2022年01月02 日
新年のご挨拶
この1年間、COVID-19の流行波に翻弄される日々を過ごされていたかと思います。
川崎病の全国調査では、2019〜2020年の患者数が過去最高を記録した前回調査(2017〜2018)に比べ大幅な減少が報告されました。小児リウマチ性疾患の患者数についても同様の傾向があることが欧米では報告されていますが、本邦では、2021年下半期には少し増加に転じているように感じられます。
本学会は2022年より新しい事務局でスタートすることとなりました。今後、委員会の組織構成を含め、理事長の所信表明に従い、諸活動を推進していく所存です。
急速に普及したオンラインコミュニケーションツールは国内外の隔たりを縮める意味での貢献度は高く、小児リウマチ性疾患に携わる様々な立場のみなさまに学究や活躍の自由度をもたらすものと期待しております。
みなさまの期待に添える、より活性化した組織となるよう努めてまいります。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
日本小児リウマチ学会理事長
宮前多佳子