第4回循環器被曝低減技術セミナーが平成16年1月17日に東北大学医学部臨床講で
開催されました。57名の参加をいただき成功裏に終了することができました。

プログラム

セミナー報告

セミナー風景

プログラム

T 講 演  10:00〜11:00
      『 放射線被曝事故と放射線管理の変貌 』
          講師:東京大学医学部附属病院 放射線科 中川 恵一

      11:00〜12:00
         当院における被曝線量測定と被曝低減対策について
               講師:山梨大学医学部附属病院 放射線部 坂本  肇

U 講 義(循環器被曝低減技術セミナーテキストに沿った講義)
         13:00〜13:45
      『 症例、線量測定法

                山形大学医学部附属病院 放射線部 江口 陽一
         13:45〜14:30
      『 被検者の被曝低減

                 みやぎ県南中核病院 診療放射線科 佐藤 州彦
         14:30〜15:15
      『 術者・スタッフの被曝低減 』

                 山形大学医学部附属病院 放射線部 佐藤 俊光
          15:15〜16:00
      『 品質管理・法令 』

            東北大学医学部附属病院 放射線部 中田  充



第4回 循環器被曝低減技術セミナー 報告

4回循環器被曝低減技術セミナーが平成16年1月17日に東北大学医学部臨床講で開催されました。北日本はセミナー開催数日前から冬の嵐にみまわれ、当日の天候がたいへん心配されましたが、セミナー開催当日は晴天に恵まれました。東北地区で冬季期間の開催ということもあり、受講者の参加人数も気がかりでしたが、欠席者も少なく57名の参加をいただき成功裏に終了することができました。
 セミナーは、東北循環器撮影研究会の佐々木正寿会長の挨拶後、本セミナーでいつもお世話になっている東京大学医学部放射線科の中川恵一先生に『放射線被ばく事故と放射線管理の変貌』と題してご講演いただきました。いつもながら興味深いお話で、受講者の皆様のアンケートでもたいへん勉強になったとの意見が多くありました。
 山梨大学医学部附属病院放射線部の坂本肇氏には、『当院における被ばく線量測定と被ばく低減対策について』と題してご講演いただきました。膨大な測定データを解析されてお話された坂本氏の熱い講演には、受講者のみならず実行委員もノックアウトされました。
 講義は本年度から統一テキストが完成したことから、そのテキストに沿った講義を旧事務局メンバーで行いました。アンケートではまずまずの評価でしたが、実習を加えてほしいとの意見も見受けられ、今後、各地で開催されるセミナーでも検討すべき課題と感じました。

                                山形大学医学部附属病院 江口 陽一


セミナー風景  
                               
  
        会場風景                        講義風景

  
        中川先生講義                     坂本先生講義

 
                講師陣


実行委員名簿

梁川 功 東北大学病院
中田  充 東北大学病院
石屋 博樹 東北大学病院
佐藤 州彦 みやぎ県南中核病院
岡田 明男 山形大学医学部附属病院
佐藤 俊光 山形大学医学部附属病院
江口 陽一 山形大学医学部附属病院

  

 
        第4回 循環器被曝低減技術セミナー