肺アスペルギルス症のgrocott染色です。気管支壁を浸襲した菌糸が周囲の肺組織に浸襲していく様子が見られます。
カリニ肺炎のgrocott染色です。HE染色では肺胞中に好酸
性浸出物質が見られますが(grocott染色では緑色)その中
にカリニ原虫の嚢子が黒く血球のように染まってきます。カリ
ニ原虫は真菌の仲間であろうと言われており、真菌を染め
るgrocott染色は有力な染色法です。
左の拡大写真です。アスペルギルスの菌糸はY字上に分枝し、隔壁があります。(grocott染色)
右上の拡大写真です。カリニ嚢子は黒く染まった血球のよう
な形態を見せています。(grocott染色)
カリニ肺炎の肺胞内に浸出物が赤く染まっています。この浸
出物の中にカリニ嚢子があります。(HE染色)
肺真菌症
肺クリプトコッカス症の感染患者の肺です。肺に肉芽腫を形
成します。菌体は円形で充実性、空胞状と見られ、発芽して
いる形態も見られます。(HE染色)
真菌症に共通して真菌類はPAS陽性です。このクリプトコッ
カスの菌体も赤く染まってきます。(PAS染色)
クリプトコッカス菌体のグロコット染色では黒く染まってきます。
(grocott染色)