部品の塗装

部品の塗装はなかなか難しいもので、僕も今までに数え切れない失敗をしてきました。
ここでは、ミラーカバーを例に缶スプレーでの艶出し塗装を紹介します。
塗装する製品です。素材はABS(?)ですが、FRPでも鉄板でも手順は同じです。

600番程度のサンドペーパーで水研ぎして、塗装の接着性をよくしておきます。(いわゆる足付け)
100番ぐらいの粗さでは磨き傷が残りますので、番手をあげて仕上げましょう。
中性洗剤でよく洗ってから、シンナーやアセトンで拭いて脂分を取り除きます。(いわゆる脱脂)
細かい部品を塗るときは空き缶に固定しておくと便利です。
塗装するスペースは無風でホコリの無い室内がベストですが、屋外でもなんとかなります。
サーフェーサーから吹きます。缶スプレーはお湯につけて温度を保つようにします。

サーフェーサは速乾性ですが、それでも3回程度にわけて吹きます。あせらず丸一日は乾燥させます。
乾燥したら、表面をならす程度に600番のサンドペーパーで軽く水研ぎしてから、脱脂します。

カラーのスプレーです。やはりお湯につけながら数回にわけて塗ります。
このように、表面がぬれて艶が出たところがベストです。これ以上吹くと垂れますし、これ以前では凹凸が残ります。
最低1日、できれば3日は乾燥させます。
乾燥したら表面を1000番のサンドペーパーで水研ぎします。画像のように表面の凹凸を少しずつならしていきます。
サフェが出てきたらあきらめてもう一度やりなおしましょう。なお、ここまでうまく吹けていればこの工程は省略できます。

クリアを同様に3回程度にわけて吹きます。
うまく吹ければ、磨かなくても良いぐらいに艶が出ます。
艶がいまいちの時は2000番のサンドペーパーからはじめて、粗めのコンパウンド、細かいコンパウンド、
最後に液体コンパウンドで磨きこみましょう。

とにかく乾燥に時間をかけるのがコツです。
缶スプレーの吹き方は練習あるのみですが、温度さえ下げなければうまくいくはずです。

エアロやオールペンは難しいですが、ウーファーボックスぐらいはこの方法で十分です。