少し拡大した室傍核の神経細胞群です。(Bodian染色)
第3脳室壁の直下にある室傍核細胞群。(HE染色)
左写真と同じ位置の視索上核細胞群(Bodian染色)
右上写真○内にある視索上核と呼ばれる神経細胞群。
(HE染色)
左写真の左からから見た視床下部の横断面です。真ん中の
大きな隙間は第3脳室でその左右にある□の枠内が室傍核
(np)。○内が視索上核叉(ns)。下垂体後葉ホルモンはこれら
の神経細胞で生成され下垂体漏斗(inf)を流れて後葉に達しま
す。(HE染色)
to
inf
ns
ns
np
np
下垂体後葉は神経発生です。視床下部の視索上核●室傍核●の神経細胞群から神経分泌が行われ下垂体の後葉に達します。視交叉(to)断面と下垂体漏斗(inf)の位置関係については視床と視床下部にもあります。下垂体漏斗は神経組織で軟膜と血管に包まれます。後葉は神経組織そのものです。
ns
to
np
inf
神経分泌
左写真の模式図。視索上核と室傍核の神経細胞は神経分泌を行います。分泌物はバゾプレシンとオキシトシンで、前者は抗利尿ホルモンと血圧上昇作用を、後者は子宮筋収縮と乳腺筋上皮細胞に働き射乳に関わります。神経細胞の粗面小胞体で作られた分泌物は軸索の神経細管を分泌顆粒の状態で流れます。後葉に達した分泌顆粒は後葉内の血管に放出されます。
下垂体後葉
下垂体前葉
軸索流
室傍核の神経細胞
視索上核の
神経細胞
視索交叉
漏斗
隆起部
後葉
前葉
軸索流
実際の下垂体を横から見ています。前葉は分泌細胞の分泌による腺性下垂体ですが、後葉は視床下部の神経細胞からの神経性分泌によるもので、後葉には固有の分泌細胞はありません。(HE染色)
乳頭体