ドアハンドルの取り外し
ドアパネルの塗装時にはマスキング処理ではなく、ドアハンドルは取り外して塗装すると完璧です。
ドアの内張りを完全に外します。取り外しのページを参照して下さい。
ブチルゴムを剥がして防振シートをめくります。また、ウインドウを全部あげます。
10mmのロングボックスでハンドルを固定しているボルトを裏から抜きます。
ボルトを落とさないように注意して下さい。(落とした場合はマグネットで拾えます)
これでドアハンドルが手前に引けるようになります。
画像の隙間から手をつっこんで、ロッドとドアハンドルのロックを外します。
画像をよくみて外してください。キーシリンダーと、ドアノブと、ロッドが2本あります。
ロッドにプラスチックのカバーをはめ込むかたちになっています。
このロッドを引っ張るとドアが開いたり、鍵が開いたりする仕組みですね。
防犯上の注意を喚起する意味で、敢えてこの画像を掲載することにしました。
お気づきの通り、車外からこのロッドを操作することは簡単で、盗難の手口の一つになっています。
キーレスエントリーしか使わない方は、キーシリンダー用のロッドを(根元から)抜くことで
一種のセキュリティになります。もちろん、窓を割られてしまえば終わりですが。
ドアハンドルをスムージングする時には両方抜いてしまいます。
ロッドが外れれば、ドアハンドルは外れます。
ウェザーストリップも外せば、ドアパネルの塗装は完璧ですね。