第46回日本胸腺研究会の開催にあたって
この度、第46回日本胸腺研究会を大阪にて開催させていただくこととなりました。伝統ある本研究会の会長にご推挙いただきましたこと、心より御礼申し上げます。
大阪大学関連では、正岡昭先生、門田康正先生、藤井義敬先生、奥村明之進先生、そして井上匡美先生といった、我が国の胸腺研究を牽引されてきた諸先生方が本研究会を主宰されてまいりました。その系譜の中で、あらためて大阪の地で開催させていただくことは、奥村先生に次いで2回目となり、その重責に身の引き締まる思いでおります。大阪大学に連綿と受け継がれてきた胸腺研究の伝統を踏まえつつ、新たな時代へと発展させる契機としたいと考えております。
胸腺研究は、体がどのように自己を認識し、異物を排除するのという免疫学の根源的な問いに挑む学問であると同時に、老化、免疫不全、難治性疾患といった現代医療の重要課題の克服につながる可能性を秘めた、極めてダイナミックな研究領域です。また、胸腺腫・胸腺癌をはじめとする胸腺上皮性腫瘍は、腫瘍学・治療学の観点からも依然として議論の尽きない重要なテーマです。外科領域においては、低侵襲アプローチの進歩から拡大手術の適応検討に至るまで治療戦略は進化を続けており、薬物療法の発展や腫瘍免疫機構の解明も相まって、集学的治療は新たな局面を迎えています。基礎研究と臨床研究が相互に刺激し合いながら発展してきた点こそ、本分野の大きな魅力といえます。
本研究会は、大阪大学中之島センターを会場とし、朝から夕方までの1日集中開催、現地一会場形式で実施する予定です。全国より多くの皆様に大阪へお集まりいただき、活発な議論を通じて最新の知見を共有し、基礎と臨床のさらなる融合を図る場となることを願っております。
胸腺研究のさらなる発展のために、多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。何卒よろしくお願い申し上げます。

会長 新谷 康
会告
第46回日本胸腺研究会| 会 長: | 新谷 康 (大阪大学 呼吸器外科) |
| 会 期: | 令和9年2月13日(土) |
| 会 場: | 大阪大学中之島センター 〒530-0005 大阪市北区中之島4丁目3‐53 |
第46回日本胸腺研究会事務局
大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器外科学
住 所:〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2-L5
担当者:木村 亨
E-mail:kimura@thoracic.med.osaka-u.ac.jp
TEL:06-6879-3152 FAX:06-6879-3164
