平成16年 課題研究
PCI 時の透視時間に影響を及ぼす因子の解析
千葉県循環器病センター 景山貴洋
今関雅晴
昭和大学病院 武 俊夫
中澤靖夫
NTT東日本関東病院 塚本篤子
若松 修
榊原記念病院 高梨 昇
公立大学法人横浜市立大学
附属市民総合医療センター 石川栄二
横浜市立大学医学部附属病院 千葉 弘
昭和大学横浜市北部病院 佐藤久弥
医療法人財団石心会狭山病院 大澤三和
今関雅晴
昭和大学病院 武 俊夫
中澤靖夫
NTT東日本関東病院 塚本篤子
若松 修
榊原記念病院 高梨 昇
公立大学法人横浜市立大学
附属市民総合医療センター 石川栄二
横浜市立大学医学部附属病院 千葉 弘
昭和大学横浜市北部病院 佐藤久弥
医療法人財団石心会狭山病院 大澤三和
1.目的
近年,冠インターベンション(percutaneous coronary intervention 以下 PCI)の発展は著し く,主にカテーテル,ガイドワイヤ,バルーンな どの改良,手技の向上,薬剤溶出性ステントの普 及によって適応範囲に大きな広がりを見せている. 一方では,長時間の透視が原因で放射線皮膚障 害が発生した事例も報告されるようになった1). 透視時間の長時間化はさまざまな原因で起こる と予想されることから,透視時間を詳細に調査す ることは放射線被ばくを低減する上で有意義であ ると考える.今回の研究の目的は,PCI 時の透視 時間の長時間化に影響を及ぼす因子を明らかにす ることであった.
近年,冠インターベンション(percutaneous coronary intervention 以下 PCI)の発展は著し く,主にカテーテル,ガイドワイヤ,バルーンな どの改良,手技の向上,薬剤溶出性ステントの普 及によって適応範囲に大きな広がりを見せている. 一方では,長時間の透視が原因で放射線皮膚障 害が発生した事例も報告されるようになった1). 透視時間の長時間化はさまざまな原因で起こる と予想されることから,透視時間を詳細に調査す ることは放射線被ばくを低減する上で有意義であ ると考える.今回の研究の目的は,PCI 時の透視 時間の長時間化に影響を及ぼす因子を明らかにす ることであった.
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