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2006年12月 アーカイブ

2006年12月07日

それでこそ

つい最近まで赤々と木を彩っていたもみじが、
今や茶色になって、からからに乾いて、地面で踏みにじられて、
粉々になっている。

その身は土に還り、来年の葉の栄養になる。
と考えれば、その落ち葉も寂しくないかな。

でも、この粉々の茶色を、
来年美しい紅葉を見ながら想う人なんて、いないんだろうな。


理想主義と現実主義が際限なくせめぎあう。

小説には必ず結末があるけれど、
私の生活には私が想う限り結末は来ない。
だから落としどころを見つけても、
結局翌日にはまた再燃して、沸騰する。


それをかき消したくてジョギングに出かけたら、
無意識に落ち葉を踏んでいる自分に気付いてしまい、
落ち込む。


いいことばっか あるわけないよ それでこそmy life かぁ。

2006年12月08日

力を込めて

アメリカでの別れは寂しい気持ちでいっぱいだった。
会ってそんなに長くないのに、
とっても心に残る人たちばかりだった。


でも正直なところ、何度か経験した別れ際のhugたちは、
そんな悲しさの一方で、幸せを感じる時間でもあった。

Dr.ThorntonもDr.HunsakerもBethもMattもMindyもJimさんも力強いhugをくれて、
ぎゅっと私に力が伝わってきた。
だからこそ別れはより一層物寂しくなるのだけど、

でも、幸せ。


だから時折、あの別れの時間をふと思い出すと、
温かな気持ちと柔らかな自信が湧いてくる気がする。

2006年12月27日

思いがけず

上弦の月が南中するのに見とれながら、駅へ向かい、中央線に乗り込む。
今日は新宿駅で途中下車。
新宿エルタワーにあるニコンサロンで開かれている写真展が目的地。

「人間列車」と名付けられたその写真展は、
公共の場でありながら、各々が自分の世界に浸って時間を過ごす、
電車のそういった特殊性に焦点を当てたもの。

http://www.tokyoartbeat.com/event/2006/3540

人が好きだから、興味があった。


18時半頃ビルに着いた。
中は会社勤めのサラリーマン達が帰り始め、夜に向かって静けさを増していた。
エレベーターに乗り込み、28階へ。
お正月を意識してか、BGMはお琴。


「ポーン」という到着音と共に28階でエレベータのドアが開く。
それに合わせて階の表示に向けていた視線をドアの方向に向けた。


night viewすると、
新宿の夜の街が鮮やかに映し出された。
それは待ちに待った演劇の幕が開いたかのような興奮。

キラキラと、思い思いに光るあかり。
そのあまりの綺麗さに息をのみ、
そのにくすぎる演出に心が躍った。
 

2006年12月28日

雨模様

12月の24時間降水量としては、観測史上最多だったという12月26日の雨。


勉強に勤しむ傍ら、友人ふたりにちょっとした用事でメールを送信。
音を立てて降る雨を窓から眺め、
「あいにくの雨ですね」と一言付け加えた。


一人から返信が届く。

「地味に雨は好きなんだよね。雨の街、傘の彩り。」

晴れた空が大好きな私にとって意外な返事であり、
でもそういう感性はとても素敵だと思った。
その目で見ると、雨の日も捨てたもんじゃないな。


もう一人からも、返信が届いた。

「雨ですね。暖房に守られて見ている分には好きなのですが。」

この人も雨が好きなんだ。
私が当たり前のように書いた「あいにく」は、
そうでもないらしい。


違ったからこそ知ることのできた新たな魅力。
違うということは、寂しいばかりじゃないみたい。

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