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食べ物 アーカイブ

2008年05月04日

あさごはん

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私にとってシナモンロールは
朝食のイメージ。
中学生の時、
その名を耳にしていたものの、
実物を見ることも、
食べることもないまま、
18歳になった。


私が初めてシナモンロールを食べたのは、
アメリカでシカゴからデトロイトに向かうAmtrackだった。

朝6時に起きて、Host fatherに見送られて乗り込んだAmtrack。
ひとりぼっちになって、心細い気持ちを抱えていたけれど、
おなかは正直だった。

食堂車に移動して、並んでいるアルファベットを必死で読む。
そのなかで、目に留まったのがあの「cinnamon roll」。

注文するのも、お金を出すのも、みんな緊張した。
白髪まじりのめがねのおじさんが温めてくれた。

それを受け取り、
赤いチェックのシートがかけられたテーブル席につく。

シナモンのにおいが食欲をそそる。
黄色の紙箱のふたを開ける。
フォークをいれて、口に運ぶ。

甘い。おいしい。
異国の地で、はじめてひとり食べるごはん。
横でアフリカン・アメリカンの女の子が
お母さんとおしゃべりしながら
ごはんを食べてるのを見つめる。


シナモンロールを食べると、
その日のことを、いつも思い出す。

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