ごあいさつ

日本レチノイド研究会は、1989年に国立がんセンターで開催されたシンポジウム「レチノイドとがん」を起点としています。
1989年は、レチノイドの核内受容体の発見や、発生におけるレチノイドの重要な役割が見いだされた直後であり、それから年1回のシンポジウムが開催され、1994年に研究会として発足しました。以後、核内受容体に関する研究の進展とともに、様々な構造や活性に特徴を持つ化合物が創製され、また、新たな疾患領域へのレチノイド療法の有用性が指摘される等、いまでも、基礎及び医療応用におけるレチノイド研究が活発に行われています。
一方、レチノイド研究に関しては、JSPS拠点形成事業「難治疾患に対する分子標的薬創製のための国際共同研究拠点の構築」(2013〜2017年度、代表校:東京医科歯科大学)を基盤として、国際交流や若手人材育成を図ってきました。プログラム終了後は、本研究会を中心に、次世代に向けたレチノイドの国際共同研究、医薬展開の推進を行うとともに、若手研究者の活躍も期待されます。
来年2019年は、最初のシンポジウムが開催されて30年目の節目の年となります。2019年秋の学術集会では、レチノイドおよび核内受容体に関する、これまでの研究をふり変えるとともに、更なる展開を考えていきたいと考えております。 本会会員を始めとするレチノイド、核内受容体研究に携わる皆様の、一層のご支援をお願いする次第です。

日本レチノイド研究会
会長
影近 弘之

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