結合組織線維
生体で一番多いのが結合組織線維の膠原線維(col)です。写真は皮膚真皮の膠原線維に混ざる弾性線維(el)です。
(EVG染色)
心筋線維(myc)間に見られる赤い膠原線維(col)と黒い細線維が弾性線維(el)。心筋線維間には毛細血管(cap)が豊富でその外膜を膠原線維が包みます。これらの線維を作るのが線維芽細胞(fib)です。心筋線維の中に細胞核(nuc)が見られます。(EVG染色)
大動脈中膜の黒い横走する弾性線維ですが、実際は膜状構造をとり、弾性版と呼ばれます。弾性線維に接して走る赤い線維が膠原線維で黄色が平滑筋細胞です。(EVG染色)
舌筋層(骨格筋)中に見られた弾性線維はEVG染色では黒い線維として染色される。黄色は筋肉。(EVG染色)
心筋線維(myc)を包む黒い細網線維です。細網線維は膠原線維の一種でV型に分類される細い線維です。細胞間に入り込み、網工をつくって細胞を外から支えます。(渡辺鍍銀法)
肝硬変は組織の改築と破壊を伴う形態が見られます。線維の増生が強くグリソン(小葉間結合組織)と中心静脈とのブリッジングが見られます。膠原線維が中心となる線維化は細網線維の増生も強いことが分かります。茶色が膠原線維で黒い細線維が細網線維です。(渡辺鍍銀法)