笑顔。(^_^)
先日、富*市内のある高校へ行って、リハビリテーションに携わる職種の仕事ということで、出前講座に行ってきました。その時のある生徒さんのことをお話します。
理*療法士や作*療法士は体のことを学んで、病気や障害のある方の日常の動作や運動が出来るように手助けする仕事です。そして、人間の活動は殆どが筋肉によって行われていて、こうやって話すことも肺の筋肉や声帯の筋肉、口の筋肉で話をしているわけです。笑ったり、泣いたりするのも筋肉の働きなんですよ・・・。と話して実際に立ち上がり、歩行動作を行ってもらいました。
50分の講義が終わってから、一人の女の子が質問に来ました。
「私は笑っていても笑顔にならないんです。どうしてでしょう。」と少しアトピーがあろうかと思われる、しかし極普通の女の子が話してきました。「笑ってみて」というと少しはにかみながらも笑顔が見えました。「どうしてそう思うの?」と聞くと「将来、福祉の仕事に就きたいと考えているのだけど、大丈夫かと思う。」とのこと。
芸能人などは、鏡をみてフェイストレーニングをしたり、顔の筋肉のストレッチング、マッサージを行い表現力をつけるトレーニングをしています。時々鏡を見て顔の表情をいろいろ変えてみたり、部屋にミニーマウスの絵を貼り付けてにらめっこして、同じ顔になるようにイメージするとか・・・
また、日ごろから、いろんなことに目を向けて、感動する気持ちを持つことが大事だよと云ってあげました。
私は高校2年生からそんな質問が出たことに驚きました。(@o@)
そして、その後で思ったのだけど、そんな風に夢をもって、この「仕事に就こう」と思うのであれば、自然とそのような顔つきになるだろうし、そう思うこと自体が”美しい”と思いました。
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