ストレス・チェック


 これまでわれわれはストレス病患者の受けるストレスについてアンケートを作成し,検討してきました。そのなかで,ストレスとなりうる生活上の同じ出来事でも,個人の性質によってストレスの受ける大きさは大きく異なることが考えられ,ストレスの質,量だけでなく,ストレスを受容する個人の性質を評価する必要があるという結論に至りました。
 そこで,ストレスとの関連が報告されているタイプA行動特性,自己抑制行動特性,逃避行動特性に着目し,一般企業の社員とストレス病のひとつであるメニエール病患者に対しアンケート調査を行いました。その結果は,一般の健康者とメニエール病患者では明らかに異なり,メニエール病患者はこれらのストレス行動特性を持つことが明らかになったのです。
 さらにストレスは気分転換などで和らげることが可能であることから,ストレスを緩和する因子についても評価しました。まとめると,我々の受けるストレスは,以下の式で模式的に示すことができます。


 つまり,ストレス源とストレス行動特性が多く,ストレス緩和因子が少ないと,よりストレスを受けることになり,ストレス病の危険が増加します。この結果は,既に各学会で公表されていますが,数年前からはweb上でも利用できるようにしてみました。


ストレスチェック・アンケートは以下の5部構成となっています。

A.ストレス行動特性(ストレスを受けやすい性質を持つかどうかを判定します)
B.ストレス源(ストレスを受けやすい出来事が周囲に起こっているかどうか評価します)
C.ストレス緩和因子(周囲の状況がストレスを軽減できるかどうかを評価します)
D.眼鏡・コンタクトレンズの使用状況(眼を通じたストレスについて評価を試みます)
E.自律神経に関係する身体症状(結果には影響しませんが,身体症状についてお訊ねします)

順番にA〜Eの5つの質問に答えて頂きます。(推定所要時間およそ10分)最後まで,御回答いただきますと,各項目についての判定結果が表示されます。
では下の【チェック開始】をクリックして始めて下さい。


【チェック開始】




今回は,このチェックを数年ぶりにリニューアルし,一度のチェックで,ストレスに関する3つの要素を判定できるように改良いたしました。回答頂いた結果は,ストレス・チェックの今後の改良のため利用させて頂くことがあります。何卒,御協力をお願い申し上げます。