この度は私たち「千葉撮影技術研究会」(Chiba Radiological Technology Society(CTRS))のホームページへ、ようこそ．

私は2020年4月より歴史ある千葉撮影技術研究会の代表を勤めることになりました。研究会の代表としては4代目になります。

まず初めに，簡単に当会の歴史を紹介させていただきます。

千葉撮影技術研究会は1985年(昭和60年)に日本放射線技術学会千葉支部の研究会として発足し、1997年(平成9年)からは日本放射線技術学会関東部会千葉地区会の研究会として活動してきました．2001年(平成13年)4月からは独立した研究会として活動しています．

第1回研究会は1985年(昭和60年)7月20日に開催し，その後年間2ないし3回のペースで，2020年4月までに76回の研究会を開催してきました．また，当研究会では研究会の開催だけでなく，県内数施設の被ばく線量測定（胸部、産婦人科領域、ポータブルなど）やアンケート調査を行うなど調査研究機能を併せ持つ研究会としても活動をしています．直近の成果としては，第69回研究会(2016年7月開催)で行った診断参考レベルに関するアンケート調査結果を論文としてまとめ，「本邦における診断参考レベル(Japan DRLs 2015)の認知度および運用状況に関するアンケート調査報告」を日本放射線技術学会雑誌に掲載しました．更に，第74回研究会(2019年1月開催)で行ったアンケート調査「小児X線CT検査の実態調査」の結果は，診断参考レベル(Japan DRLs 2020)の参考資料として使用されました．アンケート調査にご協力頂きました施設の皆様には，深く感謝申し上げます．

現在，研究会を年に2回開催をしています．研究会毎に「知りたいこと」，「学びたいこと」を優先してテーマを決め，マルチモダリティで撮影技術や診断及び治療方法等を参加者の皆さんと共に学んでいます．気軽にご参加いただける研究会ですので，是非一度「千葉撮影技術研究会」に足をお運びください．きっと，新しい発見があると思います．そして，気になることや疑問点などありましたら，お気軽に幹事にお声かけください．個性豊かな幹事が皆様のご質問にお答え致します．

私たちは，撮影技術を通じて多くの皆様と出会えることを大切にしながら，今後も研究会を企画，開催して参ります．

また，調査研究活動も継続していく予定でおりますので，その際はご協力のほどよろしくお願い致します．

千葉撮影技術研究会　会長　高木　卓