河口付近が目一杯
水で満たされたようなものと思われます。
この姿勢のよさに注目!
ライオンの顔をもつ神であるが、
現代人、特に「最近の若者」
(このような表現をするようになると
オヤジと呼ばれる)の姿勢の悪さを
見るに付け、この写真を見せたく
なります。
最後に、ゴルファーの究極の夢、「ピラミッドに向かって打つ!」がかないました。
ピラミッドの隣に何故かゴルフ場があり、何故か芝もちゃんと生えており、確か15番
ホールの150yardsのPar 3でピラミッドのふもとの辺に切ってあるピンに向かって
ティーショットしてグリーンの右端にオンしました。
人生のうちで一度はエジプトに行ってみたいと思っていましたが、2001年3月のカイロ
での国際学会の際に夢がかないました。学会が用意してくれたガイドさんにも恵まれて、
エジプトの歴史も交えてすごく良い勉強をさせてもらいました。