インフルエンザの伝播に関する学生の接触行動の研究

Last modified: Thu, 07 Apr 2011 12:52:40 +0900

質問紙返却のお願い

途中までしか回答していなくても、大切なデータとなりますので、ぜひとも返却してください。学校指定の日時を過ぎてしまった場合でも、返却できるだけ返却してくださりますと大変助かります。

調査概要

2009年に新型インフルエンザが発生し、その感染の広がりを抑えることができず、パンデミックに至りました。この研究は、新型インフルエンザのような学生の間で広がりやすい感染症が、いったいどのように拡大していくのか予測するための基礎データを収集するものです。下記の概要をよくお読みいただき、ご協力いただきたく用お願いいたします。

調査の目的

新型インフルエンザに限らずインフルエンザは、学生の間で感染が広がり易いことが知られ、学校が流行の中心(エピセンター)となっていることが指摘されています。このような感染症の被害を最小限に食い止めるためには、その広がり方(伝播)を予測することが大切です。その重要な課題として、学校における伝播の様子の調査が挙げられています。

伝播の予測にはコンピュータを用いて数学的に行う方法(数理モデルの利用)が有効です。しかし、この数理モデルに必要な「感染に関係するヒトの行動」についてのデータはここ宮崎では十分に調査されていません。「感染に関係するヒトの行動」が感染症の広がり方に与える影響は大きく、より正確な予測を行うためには、その地域における「感染に関係するヒトの行動」の詳細なデータが不可欠となります。

そこで我々は、宮崎県清武町で行った事前調査を踏まえ、エピセンターとなる学校で多くの時間を過ごす学生を対象に、「感染に関係するヒトの接触行動」の調査を行い、学内での行動の様子を調べ、流行の予測のための数理モデルで用いることが可能な基礎データを収集することを目的として、本研究を計画しました。

個人情報の取り扱い

この研究の質問紙で得られた情報には個人を特定する情報はありませんので、この情報によって個人が不利益を被ることはありません。また、皆様からの回答は厳重に管理いたしますので、万が一個人情報を記入してしまっても情報が漏洩する心配はありませんのでご安心ください。

研究への同意と協力辞退について

質問紙に回答することでこの調査への参加を同意したものと判断いたします。また、調査への協力を辞退する場合は、質問紙に回答せず、そのまま破棄してください。この調査には、個人を特定できる情報を記入する欄はありませんし、収集するつもりもありません。くれぐれも欄外に住所や氏名を記入されないようにしてください。一度回答を返却した後では、個人を特定できないため、協力の辞退はできませんのであらかじめご理解ください。

この調査に参加することでの利益および不利益

この調査に参加することでの利益はありませんが、今後インフルエンザが流行した場合の備えとして、重要な情報を提供できるようになるかもしれません。また参加することでの費用負担等の不利益は全くありません。

この調査に関するご質問

この調査について質問等がありましたら以下にご連絡下さい。またこの調査の結果はこのウェブサイトにて随時公開する予定です。興味のある方はご覧下さい。

長崎県立大学看護栄養学部栄養健康学科
講師 竹内昌平
TEL: 095-813-5217